何かのはずみで変わる人間関係

さて、人間関係で悩む人の多くは、
〔自分5〕タイプ予備軍と
〔自分4〕〔自分6〕タイプ予備軍の
中間あたりに位置づけられるようです。

こうした人たちは、
常に流動的です。

流動的と言っても、
〔自分4〕〔自分6〕タイプ予備軍と違って、
フラフラしているわけではないのです。

一見、普通に生活していて、
人間関係もそれなりにうまく行っているのです。

ところが、何かの拍子に、
〔自分5〕タイプ予備軍になったり、
〔自分4〕〔自分6〕タイプ予備軍になったりするのですね。

例えば、
何かのはずみで、
仕事がうまく行き、
社会的地位も上がり、
収入も増えた――。

そうなると、
あっと言う間に
〔自分5〕タイプ予備軍になります。
支配欲の眼ざめ?

「私は能力がある。周囲はバカばかり」
といった調子で、
威張り散らしたり、
怒鳴り散らしたり・・・。

そして、
時には、
真性〔自分5〕タイプにまで突き進むことだって
ないわけではありません。

それまでの人間関係は、
もろくも崩れ去って行きます。

「何かのはずみ」という、
ほんのちょっとした衝撃で、
そうなってしまうのです。

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一方――。
中間あたりに位置づけられる「中間層」の人が、
逆に、何かのはずみで、
人生につまづいたとします。
例えば、受験に失敗、失恋、失職など――です。

そうなると、
いとも簡単に
〔自分4〕〔自分6〕タイプ予備軍へと
転げ落ちていく・・・。

絶望、不安に捕らわれ、
打ちひしがれ、
人間関係なんて考える余裕がなくなってしまう。

こちらも、
「何かのはずみ」という、
ほんのちょっとした出来事(本人にとっては、一大事ではあるのですが)に
遭遇しただけで、
そうなってしまうのです。

何が起こっても、
流されないようにするには、
どうしたらいいのでしょうか。

真州斎・代理人


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