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2209米国ワシントン州キャンプ旅行⑪振り返り

9/18(日)に無事帰国しました。台風が日本列島を直撃しており、もう1日帰国が遅れていたら成田ー名古屋便は欠航になっていたところです。入国時のコロナ検査もなくなり、比較的スムーズに入国できました。シアトルを立つ時には、現地はもう秋模様、朝は10度台前半でしたが、帰国するとまだ蒸し暑いので、やはり日本だなと感じます。

9月2日にひとり企業で株式会社PROTEAN HIROを立ち上げた直後に2週間の休みを取って、海外キャンプ旅行をするという暴挙でしたが、一応これも私の今後のビジネスの一環として捉えればいいかなと思っています。こんなところが、1人経営者の良いところかも。

ただ、2週間のブランクからの再始動はちょっと大変でした。別のnote記事で投稿しましたが、会社立ち上げに伴ってやらなければならないことは山積みで、それを一生懸命こなしていたので、この振り返りの投稿が遅くなってしまいました。また、1000枚以上撮影した写真の選定・編集も残っています。これについてはまた完成したら、投稿させていただきます。

前置きが長くなりましたが、今回のキャンプ旅行の振り返りです。これは、自分自身が次の企画を考える際に活用することと、もし同じような海外キャンプ旅行を考えておられる方の参考になればと思っています。


1. 準備

・準備は1年ぐらい前からすべき
今回は、年初にカナダの紅葉を追ってキャンプツアーをしたいと思い立ち、そこから準備をスタートしましたが、その時すでに使用したい機材(Bクラス モーターホーム)はカナダでは予約ができないとのことで、他に当たったのが今回のワシントン州ツアーにつながりました。

・ある程度の行程はキャンピングカー予約時に設定
今回は、旅行1週間前ぐらいにキャンプ場をあたふたと予約したが、必ずしも全て希望の場所が取れたわけではないので、特に国立公園内のキャンプ場は早めの予約が必要。また、電話でないと予約が取れないケースがあるので、今回旅行会社のトラベル・デポの米国駐在員のヘルプは大いに役立った。

・キャンプ場は、国立公園内とフルフックアップの私設のものとを交互に利用
今回、国立公園内で連泊するケースがあったが、電源はあるが、基本的には携帯の電波もWiFiも使えず、ランドリーもなく、またグレー排水もできないので、連泊は避けた方が良いと感じた

・訪問地の事前スタディ
私の場合よくあることですが、飛行機の中で初めてどんな観光地を訪れようかとか、キャンプ場で翌日の行動を考えたりします。これでもほとんど問題ないですが、できればしっかり訪問地の事前準備をし、撮影場所と時間の特定もしておければ、もっと良い写真が撮れると考えます。(なかなかできませんが)


2. 持ち物

今回は、トラベルデポからのアドバイスもいただき、必要な物をほぼ前日にダイソーで買い揃えました。その中で助かったもの・あったらよかったものを下記します。
<助かったもの>
・卓上LED (食事や食事後の作業、トイレへ行く時等に活用)
・ウェットティッシュ
・軍手
・ゴミ袋(ゴミ捨て用に重宝しました)
・ハンガー(キャンピングカー内で活用)
・サンダル(キャンプ場についたら常にこれを使用)
・リラックスウエア(要はパジャマ)
・テルモスの水筒

<持っていったら良かったと思ったもの>
・よく切れる包丁(キャンピングカー装備のものはあまり切れない)
・小さなほうき(キャンピングカーの清掃用)

<使わなかったもの>
・iPad (Macbookも持っていったので不要)
・大型三脚(小型で十分)
・炊飯器(米は全く食べず)
・ポータブルナビ(Apple Carplayは秀逸)
・WiFiポケットルーター(私設キャンプ場には常備)

