読書日記#1 神・時間術 樺沢紫苑


最近はあまり読書ができていませんでしたが、昨年末に会社生活をほぼ卒業し、今年から、個人事業主としていろいろな事業を始めようとしており、そのための実用書を読むことを再開しました。特に、やることが多すぎて、何から手をつけていいかわからないのが現状ですので、それをいかにやりくりするかという観点で、この本を読みました。

結論から言うと、著者の樺沢紫苑先生は、自分自身がこれまで考えてきた仕事や生き方に非常に近い考えであり、それを実現するためのノウハウそれを支える脳医学的分析
がここに詰まっている素晴らしい本でした。これまでたくさんの実用書を読んできましたが、本当に素晴らし本に巡り会えたと感謝しています。

これまで、たくさんの本を読んできましたが、読んだ割には、その内容をすぐに忘れてしまい、挙句の果てには、読んだことすら忘れて同じ本を買ってしまうことが度々です。

本の読み方もこの本には書かれていて、「本を読んだら必ずアウトプットをしなさい」とあるので、この記事を手始めに今後読んだ本についてはできる限りアウトプットしていきたいと思います。

書評を書くのはおこがましいので、自分自身の覚えとして読んだ本のサマリーを記載します。この本には序章にエッセンスが詰め込まれていますので、その部分だけを書き出しました。

序章 最高の人生を手に入れる「神・時間術」4つの原則


第1原則「集中力」を中心に時間を考える
・脳のゴールデンタイムを活用して、時間効率4倍
・脳科学的に最高のパフォーマンスを発揮できる時間帯に、それに合った仕事をすることで、仕事の効率を2倍以上に高めることが可能
・「集中仕事」は集中力の高い時間帯に行う。「非集中仕事」は集中力の低い時間帯に行う
・「集中力の高い時間」は「起床後の2〜3時間」「休憩した直後」「終業間際の時間帯」「締切の前日」

第2原則 集中力を「リセット」して時間を生み出す
・集中力(仕事効率)x時間=仕事量
・100の集中力を120に高めることは難しいが、疲労によって低下している70の集中力を90に回復させることは簡単
・疲れる前に休む。それによって「集中時間」の面積は広がる
・集中力を高める特効薬は「睡眠」。睡眠を削ることは命を削ることに等しい
・集中力を完全にリセットする裏技は、「有酸素運動」をすること

第3原則 アメリカ式の仕事効率を手に入れる
・仕事効率をアップさせるには、「集中力」を意識する以外に「仕事術的な創意工夫」「仕事の無駄の排除」なども同時に行う必要あり
・日本の労働生産性は先進国でダントツ最下位。効率の悪さを長時間労働でカバー
・日本人がアメリカ人並みの労働生産性を手に入れれば、労働効率は今の1.6倍

第4原則 「自己投資」のために時間を使う
・時間術によって生まれた「自由時間」を「仕事」のために使うのは最悪の時間術
・時間術によって生まれた自由時間を仕事のスキルアップのための「自己投資」に使う。これにより自己投資と自己成長、時間創出の無限スパイラルが生まれる


最終目標 「楽しむため」に時間を使う
・アメリカ人は5時までは仕事の時間。5時以降は、家族と過ごす時間。夕食の時間は家族全員が揃って、一緒にご飯を食べられるように、5時までに必死に仕事を終わらせる
・アメリカ人は、自分を大切にし、家族を大切にし、その上で全力で仕事にのぞむ。

➡️私も5年間アメリカに住み、彼らと一緒に仕事をしてきましたが、確かに彼らは朝の時間を大切にし、早く仕事を終わらせて、家族の元に帰っていました。ただ、LAに住んでいたので、渋滞がひどく、その渋滞を避けるために、ものすごい早朝に出勤していたという理由もあります。


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