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読むSOZO KOTOTOI RADIO #2:遠森慶著「共感覚でスピリチュアルを読み解く」から、想像トーク!

毎週木曜AM7:00に更新中の音声コンテンツ「SOZO KOTOTOI RADIO」。このラジオの公式note担当、本間海鳴と申します。こちらのnoteでは、更新されるラジオの要約と、ラジオを聴きながら私が考えたことや想像したことなどを文章の形でお送り致します!

このラジオでは、毎週本の一節を紹介し、そこから着想を得て想像・妄想した、 未来の社会や人の価値観の変化などを超主観トークでお届けしています。

ラジオパーソナリティはオリジナルミュージカルを制作・興行する株式会社Protopia代表の水島さんとアシスタントのわかなまちゃんです。

それでは、第二回の内容を振り返っていきましょう!

今回の一節📗

第二回で取り上げられたのは、遠森慶著「共感覚でスピリチュアルを読み解く」からこの一節。

「そのとき突然、浴槽内の光景がサーモンピンクの線画でくっきりと見えました」

遠森慶著「共感覚でスピリチュアルを読み解く」

文字や人に色を感じたり、音に形を感じたりする『共感覚』を持っている著者、遠森慶。この一文は、遠森氏が目を手術して何も見えない状態だったときに、目を使わずに物を見たシーンだそう。この不思議な体験を表した一文から、一体どんな妄想を膨らませていくのでしょうか?

第二回目のトーク内容💭

今回の主なトークテーマは、『この世界は本当に現実のものなのか?』
まず「サーモンピンクの線画」という言葉から、CAD(コンピューター設計ツール)の画面を想像。そしてこの「線画が見えた状態」とは、私たちの暮らしている世界の図面が見えてしまった状態なのではないかと妄想を膨らませていきます。つまり、この世界がCADの中・コンピューターの中だと気付いた状態なのではないかということです。

自分たちが今暮らしているこの世界がデジタル情報なのではないかという説は、色々な場所で取り上げられています。もしそれが本当だとしたら。コピー&ペーストで様々なパラレルワールドを存在させることが簡単にできるのかもしれませんし、過去、現在、未来を自由に置き換えたり、上書きしたりすることも可能です。

そんな妄想から、一つのストーリーアイデアが生まれました。
もしも、世界に結論が既に決定していて、その結論に辿り着くように世界が定期的に作り変えられているとしたら……? 
ある日主人公は、日常の微妙な変化に気付きます。その変化はどんどん大きくなり、やがて主人公の記憶にも影響。大切な人の記憶すらも、自分の中でどんどん変化していきます。そこは「理想の未来」がすでに決まっている世界で、理想のゴールにたどり着くため、人々の記憶が何度も書き換えられていました。かけがえのない記憶が変わっていくことに耐えられない主人公は、その記憶を守るため、世界の構造を変えようと決意していきます。
最終的に主人公は世界を変えることに成功。安堵する主人公でしたが、実は主人公が世界を変えることすらも、「理想の未来」へ近づくための試行錯誤の一つだったのです……

私たちは、今知っている世界よりもっと大きな何かの流れに乗っているだけなのかもしれません。今存在している自分は、本当の自分なんでしょうか……?

本間の感想🤔

第二回のラジオも、非常に楽しませていただきました!
まさか「サーモンピンクの線画」という言葉から、この世界の本質の話になっていくとは……妄想の広げ方は本当に自由なのだなと、再確認できる回でした!

今回のラジオを聴きつつ、私は「サーモンピンクの線画」という言葉から何を連想するだろうかと考えてみました。一番に思いついたのは、YOASOBIの大ヒット曲『夜に駆ける』のMVです。……見直してみると全然「サーモンピンクの線画」ではなかったんですけどね。背景のカラーがサーモンピンクっぽかっただけですね。

とにかく何が言いたかったかというと、遠森さんが見た世界というのは、彩度がめちゃくちゃに上がった世界なんじゃないかと思ったのです。

「人間は脳の10%しか使いこなせていない」という説があって、私はこの説を信じています。だってそれを信じていないと、今自分がこんなにおバカであることの説明がつかないじゃないですか。私は脳の10%しか使いこなせていないからおバカなんです!
もしこの説が本当だとして、何かの拍子に脳を100%使いこなせるようになったとしたら、一体何が起こるんでしょうか。一つの事象として、世界がめちゃくちゃ鮮やかに見えるんじゃないかと思っています。例えば今、「何か絵を描いてください」と言われた時、大抵の人はまず黒色を手に取って線画を書くと思います。でも、本来、物体には『線』なんて存在していないんですよね。物と物の『境目』を『線』だと人間が認識し、その『線』が黒色に見えているだけなんですよね。境目が黒色である確証なんて全くないわけです。

それと同時に、脳には補完機能があって、本来は無いものが『ある』ように見えたりすることがあります。目の錯覚と呼ばれるものですね。脳が100%使えるようになったら、脳の補完機能もめちゃくちゃ発達して、色んな物が『見える』のではないかとも思っています。
つまり、遠森さんはこの瞬間、脳を10%以上使って物を見ていたのではないかと思ったわけです。脳の補完機能フル活用、彩度も爆上がり、元々黒色に見えていた物と物の境目は、本当はサーモンピンクだった。

私は、これから人間が何千年・何万年生きても、脳をフル活用できるようになるなんて思っていませんでした。でも、もしかすると将来ふいに、脳をフル活用できるようになるかもしれません。そうなったら、世界はどういう風に見えるんでしょうか。
ちなみに私は軽い視覚過敏があるようで、スーパーなどの原色多めの場所に行くと気分が悪くなります。ですので、これ以上世界が鮮やかになったら私はめちゃくちゃ困ります。私の脳の使用率を上げてくれる人がいたら、そのときは40%くらいでよろしくお願いします。

皆さんは、「サーモンピンクの線画」という言葉から何を連想しますか?

↓↓第二回目の本編はこちらからお聞きになれます↓↓

タイトルにもなっている「KOTOTOI(言問)」には、「共に語ること」という意味があります。このラジオを通して、パーソナリティであるお二人の想像・妄想を広く知ってもらうこと、そして、リスナーの想像・妄想も広げ、色々な意見や考えを互いに知ることを目的としています。誰かの妄想から着想を得て、自分の想像力をどんどん豊かにしていくのが「KOTOTOIラジオ」の目指すところらしいです。

聴いた人の想像力も刺激し、新たな考え方を取り込むことができる「SOZO KOTOTOI RADIO」。本編ラジオも、noteも、どうぞよろしくお願いいたします。ぜひ皆さんの想像・妄想もお聞かせください!

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