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◆「テラスマイル・サナトリウム」修復的医学のリフレッシュ療法と共に、神癒を体験できるヒーリングサロン。このビジネスは、コミニティ新生にとっても有益!

梗概(あらすじ)

 安音とギブソンは、クリスチャン仲間。いつも社会問題や神学の課題を対話する仲良しコンビ。彼らの対話により、神癒、エネルギー療法の本質的な世界を描く。2013年6月、福島集団疎開裁判の会の緊急避難プロジェクトで安音は、チェルノブイリの架け橋の野呂美香さんがご紹介くださった、保養、解毒システムを持つ「サナトリウム」が日本にも必要不可欠だと確信し、この自然療法による修復的医学の研究に突入した。チェルノブイリ事故から約5年後にベラルーシでは、保養プログラムは発足し、今でも国家予算が投じられ、子どもたちの修復の使命が果たされている。このプログラムとして、裏切らない結果をもたらす自己治癒力のメカニズムについての研究成果をここに記録する。今、日本列島に必要なのは、イエスの弟子の秘跡の業である神癒のヒーリングサロン。神癒訓練を遺産として残した「ジョンGレイク」のライフチームの展開である。米国ではすでに社会に浸透している癒しの奇跡の業を日本でも受けることができるようにすることだ。「テラスマイル・サナトリウム」では、修復的医学のリフレッシュ療法の数々、MANAWAVEと共に、キリスト者の祈りによる神癒を体験できる。このヒーリングサロンは、宿泊施設、サナトリウム経営としても、コミニティの新生にとっても有益な結果をもたらす。ジョージ・ミュラーの孤児院では、祈りのパワーによって、感染症が抑えられた。ジョンGレイクは、疫病を阻止し、ペスト菌に対する支配権を証明した。そして、彼は、コミニティの道徳的新生を実現したのだ。この治癒効果をご紹介する。
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『何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい』ピリ4:6

第一話 宇宙の始まりの物語。エネルギー療法

 安音は、エネルギー小説を書いた。エネルギーの本質に近づくことができないと、結果の出せる自然療法は見つけ出せないからだ。宇宙論、生命論の精髄と本質に迫ることが、いのちの癒しの道の解明、この普遍的真理とこの法則の解明にとって必要不可欠だと考えたからだ。

「世界には、宇宙の始まりといのちの始まりの神話が存在する。それぞれの民族から発想された思想信条の結露であろう。神秘の力の源を感じとる人たちは、神を求め、そのエネルギーがどこから来るのか?そのエネルギーの根源を追求してきた。それは、物理学という物質現象の真(まこと)を追求する科学として、多くの仮説の立証が行われてきてもいる。その目に見えない現象の背後にあり、動く働きをしているものをエネルギーと名づけ、物理科学では、仕事をすることのできる能力のことを指す。その後、自然科学の説明体系に革命が起こり、熱・光・電磁気、音の波動、波動周波数もエネルギーを持つことが知られるようになった。鉱物にも、微生物にも、植物も人間の臓器も、固有の波動周波数を発している。波動測定装置、メタトロンと波動修正による治療法はすでに日本でも展開している。森下敬一博士は、食品の氣能値の波動を測定し、波動の高い食品は健康に寄与することを突き止めていた。波動はエネルギーを持つので、体内のATP合成に関与し、具体的な治癒効果をもたらす。そのポイントは、命を司っているプラズマ振動にあるのだ。宇宙は振動している。いのちも振動している。このプラズマ振動が止まったときに生命体は死を迎えるという真理に覚醒したら、生命を生かすエネルギー療法の本質に迫ることができるだろう。」

いつものように、安音の呼びかけに、ギブソンが応答して、対話によって、「テラスマイル・サナトリウム」の裏切らないメニューを探っていく。

 「マナ(mana)は、太平洋の島嶼で見られる原始的な宗教において、神秘的な力の源とされる概念。このように、人類は、自分たちの理解を超える神秘的な力の存在を悟り、このエネルギーという存在が持つ真理を追究してきたのだ。物理学、新生医学はこの神秘のパワーをエネルギーとしてとらえ、この実態解明に寄与している。
 ここに神様の認識のお話が誕生し、各々の民族に、創造主の物語が誕生している。これを学問的に追及したのが、神学だ。哲学の第一原理である創造主という想定は、揺るぎない真理を物語る。この想定なしには、万物の存在を説明できないからだ。宇宙や命は、あまりにも秩序立っている。この秩序に設計者がいないと考えることは不自然だ。設計者がいるからこそ、なんらかの法則で動いているのだろう。創造主という設定なしに、この宇宙に存在する、命に存在する法則を解き明かすことは不可能であろう。

