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長時間勉強すれば、学習量を確保できるわけではない

中学受験で、各学年ごとに必要とされる学習量はことなります。
小4と小6で比較すると2~5倍は増えていきます。

それでは、5倍もの時間を確保することができるでしょうか。

正直にそれだけ学習時間を増やすのは厳しいと思います。


ではどうやって必要学習量を増やすのか。

これは質を上げていく以外ありません。



4年生の時は長時間机に向かうことができないお子様が多いです。
集中できる時間を延ばし、勉強をし続ける基礎体力をつけるのが4年生です。

実は躓きの一歩目を4年生でやってしまう保護者様が一定数います。

先々必要学習量が増えることを意識できず、フル回転させています保護者様が。

そして、もう一つ。
集中して学習したことしか身につきません。
集中させることに注力しないといけないのに別の尺度で学習させてしまう保護者様がいます。


そうなると、こどもは集中して学習をすることなど意識しなくなります。
時間だけを尺度として持っている保護者様の場合は、時間をやり過ごすことに注力をするようになります。
問題数を尺度としている場合は、解いた問題数だけに注力して理解や正答率を疎かにするようになります。

大事なのは勉強のメリハリをつけることです。
45分勉強15分休憩がお勧めです。
学習する順番も大事です。
計算問題などでウオーミングアップをした後、頭をしっかりと使って学習するものをやります。眠気がおそってくる時間帯からは覚えることを中心に学習します。
1週間のスケジュールを決めるのは悪くはありません。でも、お子様がどうやれば集中している時間を延ばせるかをしっかりと見極めながら学習をさせることを最優先してほしいと思います。

「勉強」という「作業」では全く意味がありません。

休憩のときはしっかり休む。休憩時間中は何をやっていても注文をつけない。
これがしっかりとできるようになると、勉強時間が増やさないで学習量を増やすことができるようになります。

どのように日々の学習を進めればよいか、どうぞご相談ください。

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