転職前夜:転職市場での自分の価値を測る方法が2つあります【現役公務員の民間転職】
こんにちは、公務員専門で転職サポートをしている山本です。
今回も現役公務員で民間企業への転職を検討している方に、民間転職のリアルをお伝えします。
これから転職活動を始めようと思うけど、実際のところ自分はどういう評価を受けるんだろう?書類選考とか面接に臨む前に知っておく方法はあるのかな?
上記の不安を、これまで公務員の転職支援をしてきた経験から解消していきます。
【執筆者 経歴】
慶應義塾大学卒業後、新卒でデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社。
2年で独立しコンサルティング事業、教育事業を興した後に、公務員専門のキャリアアドバイザー事業を開始。
コンサルティングスキルを応用した独自の手法で、公務員から上場企業への転職を実現。
市場価値を測る方法①スカウトサービスに登録する
結論として、ダイレクトリクルーティング(スカウトサービス)に登録することで自分の市場価値を推し測ることができます。
ダイレクトリクルーティングとは、一言で言えば「企業側から面接のオファーが直接来る」というサービスです。
企業側としては「ぜひ面接したい!」という候補者にしかメッセージを送りません。
つまり、スカウトが来るということは一定の市場価値があることになります。
ただしダイレクトリクルーティングでは「企業は候補者の職務経歴書しか見れない」という制約があるので、極めて表面的なところで判断されていることには注意をしてください
実際のところ、わかりやすい実績を示せない公務員はどうしてもスカウトが少なくなる傾向があります。
とはいえダイレクトリクルーティングの利用は完全に無料ですので、自分の転職市場での価値を測るために利用するのもアリです
なお、おすすめのダイレクトリクルーティングは以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
https://ps-carrer.com/2024/01/03/dr/
市場価値を測る方法②転職エージェントの反応をよく見る
先述の通りダイレクトリクルーティングには「表面的なところで判断されてしまう」というデメリットがあります。職務経歴以外の魅力は見てもらえません。
そこで「職務経歴以外の要素も含めた、総合的な評価が知りたい!」という人には、転職エージェントに会ってみることを強くおすすめします。
ちょっとシビアな話ですが、転職エージェント側には「転職が決まりそうな、魅力的な人をサポートしたい」という事情があるので、転職エージェントの態度で自分の市場価値を察することができます
公務員の場合は塩対応から始まる場合が多いのですが、もしあなたに魅力があれば反応が劇的によくなります。
具体的にはどんどん求人を紹介してくれますし、面談の機会も多く設けてくれます。
逆に言えば「面談の案内が全然来ない」や「求人があまり送られてこない」という塩対応が続くようであれば、あなたの転職市場での価値が低い可能性が高いです。
傷つく可能性もあるので勇気が必要かもしれませんが、書類選考や面接対策を進める上でこの過程が必ずプラスになります。
なお、おすすめの転職エージェントは以下の記事で紹介しています。あわせてご参考ください。
https://ps-carrer.com/2023/10/12/argent/
ここまで「転職市場での自分の価値を測る2つの方法」を解説してきました。
自分の価値を知るのは怖い!という人もいるかと思いますが、自分の立ち位置を知らずに転職活動をスタートすると効率が悪いです。
現実的には公務員の市場価値はなかなか評価されづらい傾向にあります。
書類の書き方や面接でのアピール方法なども詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。
では、今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?