 しかし、進化論や仏教思想は、存在するものの根源からのシステム構造を説明することなく、宇宙は初めから自ずからなるものとして存在していたとの原理原則に立ち、存在しているものからの変化や進化を説明する。「創造主なる神」という哲学的帰結である第一原理を抜きにして、今あるものの科学的現象をどう説明するのだろう。この違いに気づくことなく、それぞれがそれぞれの狭い信仰の世界に押し留まっているのだから、日本人は救われない。果たして、創造主が存在し、創造主が宇宙を設計し、命を設計したのかどうかは、突き詰めて、問うてみる必要がある哲学的、神学的課題だ。

 神癒という奇跡が歴史に刻まれている。7日間、死んだ胎児が神癒によって、生き返るという奇跡が東京のヒーリングルームで起こっている。これは、レイキヒーリングなどのスピリチュアル系の癒しのサロンでは起きえない奇跡的な出来事だ。しかし、イエスの弟子の秘跡の業には、このレベルの神癒が歴史的に数多く現われ出でている。だからこそ、地球上のキリスト教徒の数は、23億人。イスラム教徒の数は、20億人。仏教徒の数は5億人という現実があるのだ。キリスト教の伝道には、常に、このイエスの弟子の秘跡の業である奇跡的現象が伴っていた。この神癒の業を行うことができるのは、イエスにつながる枝として実を結ぶことができる聖霊を宿したキリスト者のみ。創造主が宇宙と命の摂理をお定めになっておられるのだとしたら、不思議ではない。祈りが持つパワーが癒しの世界では知られている。祈りは、創造主とつながる道。この神癒の業の解明は、人類にとって重要な課題のはずなのに、この祈りのパワーを見いだそうとしている人は少ない。 」


第二話 プラズマ振動という存在

  プラズマパルサーという電子を身体に打ち込む機械装置の開発は、2010年に、プラズマ化学の久保木社長が、東京大学の研究室にいた田丸滋さんに会いに行ったのがきっかけで誕生した。
「電位治療機を応用して、ガンを改善する装置の開発がしたい」
当時、田丸滋さんは胃ガンを患っていた。医師に残り3ヶ月と余命を切られてから、5年が経過していた状況だった。田丸滋さんは、痩せ細って食事のたびに胃の癌細胞を削る結果になり、この痛みと戦っていた。田丸さんは、この依頼を受けようと考えた。

 その日から図書館通いが始まり、数多くの論文の資料を読み漁っていた田丸滋さんの目に、子宮頸がんの研究論文が光を放った。子宮頸がんの癌細胞に対して、ATPの液体を垂らしたところ24時間で正常細胞に戻るという論文だった。

 当時、田丸滋さんは、東京大学で、プラズマを照射した水を使って、微生物中にあるミトコンドリアのATPを増加し、微生物のエネルギーを上げて元気にすることまでは成功していた。これを人の癌にも応用できないだろうかと考えた。そして、田丸慈さんは、人の細胞電圧が体内健康と連動しているのを発見したのである。

まず、自らが5年間戦ってきた癌で人体実験を試みた。そうして3ヶ月後、田丸滋さんの癌は消失したのだ。皮膚から身体に、電子を打ち込むことで、ATP合成を増やすことができたのだ。細胞膜の内側の原形質膜を英語でプラズマメンブレンと言う。このプラズマメンブレンの外側には窒素がそろっていて、内側は酸素がそろっている状態。プラズマメンブレンのプラスとマイナスの間を電子は常に行き来をしていて、この電子代謝が細胞内の小器官の働きを動かし、生命プラズマを発生させる。安音は、電子による自然療法を随分たくさん研究してきたので、水素の電子でも、ローフードの電子でも、周波数による刺激、マッサージでも同じ現象が起こせることを理解していた。
 
