操り願望の人

純粋な〔自分5〕タイプ、
あるいは、
純粋な〔自分4〕〔自分6〕といったタイプの人は、
極めて少数かと思われます。

でも、〔自分5〕タイプ予備軍、
あるいは、〔自分4〕・〔自分6〕タイプ予備軍といった人は多いようです。
そして、そういう人が
人間関係での悩みをかかえることにもなっているようなのです・・・。

今回は、〔自分5〕タイプ予備軍について――。

〔自分5〕タイプ予備軍の人というのは、
他人を意のままに操れるわけではない。
けれども、
『他人を思い通りに動かしたい』という、
気持を持っています。

人によって程度の差はあります。
私(真州斎・代理人)も、
時折、そういう気持ちになることがあります。
その意味では、私(真州斎・代理人)も、
やはり、フツーの人のようです(汗)。

それはさておき、
仮に、〔自分1〕さんが、
“操り願望の人”だとしましょう。
そして、〔自分2〕さんを思い通りに動かしたいと考えているとしましょう。
そんな〔自分1〕さんが、
どうして“人間関係で悩む人”になるのかということですが――。

それは、
〔自分2〕さんは、〔自分1〕さんから見て、〔他人〕であって、
〔自分2〕さん自身も、〔自分〕という領域を持っているからです。

だから、〔自分2〕さんも、
勝手気ままに動き回りたいわけでして、
〔自分1〕さんの思惑通りに動いてくれるという保証はないわけです。

そうなると、
〔自分1〕さんの気持ちとしては、
「〔自分2〕さんを思い通りに動かしたいのに、思うようにならない!」
ということになります。
これは、“心の葛藤状態”ですよね。
ストレスのモトですよ。

さらには、
「私のことを全然分かってくれない!」
という不平・不満を持ったり、
イライラしたり、カチンときたり・・・で、
良い人間関係は築けそうにないですね。

親が子に接するときや、
職場、友達関係でも、
随所でこういう場面が見られます。

例えば、親が子に対して、
「何度言ったら分かるのよ!やっちゃダメって言ったでしょ!」

職場で、
「何もたもたしてんだよ! さっさとやれよ!」
などなど・・・。

真州斎・代理人

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