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クラウドファンディング400%達成ボードゲーム『ブンボド』ルールブック公開

はじめまして、プロトクラフトと申します。
個人でのボードゲーム制作を3年ほど続けております。

いきなりですがクラウドファンディングで支援率400%を達成した1~2人用ボードゲーム『ブンボド』のルールブックを公開します。

本記事の最後には制作に至った経緯や楽しく遊ぶためのコツみたいなものを綴らせていただきました。是非ご覧下さい。

ルールブック(全10ページ)

PDFでご覧になりたい方は下記よりどうぞ。

制作のきっかけ

このゲームを作り始めたのは2020年5月中頃でした。世の中が外出自粛でストレスを抱える中、一人ぼっちでも楽しい時間を過ごしてもらえる術はないかと思い、ボードゲームの中では比較的種類の少ない1人用ゲームの制作を決めました。
試作品の写真をTwitterでアップしたところ、多くの反響をいただきました。

制作を進める過程で「家族で遊びたい」というお声も頂き、2人用ルールも収録しましたが、基本的には1人遊びで完結できるものとして制作しています。

加えて、中身と同じくらいに重要なのがお金の問題。ボードゲーム制作では印刷費やミニチュア複製のための材料費が必要になってきます。
ボードゲーム販売イベントのゲームマーケットは大阪・春ともに開催自粛を余儀なくされ、懐的にはかなり危うい状況でした。

このピンチを打開するべくクラウドファンディングに挑戦しました。
テキストや画像素材の作成、リターンのバリエーションを考えたりと、ゲーム制作と並行してやらなければならない事がとても多く苦労しました。
時間はかかりましたが、なんとか公開までたどり着くことが出来ました。

結果、本当に有難い事に過去作から自分の事を応援して下さっている方々をはじめ、多くの方のご支援のおかげで制作費を集めることが出来ました。ご支援いただいた皆様には改めて感謝申し上げます。

『ブンボド』おすすめの遊び方

外出自粛の影響というのは、あくまで実際に製作開始をしたきっかけで「怪獣VSロボット」「1人用」というボードゲームの構想自体はずっと前から頭の中にありました。

こどもの頃、私たちはロボットやヒーロー、あるいは怪獣の人形に自らの魂を乗り移らせることで空を自由に飛ぶこともできたし、時には手や口からビームも出せました。
なのにいつの間にか時間が経って我々は大人になり、持ち前の飛行能力は鳴りを潜め、電車で移動するようになり、強力なビームを放っていたその手や口からは「お疲れ様です。」という定型文を発射するようになりました。

今や我々、大の大人が無邪気に振る舞うには理由や建前が必要になります。その”建前”を提供する事こそが自分の使命だと感じています。

本ゲームを遊ぶ前に「これはゲームを楽しむ上で必要不可欠な要素であって、いい歳してロボとか怪獣でブンドド遊びをしたいわけじゃないんだからねっ・・・!!」と高らかに宣言してプレイを開始してください。このアクションは任意ではなく強制です。ルールブックには書き忘れましたが(笑)

怪獣がビルを壊す際には「グッシャァァアア!ドンガラガッシャーン!!」と大きな声で叫んで下さい。ロボが怪獣の首を落とした際には「ズバッ!!!」という斬撃音に加え、「ブシャァァァッ」と飛び散る体液を口で再現して下さい。ロボが怪獣に突進されたら「ズッササササァァァアアー!!」と大地との摩擦を再現しながらすんでのところで踏みとどまって下さい。

・・・というのがルールブックには書かれていないおすすめの遊び方です。このゲームを通して少しの時間だけ、こどもに戻ってみませんか?

今回ご紹介した1~2人用ボードゲーム『ブンボド』はECショップBASEにて販売中です。
https://protocraft.thebase.in/

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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