 このプラズマ療法は、現在は60名ほどの臨床医の協力のもと保健適用外の治療として普及している。しかし、修復的医学を研究してきた立場からすれば、このプラズマ療法はリスクも伴う。通常ではない無理な電子の打ち込みという仕組みを取り入れているからだ。末期の癌で他の手当では、届かない場合には、有効であるが、もっと、安全な形での電子のやり取りを実現することは、可能なのだ。それが、MANAWAVEによる波動周波数による刺激だ。安音は、自宅で手軽に受けることができるこのエネルギー療法の普及を決意した。全世界の癒しを必要としている人たちが必要としている治療器具だと確信する。

ギブソンが続けた。
「田丸滋さんの、プラズマ療法の研究には、意義があるね。この生命科学の発想には、人類を救済する道が秘められているように感じるよ。プラズマはプラス電荷を帯びた粒子とマイナス電荷を帯びた粒子が、ほぼ同じ密度で、電気的に中性を保っている粒子の電離集合体。地球は荷電粒子に覆われ、弱いプラズマ現象となって、人間、生物に影響を与え、生命の誕生、細胞の育成、新細胞の創生、老廃細胞の活性再生作用を高める役割を果たしている。稲妻が多い年は豊作と言われるが、稲妻の光の正体はe(マイナス電子)である。+e(プラス電子)は宇宙に拡散されている。って書いてある。」

 ギブソンは、安音と同じく、癌患者やあらゆる病気の自己治癒力をもたらす道を探っている。着眼点は、すべて創造主がお定めになっている「生命の摂理」に則っているかどうかだ。創造主は善悪を定めておられるように、自然法則を定めておられる。神癒も、自己治癒力も創造主の法則なのだ

「専用の導電性コイルを2枚の絶縁ラバーで挟み込んだ構造の電子パッドに、装置本体に組み込んだ高電圧パルス電源から、毎秒3000回マイナス電子だけをフィルタリングして人体に打ち込む。マイナス電子で叩かれた部位の毛細血管は、カルシウム濃度を上昇させNOS(NO合成酵素)の活性を向上させ、血管内皮細胞からNOが放出。電子パッドに両手をのせて5分から10分で、 
・毛細血管内の血流速度が3倍に上昇 
・体温が0.5度上昇 
・ATPの生産量が3倍上昇

上記作用により、人体は様々な変化を起こし始めると書いてあるわね。ATPの生産量が3倍上昇という点がパワフルね。ATPは、生命エネルギーを動かす燃料、体内の通貨なわけだから。それと、毛細血管内の血流こそが、細胞に栄養を届け、細胞内器官からのゴミを回収するという循環にとっても鍵な訳だから、これが3倍に改善され、ゴースト血管が改善されるというメリットは、自己治癒力にとっては、大きな治癒効果をもたらすと思うわ。血流と生体電流こそが、腎の機能の改善の鍵であることは、内臓トレーニングの内藤先生たちが立証しているわ。このエビデンスは、透析を免れるほどの実績を上げているのですもの。」

ギブソンが応答した。

「普段、一酸化窒素は血管内皮細胞から微量ながら常時作り出されている。しかし外部から何らかの刺激(いわゆるマッサージとかタッピング、周波数でも)を受けると、細胞内のカルシウム濃度が一瞬上がり、NO合成酵素(NOS)の活性が上がって、血管内皮細胞からNOが放出される。この一酸化炭素は、血管平滑筋に行き、細胞間の情報伝達を担うサイクリックGMPを生成して、平滑筋の弛緩作用を引き起こし、血流を促すという原理のようだね」

ギブソンは続けた。

「“老化の原因を作らず、生命活動エネルギーを得る療法”とも田丸滋さんは表現しているわね。私たちは、食物摂取した栄養素を呼吸で取り込んだ酸素を利用して分解し、食物から取り出した水素を利用して、細胞内のミトコンドリア内膜に存在するATP合成酵素で電子を発生させ、ADPをATPに再合成、ATPサークルを循環させて、エネルギーを各組織に供給して活動している生命体。プラズマ療法は、「プラスパルサー」を使用してミトコンドリアのATPエネルギー生産回路に(e-電子)を供給、活性酸素の発生なしに生命活動に必要なエネルギーを生産させる。アンチエイジング効果もあるという説明だね。」

