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ぼやき#2

フィクションを生業にしている人は
かっこいいという会話をしていて思い出した




【ヘンリー・ダーガー】




前に一度だけ会った人に見せてもらった
ダーガーの『非現実の王国で』
話をした内容はまったく覚えていないのだけど、その人が言っていた
『空想だけが本当の逃げ場』という言葉が何年か経った今でも
その時の風景と声と一緒に頭のなかにずっと残っている




その時は何を言ってるのか
さっぱりわからなくて
不気味な絵の本をみせられたけど不思議と
心は落ち着いていて





ダーガーはトラウマなど世の中から遮断され
40年間も誰にも言わずに創作活動をしていたそう




思ってみるとフィクションこそ空想で
絵・本・映画・写真・音楽などは
だれかが逃げ場を求めて
行き着いた果てに作られたフィクションの
ような気がしている




日常的に非日常という言葉が使われるように
人間みな空想(逃げ場)求めながら生きているのかなと
非日常もきっとニアフィクション




ダーガーを教えてくれた人は
大切そうに抱える本とともに
このことを伝えたかったのかなとぼんやり




ドイツ人の映画監督が言ってた言葉で
『フィクションにはドキュメント(現実←勝手に解釈)が必要で
 ドキュメントにはフィクションが必要』
と言っている人がいた




そもそも生きてるって感覚もなければ
死んでいる感覚もないけど
みなさまが作ってくれた
逃げ場に助けられながら
空想と現実の微妙な隙間に飛び込みたい




現実は孤独
孤独が現実なら
世の中を笑顔で立っていたい
そこに意味はなくても
きっといいフィクションに会えると
祈り続けながら
いつか自分の作り出した
空想なんかが誰かの逃げ場になればとか
ほんの少しのエゴも忘れずに持って
おやすみとおはようのループを




全てのフィクションに関わる方たちに
感謝と尊敬!!!!!





ちなみに今年はうるう年らしい
小さいころからずっとかっこいい
と思ってた!
世界のロスタイム取り戻そう!!!!
あがる!!!!!





深夜テンション





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