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家はきれいに片付いているほうがいいのか

家庭教師は定期的に他人の家に上がり込む職業です。

その中でいろいろなものが見えてきます。



ご自宅の中を全て見て回るわけではありませんので、見えている範囲で思うことを上げていきます。


定期的に他人が家の中に入ってくるので、比較的片付いている家が多いです。
ただ、中には本当に片付いていない家もあります。
階段にレゴやおもちゃの箱が積み重ねられている家がありました。

掃除をしていないと思われる日は、指導をする部屋に毛布が敷かれているようなおうちでした。


その一方モデルルームかのようにインテリアのセンスもよく、生活感を感じないような家もありました。

無駄なものが一切なかったので、生活感を感じなかったのでしょう。


どちらの家が勉強に適しているのでしょう。


普通に考えるときれいに片付いている方が勉強には適しているように思います。


でも、自分の意見は「ある程度ものがある家」が学習に適していると思っています。


モデルルームのような家のメリットとデメリットをみてみましょう。


メリットはすぐに学習を始められること。
勉強道具を取り出したり、勉強するスペースを簡単に作れます。

必要なものだけがあるので、それができるのです。


デメリットは、必要なものしかないことです。


中学受験をする多くのご家庭のお手洗いには星座表や年表が張られています。地図帳も手の届くところに置いてあります。1026文字の漢字一覧もあります。図鑑も何冊かあります。

常に知的好奇心を刺激できる環境が好ましいのです。

でも、モデルルームのような家だと勉強道具はあっても、勉強に興味を持たせる仕組み作りができていないのです。


そんなことを言っても、部屋が散らかるのがいや、ということもあるでしょう。こどもが「子供」でいる時代はあきらめましょう。

こどもの「子供時代」はあっという間に過ぎていきます。
その「あっという間」だけ多少散らかるのはよしとしませんか。


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