 安音も応答する。
「太陽光を見るだけで生命エネルギーを得て、食をとらないで生きている人がいる。NASAが研究しているのだけど。彼は、ATPエネルギーを細胞内膜の電子反応だけで得ているのだろう。私達人間の細胞膜のプラズマを動かす太陽エネルギーのパワーは奇跡の528ヘルツの周波数を持っている。皮膚電位でビタミンDも合成している日光浴。日光浴は、原理的には、プラズマ療法なのだと思うわ。
 自然界には、エネルギー医学が沢山ある。海岸沿いのアーシングは、マイナス電子をはだしの足の裏から受け取ることができるプラズマ療法。アーシングは、炎症を解消するというエビデンスがあるわ。医師達は、この効果に着眼している。
 ベトナムのカンホアの海塩を食していると、プラズマ療法が体内で起こっているのだと思う。このナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムの製剤は、細胞膜のプラズマ療法の代謝に必要不可欠なミネラルであり、補酵素として、酵素反応を司っている。
 つまり、manawaveによる細胞膜の電位への働き掛けも、プラズマ療法による一酸化窒素の酵素に働きかけているのだろうと推察できるわ。」

 ギブソンは応答した。
「呼吸法によっても、一酸化窒素を発生させることができる。片方の鼻をつまんで、息を吸い20カウント、息を止め20カウント、別の鼻から息を吐く。この呼吸法は、松果体の覚醒には必須の条件を整えると言われている。朝日サンゲイジングから16時間後には、松果体からメラトニンが分泌する。睡眠の質を上げる秘訣は、この朝日サンゲイジングと、朝食に、トリプロファンを摂取することなんだ。トリプロファンは、日中は、セロトニン分泌の材料、夕方になると時間栄養学で、メラトニン分泌となる材料だからね。」

 安音は、応答した。
「遠赤外線砂浴は、体内の水の構造を六員環構造水に変化させ、遺伝子の発現に影響を与える。このデドックス効果は、体内の電位膜に一酸化窒素反応をもたらしていたのか?これを理解していると、糖尿病の寛解は難しくないわね。癌の寛解も。一型糖尿病の体質を変えるまでには、ATPエネルギーを合成する能力を回復させること。日光浴と朝日サンゲイジング、散歩、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムの豊富な天然海塩を摂ること。海水療法は裏切らないということね。」
 
ギブソンが答えた。
 「エネルギー療法では、器具に依存しない、自然療法を紹介したい。生命の摂理の根源からの理解があると、選択肢は広がるのだ。お金もかからない。#SDGs  3,4 全ての人の健康と福祉を。高い教育を皆に。」

安音が応答した。
「受精と受胎の成立には、条件がある。受精能獲得できたいわゆる進化形態の精子でないと卵子の膜を突破できない。ここで働いているエネルギーは、宇宙の神秘だ。精子にこのエネルギーを与えているのは、頸管粘液。排卵の時期にしか分泌しない、女性の膣から分泌している頸管粘液が、不良な精子を振り分けるという役割も果たしている。そして、精子は、頸管粘液からエネルギーを受けて、受精させることができる精子へと進化して、卵子に到達した優秀な受精能獲得精子の1個だけが、卵子の膜を突破し、卵子細胞が減数分裂を停止している卵子に、別の分裂の方向性を与えるのだ。受精の瞬間、受精卵から、薄紫の光が放つ。これがプラズマ振動が始まった瞬間の光なのだ。つまり、卵子も精子もエネルギー体だが、受精卵はオリジナルの遺伝子を持った新しい命としてのエネルギー体として誕生し、固有、オリジナルの光を持つ存在としての人生をスタートさせる。これらの神秘を司っているのは、物質であり、宇宙が時を定めたエネルギー現象なのだ。サンゴの産卵に、時があるように、いのちには、時がある。その時を定めている環境条件は誰が定めているのだろう?創造主が支配し、創造主が、これらのシステムを決定しているとしか思えない。」


第三話 免疫の司令塔、プラズマリンパ球の覚醒

安音が、新しいテーマを提供した。
「キリンさんのプラズマ乳酸菌を用いた、呼吸器ウイルス感染を予防できるワクチン開発が、国の公募事業に選出された模様よ。日本国は、平時,有時を通じて、国としての感染症対策のワクチンを独自に所有していないことから、この開発に予算が投じられていた。ワクチン開発に関する広範な情報収集と共に、ファンディングを積み上げられて、創薬のベンチャーへの期待が膨らんでいるようね」

