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インターナルブランディング 〜組織を強くするブランド〜

インターナルブランディングという言葉、聞いたことがありますか?
私の経営する会社が、最も力を入れてきて得意としているブランディングサービスの領域は、このインターナルブランディングです。

なぜ、インターナルブランディングなのか?

ブランドを提供している企業(関係者)内部にアイデンティティを浸透させ、ブランド発信を一貫させることでブランドを強化するといったことを、インターナルブランディングでは行っていきます。
当社は、創業当初、組織活性、組織リストラクチャリングを中心にサポートしていました。そのため、ブランディングのアプローチもインターナル部分に注力してきたという特徴があります。
創業5年目くらいからベンチャー、スタートアップ支援に注力してきましたが、結果的にこれが良かったと思っています。もちろん発信する表現(エクスターナル部分)のブランディングは大切ですが、ベンチャー、スタートアップには仲間集め(採用、支援者、ファイナンス先等)において、インターナルブランディングがとても価値がでてくるからです。

会社ボードメンバー、セクションリーダーが強い理念を共有していることは当然ですが、顧客と接している「接点」となるメンバー、CS、開発メンバーまで、そのブランドイズムを浸透できるかは、企業成長においてとても大切です。

インターナルブランディングの強い企業は、スタッフの判断基準が明確となっているので、行動にブレも減り、マネジメントコストの削減、離職率の低下にもつながります。

インターナルブランディングで大切な、ポイント

1. 共通言語化
自社で利用する共通言語を、改めて定義することです。
言葉には、意志が反映されます。メンバーが同じ言語を、同じ意味合いで利用できるようになると、かなり意思疎通も良くなります。
あえて定義することで、メンバーがさらに意識するようになります。

2. ビックビジョン
中長期の会社としてのビジョンです。
スタートアップなので、事業モデルはピボットをすることが多くあります。でも、ピボットするには軸足が必要です。
ビックビジョンは、この軸足になります。

3. 浸透ミーティング
継続するには、仕組みが必要です。
多くあるのは、かなり時間をかけて定義、ステートメントを創り上げたけど内部に浸透させる仕組みを入れ込めず、気付いたら、
「絵に描いた餅」。
始めるより、継続させることは仕組みで取り組むことが必要とされます。

浸透した強いインターナルブランドを構築するには、必須の考え方です。
導入しやすいポイントをまとめてみたので、試してみてください。

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