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シンガポールの新学期は学校によって異なります

日本では新学期が始まったと思ったら、すぐにゴールデン・ウィークに突入。今年は、10連休になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

シンガポールもメイデーとマレーの新年である、ハリラヤプアサが続いたので、この国ではめずらしい、4連休となりました。

大幅にCov-19の規制が解かれたので、今年のハリラヤプアサは盛大に行われています。

学校生活の方も、未だ完全とは行かないまでも少しずつ日常が戻ってきているのでは無いでしょうか。

4月1日からワクチン完全接種者に限定はされているものの、長期滞在ビザを持たない外国人も、隔離無しでシンガポールへ渡航できるようになりました。

2020年にシンガポールのインターナショナル・スクールへの入学を考えていたご家庭も、仕切り直しをして今年の入学めざしてご準備を始めているかも知れませんね。

そんなご家庭に向けて、シンガポールの新学期始まりの時期について、ご説明させて頂きます。


学校によって新学期が大幅に異なるシンガポール

シンガポールには、多くの種類の学校があります。

ものすごく大雑把に分類すると、シンガポール人が通う公立学校。外国からの留学生が通う私立学校。そして主に駐在員の子弟が通うインターナショナルスクールなどに分けられます。

ちなみに日本人学校もインターナショナルスクールに分類されます。

これらの学校の新学期がバラバラだと言う事、ご存じだったでしょうか?
シンガポールの公立の幼稚園と小学校は1月が新学期のはじまりです。

欧米系インターナショナルスクールのほとんどは8月が新学期です。
ただ、母国の学校制度を継承しているため、オーストラリアスクールは1月が学期始めです。日本人学校はもちろん、4月が新学期ですね。

さらに複雑なのが、シンガポールにある専門学校や大学の新学期です。
公立の小学校と中学校(中等学校)は新学期が1月なのに、大学や専門学校は8月始まりです。

これは外国からの留学生を考慮しているものなのか?
あるいはシンガポールの教育制度に関係しているのか?
ご存じの方がいらっしゃったら、教えて頂けるとうれしいです。

さて、話がずれてしまいましたが、
日本からシンガポールのインターナショナルスクールへの転校をご希望の場合、次の学期までの間がかなり開いてしまうことがあります。

例えば、3月で日本の学校が終了した場合、
シンガポールの学校は8月に始まるまでに約4ヶ月と言う期間があります。

さて、この期間をどう過ごしますか?


この4ヶ月間の過ごし方は、多分お子様の年齢や英語の取得程度によって大きく変わるのではないでしょうか。

せっかくなので長い春休みを日本で満喫する。
お子さんが小さかったり、英語学習に全く問題が無いようであれば、
長期の休暇を取ってしまい、普段はできない事に挑戦するのも良いかも知れません。

ただ、日本の周りのお友達と休みが合わないので、4月に入ってからの3ヶ月ちょっとはどう過ごすかが問題ですね。

日本の春休みは日本で満喫し、その後シンガポールに渡航する。
こちらのパターンが一番一般的なのでは無いかと思います。

特に小学校や中学校を卒業した場合は、少しでも今までのお友達と過ごす時間が長い方がよいと多くのお子さんが思っていることでしょう。

もちろん、それもオススメなのですが、学年がある程度上で場合で、英語に不安がある、少しでも現地に早くなじんでおきたい。と感じる事もあるかも知れません。

日本での授業が終わったら、とにかくすぐに渡航して、英語の集中レッスンを受ける。
もし、ある程度の大きな学年で、お子様の英語力がインター校の授業についていけないレベルであれば、やはり一番のオススメは、こちらのパターンです。

日本の英語の学習のペースは、本当に遅いなと感じる事が多いです。また、学習希望者のほとんどが、「英語が話せるようになれば良いな」程度の軽い希望を持って勉強しているので、言い方は悪いのですが、教える側もそれほど力を入れていない感じがします。

日本で英語を習っていれば大丈夫とは、決して考えないでください。

全く、英語ができないまま日本から来て、いきなり学校に入学すると、周りの生徒達や先生の言っていることが全く分からず、一日何も分からないままで過ごすお子さんも多いです。
そこから英語嫌いになってしまう事もあります。

なので、できればシンガポールで英語の集中講座を受けるなど、少しでも英語環境に慣れておいたほうが良いかもしれません。

シンガポールのサマースクールは6月から開始されます。

コロナの規制は大分緩和されたものの、外国在住でサマースクールのみの参加が可能かどうかは、未だ定かではありませんが、シンガポールでの長期滞在ビザを取得済みであれば、各種サマースクールの申し込みは可能です。

各スクールも既に今年のサマースクールの募集を始めています。

もし、今年の8月入学をご予定であれば、早めにシンガポールに渡航、
サマースクールに参加の後、新学期を迎えるのもオススメです。

次回は、シンガポールのサマースクールに関して少しご紹介させて頂きますね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

今後もシンガポール全般、そして、当地への母子留学や教育移住などについて、理解を深めていただけるような情報を発信していきたいと思います。

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