ギブソンは、応答した。
「鼻にシュシュとするタイプだから、有害性は低いし、自然免疫に特化したものなら有効だと思うな。」

 安音は、続けた。
「免疫の司令塔の覚醒、自然免疫誘導型なら、岡山大学の研究によると、プラズマリンパ球を活性化し、免疫の司令塔としての働きをしているのは、大腸における短鎖脂肪酸なのよ。まごわやさしいの食品の生活スタイル、食物繊維が現実的に有効だわ。この基本原理を活用する方が、すべてのひとに健康と福祉を実現する上においても、特別な創薬よりは、日常生活で活用できる身近な食材の選択による免疫の司令塔の活性化の方が有益性は高いわ。免疫学者が書いている腸科学によると、免疫細胞と腸内細菌とはコラボレーションしているのよ。」

ギブソンは応答した。
「キリンのプラズマ乳酸菌は、常に、とり続けなければならない。プラズマ樹状細胞の寿命が3日―5日だからね。この費用を考えたら、莫大な予算になる。ところが、同じ効果が、食物繊維の摂取によって、酪酸菌などを増やすことで得られるという知恵があれば、この製品に費用を欠けなくても、選択肢はたくさんある。例えば、酪酸菌の餌はアーモンド。クルミなどのナッツ類にはオメガ3の脂質があるし、ピスタチオに含まれる栄養素は、分子整合栄養医学からみても有効だ。この食物繊維の習慣、腸内細菌を整え、腸内細菌が生成する短鎖脂肪酸による有効性こそが、免疫の司令塔を覚醒させているという岡山大学の研究成果こそ、マスコミで報じられるべきだと思うな。」

安音は、答えた
「短鎖脂肪酸は、難消化性炭水化物を腸内細菌が分解することによって産生されている。そもそも脂肪酸は有機酸の1つで、炭素と呼ばれる元素がいくつか鎖状に連なる構造を持っていて、その炭素の数が6個以下のものが短鎖脂肪酸。短鎖脂肪酸は3つあり、1つはわれわれが料理などに使うお酢の主成分である酢酸、もう1つはブルーチーズのすっぱさや香りのもとで、保存料や着香剤としても使われるプロピオン酸、そしてバターの香りのもとになっている酪酸との優れた解説があるわ。」
 
ギブソンが質問した。
「なるほど、短鎖脂肪酸にはどのような働きがあるんだい?」

安音が応答した。
短鎖脂肪酸は大腸の粘膜細胞のエネルギー源であり、大腸の粘膜にあるセンサーを刺激して腸管の蠕動運動を促進。大腸の粘膜は血管から供給されるエネルギーよりも、腸管腔から供給される短鎖脂肪酸のエネルギーに依存していることがわかっているようよ。また、小腸や大腸の上皮細胞の増殖を促すようね。たとえば、腸内細菌を持たない無菌のラットや、短鎖脂肪酸の原料になる食物繊維を含まない餌で飼ったラットでは通常のラットに比べて、小腸や大腸の上皮細胞の生産速度が明らかに低下している。こうしたラットの大腸に短鎖脂肪酸を投与すると、小腸や大腸の上皮細胞の増殖は正常レベルに回復。つまり、通常ラットでは腸内細菌が内容物の中にある食物繊維などの難消化性糖質を分解して短鎖脂肪酸を産生し、その短鎖脂肪酸が腸管上皮の新陳代謝をよくしているということね。さらに、腸管の粘液の分泌や水やナトリウムの吸収を促す働きもあるのだから、脱水のお年寄りには必要不可欠な栄養素なのね。だから、1日30g以上の食物繊維を摂取している、京都の丹波市のお年寄りは、長寿健康なのよ。」

ギブソンは質問した。
短鎖脂肪酸が不足するとどうなるんだい?

