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中小企業診断士講座受講記#1 企業経営理論
中小企業診断士とは
中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。中小企業基本法で、中小企業が経営資源を確保するための業務に従事するものと位置付けられており、公的資格を有する経営コンサルタントです。
中小企業診断士の難易度
この試験の難易度は1次試験(7科目選択式筆記)で合格率約20-40%, 2次試験(4科目論述式、口述)は合格率20%弱。ストレートで合格する確率は4〜8%とかなりの難関資格です。
なぜそんな資格に挑戦するのか
私は、今年の3月に41年間勤めた会社を退職し、それまでの経験や趣味の知識を使って様々な仕事をしています。その中で、中小企業向けの業務改善のコンサルも仕事の一つです。業務改善は、会社にいた間に30年近く携わってきたのですが、企業全体を見るには、経営、財務指標やマーケティングの知識等も必要だと思うようになりました。
そこで、そういった知識を包括的に取得するために、この資格に挑戦することにしました。また、この資格を得れば、地方公共団体のセミナー講師等の資格も取りやすいかなとも思いました。また、資格を得られなくとも必要な知識を短期集中で学べると思っています。
どうやって
これまで、フィナンシャル・プランナー、簿記2級の資格に挑戦するため、通信教育を受講してきましたが、どちらも、少し仕事が忙しくなったりすると中断してしまい、そこからの再始動ができずに、途中で脱落していました。
一方で、日本語教師養成講座とキャリアコンサルタント養成講座は、専門学校に通ったことで、資格を取得することができました。
そう考えると、私の性格からは、専門学校に通い、定期的に講義を受けることと、一緒に学ぶ仲間がいることが大事だとわかり、中小企業診断士は専門学校に通うことにしました。月曜日と木曜日の夜19:00-21:00の講義が1年間続くことになります。おかげで、週2回は学校の隣にある吉野家にお世話になりそうです。(夕食2回を作らなくて良くなった妻はほくそ笑んでいるようです)
3回の講義を受けて
今月から講義が始まり、昨日が3回目でした。最初の講義は、企業経営理論で、経営戦略と組織論を学びました。かなり概念的な講義で、経営学をまともに勉強したことがない私にはかなりハードルが高いものでした。マイケル・E・ポーターの5フォース分析などは、言葉は聞いたことがあっても中身はほとんど理解していませんでした。
学び方は、2.5時間の講義を一方的に受け(質疑応答なし)、その後過去問を自分でせっせと解くという形です。同じ講義に出ているメンバーは5〜10名ですが、言葉を交わすことは全くありません。このような形であれば、Onlineのものを受けてもそうは変わらないのですが、やはり、定期的に学校に通うことが大事だと思っています。(Onlineだとつい怠けると、そこで止まってしまうため)
講師の方も言っておられましたが、1度講義をミスるとその後のキャッチアップが大変とのこと。やはり、ペースメーカーとしての講義出席が必要ですね。
なぜ公表
こんな難しい講座にチャレンジするので、成功は見通せませんが、こういった形で公表することで、後ろに引けないようにすることと、経験者の皆様からご助言をいただけることを期待しているわけです。
定年退職後の無謀な挑戦ですが、暖かくご支援いただければ幸いです。
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