3. キャンピングカー装備

・今回は憧れのWinnebago社の最新モデルでクライスラーRAMベースのClass B 21フィートをレンタル。正直、大正解でした。


<良かったこと>
以前は24フィートぐらいのフォードエコノラインを借りていましたが、今回のものはコンパクトで、燃費も良く、パワフルで、普通の駐車場の枠にも収まるサイズ。
・最新の装備も充実しており、至る所にUSB接続コンセントあり。また、ディスプレイもApple Carplay対応で、ナビには全く困らず。
・車の後方部分にベッドが常設できるのは便利

<改善すべきこと>
・一番残念だったのが、電子レンジがついていなかったこと。米国ではどのスーパー、コンビニでも冷凍食品が手に入るのですが、日本と違って、電子レンジがその場で使えず、作れるメニューが限定されました。

車とキャンプ装備のマニュアルが装備されていなかったこと。借り出し時に、色々と説明を受けますが、全部を覚えているわけではなく、初日にキャンプ場についてから、色々と戸惑って、レンタル会社のヘルプデスクに電話をする羽目になりました。後で、マニュアルの参照先のリンクを送ってもらったのですが、PDFが重く、またWiFiが使えないキャンプ場も多かったので大変困りました。対策としては、事前にPCのハードディスクに電子マニュアルをダウンロードしておくことと、納車説明時にビデオを取っておくこと。それでも車自体の取説もなかったのは困りもの

・この車のダイニングは、運転席を反転させて毎回テーブルを設定する設計。テーブルがちょっと小さいのと、毎回の作業がやや面倒 (私のハイエースですら、常設のテーブルが設置できるので、レイアウトの検討用)

・ポップアップルーフがついていたが、この収納が大変で、一度あげて困ったため、2度と使用しませんでした。

4. 食事について

・今回は、キャンピングカーに電子レンジがついていなかったため、食事のメニューが大変限定されました。
・妻は、料理が得意ですが、アウトドアに行った時ぐらいは、あまり料理をしたくないということなので、結局、食パン・ハム・チーズ・缶詰・缶スープ・フルーツ・ヨーグルト・サラダ・ジュース・コーヒーなどのバリエーションで三食を賄いました。アメリカでもカップヌードルが入手できるので、それがときどき彩りを添えてくれました。おかげで、今回の旅行中に2回スーパーで買い物をしただけで、食事代は随分安く上がりました。
・外食も考えたのですが、国立公園内や自然の中にあるキャンプ地では外食もままなりません。

・次回については、絶対に電子レンジのついた車両をレンタルすることと、私がキャンプ料理をマスターして、料理が作れるようにしておくことです。

5. 携帯電話・WiFiについて

・今回、ドコモの携帯で事前に海外でのローミング設定をしました。1日1000円以内で安心してローミングが使えます。
・国立公園内は基本的に携帯もWiFiも使えません。私設のキャンプ場は大体WiFi環境があるので、自分でポケットWiFiを用意する必要はありません。ただし、WiFiの受信容量は少ないので大きなデータはダウンロード不可。
・走行中は、ローミングが使えるので、今回のようにApple Car Playが使えるディスプレイがついている車は便利。ただし、国立公園内は携帯電波が届かないので、WiFi環境のある場所で事前に地図データをダウンロード必要あり。
・現地での電話は、ローミングによりローカル料金なので、普通に使えます。ただ、日本からの電話に出ると、相手側に国際料金がかかるので、かかってきても受けない方が良いです。
・事前にSkypeを契約してSkype電話をトライしましたが、あまりうまく繋がりませんでした。

6. 旅行会社について

・今回、北米でのキャンピングカー旅行を専門としているトラベル・デポhttp://motor-home.net の小林さんにキャンピングカーレンタルからルート設定・キャンプ場予約までお世話になりました。

本当に親身になってお世話いただき感謝しています。特に、キャンプ場の予約や現地駐在員のサポートは本当に助かりました。

7. 今後について

・できれば毎年海外のキャンプ旅行を行い、その旅行記を本にまとめられればと思っています。行きたいと思っているのは、カナダ東海岸、アラスカ、米国東海岸、英国、アイルランド、NZ、オーストラリア。体力があれば、欧州でフランス・ドイツ・スペインにもいければと思っています。

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