安音は応えた。
感染しやすくなったり、病気が治りにくくなったりするそうよ。その要因として、大腸のバリア機能が低下することが挙げられる。短鎖脂肪酸は、結腸の粘液分泌も促進。腸の中の便と腸管壁の間には粘液の層があって、ここに水分が分泌されると、滑りやすくなる。この粘液層の構築によって、便がスムーズに腸内を移行できるだけでなく、便が腸管壁に直接触れることもないというメリット。つまり、この粘膜層が便に含まれる細菌が腸管壁から侵入することを防ぐバリアにもなっている。ところが、短鎖脂肪酸が不足して便が粘液でコーティングされないと軟便や下痢便になり、バリア機能も破綻するから、腸管壁から病原菌が侵入しやすくなるため、病気に罹りやすくなるというわけね。
 戦争中に飢餓状態に陥った人たちの多くが下痢をしていたらしい。それは腸内細菌の餌となる食物繊維を摂取していないために、短鎖脂肪酸が産生されなくなって、水の吸収がうまくいかなくなったことが主な原因と考えられているようね。だから、食物繊維は、今では、9大栄養素の一つとして考えられるようになったのよ。毎日食物繊維を摂取して短鎖脂肪酸の産生を維持することは、全身の健康を維持する上で、免疫の司令塔を覚醒させておく上で、とても大切な要素なのよ。これを、知っていると知らないとでは、人生が光の道を歩めるか、闇の中で、病気に苦しむかの道を分ける違いにもなるわね。

ギブソンが質問した。
じゃあ、短鎖脂肪酸の上手な増やし方は?

短鎖脂肪酸は、難消化性炭水化物を腸内細菌が分解することにより産生されるため、食物繊維の摂取が重要。食物繊維には果物や海藻類などに多い水溶性と、豆類、穀類などに多い非水溶性がある。それらをバランスよく、またゆっくり時間をかけて食事をすることが大切。これらの消化吸収には、9大栄養素の一つである酵素が必要不可欠だから、果物や野菜には、生酵素が含まれているので、果物の電子を取り入れることが、海外では、糖尿病患者さんの食事療法としても推奨されている。果物のみの食生活を実践し、自分で人体実験を繰り返してきた中野さんは、第六感が研ぎ澄まされるようになった。毎日快便で、快調を感じているっと言っているわね。」

ギブソンが応答した。
「プラズマ樹状細胞は病原細菌などを取り込み、T 細胞に提示することで病原体の排除のための免疫応答を誘導する役割を持つ。樹状細胞は全身に分布しているが、局在する周辺の因子によって、その性質が変化することが知られているようだ。腸管粘膜に存在する樹状細胞は、腸管に病原性の細菌が 侵入するとそれらを取り込み、免疫応答を誘導。これまでに、腸管粘膜の樹状細胞が腸管上皮細胞を横断し、腸管腔へと樹状突起を伸長させることで病原体を取り込む。しかしながら、どのような因子が突起の伸長を促進するのかは完全には明らかとなっていなかったのだけど、それが、短鎖脂肪酸であるという理解に至ったのが、生命科学の覚醒の一つなんだね。大腸がんが増えているけど、この原理、法則を知っていれば、どう対処すればよいかが理解できるはずだ。この腸脳連関で、腸の状態は、脳の状態と密接な関連があることが分かっている。腸の健康維持こそが、日常的に目指すべきターゲットなんだ。腸の健康診断には、便の形態が役に立つね。保健婦さんが、始動すべきポイントも9大栄養素のバランスと腸の健康状態だね。腸科学を著した免疫学者によると、便の出口であるマイクロバイオーターの餌は酪酸菌、小腸は主に乳酸菌と、餌が違う。小腸のエネルギー源は、分子整合医学では、グルタミンだということもわかっている。これらの分子栄養の知識も、必要不可欠だね。それにしても、日本では、分子整合栄養医学を学んでいる医者が少なすぎる。無駄な薬に依存させて、栄養素からの改善が可能なのに、患者に教えることもできない実態なんだからね。お粗末すぎるというより、これは、医師の研鑽義務違反に当たるレベルの怠慢だと思わないかい?」

安音は、応答した。
「つまり、果物や野菜ジュースで、治療したゲルソン療法の原理は、腸内細菌とのコラボレーションにあったのね。腸内細菌の餌に気を配らないと、彼らは、私たちの粘膜を食い破ったりしてくる。断食のメリットもあるけど、断食のデメリットもあることを理解した上で、ファスティングは行わないといけないということね。」

