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美容室向けのデジタルサイネージ
美容室は実は非常に滞在時間の長い施設です。男性でもカットだけで30分前後かかりますし、カラーリングや縮毛矯正を入れれば2時間3時間お店に居ることになります。
昔から雑誌やテレビなど、お客様を退屈させないための工夫がありますが、デジタルサイネージなら店内の雰囲気と販促の広告を両立させることで、ビジネスにも繋げることができます。
・どこに設置する?
・エントランス
予約していても多少の待ち時間は生じます。比較的スペースのある空間でもありますから、お客様が待機するソファから見やすい位置に大きめのモニターを設置するのが良いでしょう。
・施術台
施術台の鏡の前にタブレットを設置することで、高い視認率を得ることができます。滞在時間が長いので繰り返し目にすることになるので、記憶にも定着しやすく、PR効果が期待できます。
・ミラーサイネージ
液晶モニターの上からミラーフィルム・ミラーパネルを貼った製品で、鏡に映像が浮き上がるような演出が可能です。
・店内から店外に向けて
高輝度モニターやLEDビジョンを設置して通行人にPRすることも出来ます。店舗の立地によりますが、人通りの多い場所なら効果が期待できるでしょう。
・何を配信する?
・環境映像
デジタルサイネージの利点の一つは、配信するコンテンツを簡単に変更出来る点です。季節に合った映像やお店のコンセプトに合わせた写真を配信することで、お店の雰囲気を変えることができます。
・メニュー、ケアの紹介
お店で提供しているメニューやサービス、ケアの紹介をすることで顧客単価の向上(アップセル・クロスセル)が期待できます。
お店の理念や使用している薬剤など、ブランディングに繋がる情報を配信することでリピート率の向上も望めます。
・サロン専売品の紹介
ケア用品などサロン専売品を扱っている美容室も多いですが、じっくり製品について見る機会は少なく「売ってるんだ」以上の認識はなかなかしてもらえません。
PRばかり配信するのは少し露骨すぎますが、配信コンテンツの中に混ぜることで検討の機会も増えます。施術中にお客様が興味を持ってくれたなら、スタッフから追加の説明をしてもう一押しするのも良いでしょう。
・SNSとの連携
美容室に限らずSNSでお店を知り来訪するお客様は非常に増えています。
お店が力を入れているSNSをデジタルサイネージで表示し、フォローしてもらうキッカケにしたり、スタイルの参考にしてもらうなど、様々な広がりを生むことが出来ます。
・まとめ
美容室ならではの「滞在時間が長い」「ずっと座っている」という点を活かすことでデジタルサイネージの効果を最大化することが出来ます。
設置検討の参考になれば幸いです。
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