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ハマの拳魂道物語(第1ラウンド)3

ジムに入会して同じ事を繰り返し繰り返し行って一月半位で会長がそろそろアマチュアの試合やるか的な事を僕と弟、二人に言い出したんですが、やってる事は同じ何が変化したのかは正直自分達でも多分わかってなかったかもしれませ!



でも、学生はその言葉だけで何かすごくやる気になるんですよね!
何か強くなった気になる!!
ただ、結局言ってただけで試合は全くなかったですが 笑


ホントに出そうと思ってたけど忘れていたのか、ただやる気をさらに出すために言ったのか正直いまだにわかってません。



会長はこういう事が年齢的なのかわざとなのかはわかりませんがよくあることと、後に先輩会員さんから聞くことになります 笑



その後も黙々と教わっていた事をやったり、ナリと二人で試行錯誤しながら練習したりしていたら会長が試合に出したと思っているのか、プロテスト、プロボクサーの話しをしたりと内容が全然見えない会話をされながら月日だけが過ぎて行きます。



3カ月、4カ月、5カ月と月日だけがドンドン立って行き、ジムではようやくマスボクシングやスパーリングをやらせてもらうようにはなってはいるけど会長は試合出す出すと言いながら結局一回もなかったですね!


そうやって月日が立つということは高校2年頃に始めたのでいつの間にか3年生になっていました。


プロテストやるぞやるぞと言われて、「高校卒業したのか?」お決まりの質問で、「高校生です」と毎回話していても忘れているのか、ならまだダメだなと全く話しが進まずに兄弟そろって首をかしげながら練習していました。



毎日毎日、学校、練習、バイトとひたすらに走ってきて繰り返す日にちの中でジムに入会してきたと思ったら、すぐいなくなっていたりと「こんなに続かないものなのか」と思う反面そりゃそうだよな「何も教えてくれないもんな」と思う自分がいました。


時間と日にちは間違いなく過ぎて行く、学生ながら何か途方もない儚さを直面していたような気がします。


最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!次回も楽しんで、次が気になると思って頂けるように記事を書いて行きますので、スキ・コメント・フォロー頂けますと、とても嬉しいです。

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