ギブソンも答えた
「何事もバランスが大切ということだね。そのバランスを見出すためには、常に、コスミック・アーシング瞑想で、創造主と対話し、自分にとってのベスト選択の食事療法、運動療法、波動療法を取り入れる習慣を身に着けることだね。美味しいものばかりを食べていると、いつの間にか、健康を害して、バランスを損なうからね。」

安音は続けた。
「ジョン・ウェスレーはとっても健康的な老人だったそうよ。彼の信仰の実践には、健康維持の秘訣もあるのかもしれないわね。敬虔な生活実践。他者への愛情は、自身のオキシトシン分泌にもつながっているだろうし、全身の循環が良くなる秘訣がありそうね。とりもなおさず、製品化されたものより、健康の基本原理を知っておくほうが、お金もかからず、実用的な健康法になりそうね。」

ギブソンが応答した。
「神癒を他者のために祈るキリスト者は、オキシトシン分泌を伴い、脳波は、シータ波になり、自身も健康になるという神の摂理があるようだね。神は、神癒の恵みを与える道を創造された。災いや病気は、悪魔の唆しによるもの。神は人間存在が幸福に暮らすことを望んでおられる。この信仰があれば、誰でもイエスの弟子の秘跡の業である神癒を受け取ることができる。キリスト者であれば、この秘跡の神癒を他者に与えることができる。このヒーリングサロンの展開を神に祈るよ。」

岡山大学の研究成果は以下の通り。

<研究成果の内容>

ヒトなどの生体内の腸管に存在する腸内細菌は、様々な成分を産生することで生体に影響を与え ることが知られています。その中でも、プロピオン酸、酪酸、吉草酸といった短鎖脂肪酸は、腸内 細菌が産生し腸管内に高濃度で存在します。本研究では、短鎖脂肪酸が樹状細胞の樹状突起の伸長 を促進することを見出しました(図 1)。

また、突起伸長を誘導するメカニズムを解析し、短鎖脂肪 酸によるヒストン脱アセチル化酵素の阻害が、樹状細胞のアクチン細胞骨格の再構成を促進し、形 態変化を誘導することを明らかにしました。また、短鎖脂肪酸で刺激された樹状細胞では、細胞外 からの病原体の取り込み機能、および T 細胞への抗原提示機能が亢進していたことから、短鎖脂肪 酸による突起伸長の誘導は、腸管の樹状細胞による免疫応答を促進すると考えられました。

<社会的な意義>

腸管などの生体に侵入した病原体が排除されるためには、樹状細胞が病原体を取り込み、免疫応 答が活性化されることが重要です。本研究から、樹状細胞は腸管では、腸内細菌の産生する短鎖脂 肪酸による刺激によって突起伸長を促進することで、免疫応答を活性化することが考えられます (図 2)。本研究成果は今後、プロバイオティクスといった有益な細菌を活用した疾患予防や、樹状 細胞の機能調節を標的とした新たな疾患治療や薬の開発につながることが期待されます


https://x.com/SoulRevolutio11/status/1801974082382238199

https://x.com/SoulRevolutio11/status/1802666235819119068

https://x.com/SoulRevolutio11/status/1797993733042147526


第四話 腸科学 免疫細胞はマイクロバイオータ―とコラボレーションしている

◆修復的医学から 腸活のポイント


 腸活と言えば、生酵素をお忘れなく。酵素の電子がないと、消化と代謝のプロセスが十全でなくなります。お医者さんの解説でいつも落としている。生酵素は、電子を持つので、代謝酵素として、栄養素が取り込みやすい形に、たんぱく質ならペプチドとして、アミノ酸として、吸収されやすい形にしてくれるので、排泄もスムーズになります。整腸剤としての役割も果たしてくれます。電子を持つローフードは、炎症の治療プロトコルでもあります。
 太陽のエネルギーの変換である果物野菜の水は、EZ水であり、構造水として、六員環構造を持っており、遺伝子の働きをサポートします。
ビタミンAは遺伝子のONとOFFをコントロールしています。

 ごぼうと酢にんにく、アブラナ科の野菜のキャベツや小松菜。サラダ、野菜ジュース、しぼりたてニンジンジュース。まごわやさしい。で食卓を整えること。抗酸化作用も野菜や果物からとること。サプリでとってはいけません。悪影響が出ます。

