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『BLUE GIANT』観て滝のように泣き、家路につく

ブルージャイアント見た。

音がよく聞こえる上映みたいなので見た。

スラムダンクもそうだけどこういう映画に真っ直ぐ感動できて泣けるようになったのは、老けたと言えばそれまでだけど、いい歳の取り方をしたと思う。

内容は結構ベタな展開で、あらすじだけ話すと「そういう感じね〜」と言われそう。

ただ、最近思うけどベタって結局魅力的だからベタなんだろうなと気づいた。

意地でもみんなが感動したものには感動しないもんね!というサブカル大学生みたいなマインドももう自分にはない。

上映が終わり、涙の出尽くした目を擦りながら余韻に浸っていると周りから「やっぱり見に来てよかったでしょ」という声がちらほら。

みんなで感動をシェアできるのって映画の醍醐味ですよね。

僕は一人で見ていましたが、会社帰りに見るとなんだか心に深く刺さりすぎて、、、

自分が今、情熱持って生きているのか?ってちょっとシリアスに考えちゃったりした。

ボーッと仕事すんのやめないとな〜
高温すぎて蒼く燃え上がらないと!!

帰りに近所の高架下に行ったけど、サックス吹く勇気は出ないな。

いや、俺はジャズプレイヤーじゃないし、とか思いつつも、そういうことじゃなくて周りが見えないぐらい熱い気持ちになれる人生か?なんていう自問自答をしてしまう。

映画見て生まれたこの自己嫌悪がせめて人生の着火剤になればいいなと厚かましくも思う。

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