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大人の色として身につけるピンク

pink = 甘さや若さ、幸福感。
ベビーでイノセントな色のかわいさは
もう充分に知っているはず。

大人になったいま、あらためて身につけたい
「かわいいだけじゃない」ピンクの魅力。


pink 01 Classical

年相応は老けじゃない。

歳を重ねるごとにちゃんと身に付けていたい「落ち着き感」。
強さと柔らかさ、遊び心と気配り、とか。
一見相反しているものにこそ、バランスは感覚良くいたいから。

M.A.C( マック )
サテンリップスティック “レトロ”

優しさと落ち着き感が同居する、ブラウンピンク。
ピンクだけでは揺らいでしまう軽やかさに、ちゃんと足をつけさせてくれるようなブラウンの深み

重厚さと温もりを備えたブラウンに頼って、背伸びをしはじめた気持ちに近づくように。



pink 02 Secret

「女は秘密を着飾って美しくなるのよ」

このセリフ、知ってる?
幼いながらに漠然と魅力的に感じたこの言葉、今なら少しわかる気がする。
( 『 A secret makes a woman woman. 』
「名探偵コナン」ベルモットのセリフです )

Celvoke
( セルヴォーク )
エンスロールグロス 06 “オールドライラック”

シックなベージュと熱っぽいブラウンレッドが混ざり合ったピンク。
慎ましい色の中に潜んだパールの気配。
近付いて、よく見つめなきゃ気付かないほどの小さなきらめき。

繊細な光の瞬きは、秘めてこそ美しいのかもしれない。


Celvoke
( セルヴォーク )
ディグニファイドリップス 16 “ガーネット“

澄んだ色づきが、古くから愛されてきたあの宝石の投影ようなリップ。
みずみずしい発色が、色のもつ深みをより奥ゆきのあるものに。

深みの秘密は、深紅の底に滲むかすかな紫。



pink 03 Brilliant

乙女心は忘れたくない。

落ち着きも余裕も身につけたら、あらためて挑戦したいのは「潔いピンク」。
かわいいものを素直にかわいいと言える少女のマインドは、いまだからこそ必要なもの。

CHANEL
( シャネル )
ルージュアリュールドインクフュージョン
822 “ ディープピンク ”

ひらり、ひとひら、アザレアピンク。
視界に飛び込んでくるような鮮やかな色み。

わかりやすく注目させちゃう大胆なピンクを下品にさせないのは、大人の特権かもしれない。




pink 04 Sensual

大人だからこそ出せる色気ってあると思うの。

わかりやすい露出やボディタッチとかじゃなくて、姿勢の美しさや知性、少しの秘密とか、自分の意志をしっかり伝えられたりだとか。

酸いも甘いも飲み込んで、まるごと味わう。
余裕には色気に直結するでしょ。

Charlotte Tilbury
( シャーロット ティルブリー )
ラグュアリーパレット “ピロートーク”

ゆっくり流れる朧げな淡い時間のような。
まろやかなローズの優しい移ろい。
艶っぽい名前がまた、想像力をかきたてる。

サテン・マット・シマー。
異なる質感が揃っていて、どんなシーンもこなす4色。

何色にも合わせられそうな包容力を持ちつつも
芯のブレない存在感や基軸になる色。
「しなやかさ」と「凛とした強さ」を感じる淑女的パレット。



pink 05 Ennui

優柔不断とかネガティブは負に捉えられがちだけど。

憂いのある女性は美しい。
キモチの移ろい、日々の波、どっちつかずの自分とか。
そういう曖昧なものが染み込んだ心は、ちゃんと美しいと思う。

ETUDE HOUSE
( エチュードハウス )
ルックアットマイアイジュエル
PK006 “レッドシルバー”

見るたび新しい色に気付くような、神秘的なシルバーとブルーの輝きのバリエーション。

幸も憂いも魅力として纏っちゃえば。
って少し強気くらいで丁度いいんじゃないかな。




今だからこそあらためて知る、
「かわいいだけじゃない」ピンクの魅力。

PINK IS FOR ME/Woman
『大人の色として身につけたいピンク』

青木 由宇( Twitter

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