 にがり(塩化マグネシウムは体内で酸化マグネシウムに代謝する)やカンホアの塩(酸化マグネシウム入り)なとの便を柔らかくする自然な製剤を活用しましょう。
 また、お茶、ハーブ茶のたぐいは、デドックスのプロセス、代謝をサポートします。

◆ハーブデドックスメニュー

①ウコンの粉
②桑の葉の粉
③カキドウシの粉
④十薬の粉
⑤オオバコの粉
この5つを、オブラートに包んで一包づつ飲む。


 肝臓の機能が十全な人は、ウコンの粉をオブラートに包んで取りましょう。EZ水となって、体内の水の構造を六員環水に変えてくれます。
 桑の葉の粉や和ハーブの粉をオブラートに包んで少量とると、便通が整います。自然な野菜のジュースが十分とれない時には、青汁の粉を活用しましょう。
 それでも、便通が整わない時には、整腸剤を活用することも検討しましょう。まずは、プレバイオティクスでマイクロバイオータ―を整えることを考えてから、必要に応じての整腸剤という考えを持ちましょう。

 アーモンドは、酪酸菌の餌、ピスタチオはスーパーフードとしての栄養素を持っています。カリフォルニアレーズン、植物油無添加を選んで、ナッツ類とレーズン、プルーンなどの干し果実をおやつに加えましょう。

 ◆9大栄養素の知識を持ってください。
 ◆糖鎖栄養素は下記の食材。
①グルコース(砂糖)、
②ガラクトース(乳糖)、
③マンノース、マンナン(アロエ、コンニャク)、
④フコース(昆布)、
⑤キシロース(穀物や植物の皮などに含まれている自然の甘味成分)、
⑥N-アセチルグルコサミン 関節痛の動きをサポート(フカヒレ、うなぎ、ドジョウ、ひらめ、ナマコ、鶏の皮山芋、里芋、納豆、なめこ、オクラ)⑦N-アセチルガラクトサミン(シーフード(エビ、カニ、甲殻類)、魚介類、肉類、卵、乳製品(特にチーズ)
⑧N-アセチルノイラミン酸(シアル酸)(肉類の特に内臓部分や魚介類、卵、乳製品)

 アロエや蒟蒻、昆布のマンナンなどは、腸のお掃除部隊として活躍します。

ラジオ放送 アンネの法則 でこれらの修復的医学のポイントをアナウンスする安音。
「免疫の司令塔 プラズマ樹状細胞、プラズマリンパ球の覚醒によって、自然免疫をフル稼働させる戦略について、お伝えします。」

🔹コミニティ通貨制度でリフレッシュ療法を町民へのサービスとして提供。医療費削減‼️


#分子整合栄養医学 #ビタミンB12は赤血球の巨大化を治療。ユーグレナやクロレラで大量摂取 #ビタミンC、#ビタミンD #亜鉛 #ビタミンAは遺...


■水の秘密。ジュネーブの雪どけの水は、構造水、湧き水も。高齢者に妊娠をもたらす作用機序がある。健康を支えているH3O2の六角水を作るには日光浴、


■第四の水H3O2、体内に六員環構造水を創るには?太陽エネルギーで構築された有機物の中の水、長寿健康の村では、野菜や果物の酵素、ローフードが愛用さ...


マナーズサウンド。音(周波数)治療法。臓器には固有の健康維持の周波数がある。シューマン共振による福島核汚染地域全域の除染プロジェクト

https://www.youtube.com/watch?v=YD65luGCjTk

https://www.youtube.com/watch?v=_H5sWgRBY-Q

https://www.youtube.com/watch?v=qDDQhExKQ1A

https://www.youtube.com/watch?v=kRbMGpQgOSo

https://www.youtube.com/watch?v=3VMROoc0cm8

https://www.youtube.com/watch?v=BBHGVOdWzQI

https://www.youtube.com/watch?v=X9JEt9t2VZY

https://www.youtube.com/watch?v=uMCoeuKHGqo

https://www.youtube.com/watch?v=AGXQAXTL7OU

■神癒の祈りによるイエス様の枝の秘跡の業。ライフチームを四国各県に。このファミリーチャーチの誕生を祈る。


#創作大賞2024
#ビジネス部門

#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