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【ガーナ②】魅惑のガーナ料理!スパイスの香りに誘われて

はじめに

Merekyea wo!
ガーナに留学していますAkiです。ガーナに来てから2週間が経とうとしています。ここまでを一言でまとめるならば、「最高!」

突然ですが、皆さま、ガーナと聞いてどんなイメージを持ちますか?
はい、お見通しです。赤いパッケージに金文字でGhanaと書かれたチョコレートが思い浮かんだ方、素直にこの記事にスキ♡をつけましょう。
そんな冗談はさておき、ほとんどの方はアフリカ・ガーナでの生活に対し、ほとんどイメージが付かないのではないでしょうか。私も実際にこちらに来るまでそうでした。

生活の基本「衣・食・住」のうち、前の記事でKが住について書いていますので、今回は食について紹介していきたいと思います。どうぞお付き合いください。


ガーナ料理について

基本のセット

ガーナ料理も日本と同様、主食とおかずのセットで構成されています。

日本で主食といえば専ら米・パンの二大勢力ですが、ガーナでは米・芋・キャッサバ・プランテーン(食用のバナナ)・メイズ(とうもろこし)・その他穀物と種類が豊富です。

おかずですが、基本はシチュー(野菜や肉などを煮込んだもの)もしくはスープを合わせます。そこにトッピングとして、揚げたチキンや白身魚と辛いソースがついてくることが多い印象です。

日本ではなかなか味わえない料理はどれも新鮮でとても美味しいです!
そしてだいたい量が多くて、油も多めです。大食い自慢の方はぜひトライしてみてください!

これからいくつかの料理を紹介していきます。

Jollof Rice ジョロフライス


ガーナ人も大好き、大定番はこのジョロフライスです。
米を肉の出汁、トマト、野菜、香辛料と一緒にスパイシーに炊き込んだもので、ケチャップライスやピラフのような料理です。日本人にも馴染みのある味付けになっています。

単体でも美味しいですが、辛いペペ(唐辛子ソース)やシト(食べるラー油的な)を付けながら味変するのもガーナ流です。

研究所の売店で買ったランチボックス どこにでもジョロフ

Waakye ワチェ

米と豆を乾燥させたワチェの葉と一緒に炊いたガーナのお赤飯です。これまた日本人に馴染みのある味。朝ごはんに食べる方が多いらしいです。

トマトソースやシトを付けて味を足しながら、スパゲッティやゆで玉子、ガリ(粉状のキャッサバ)をトッピングして食べることが多いです。

トッピングが豪華

Fufu+Soup フフ+スープ

フフとはキャッサバとプランテーンを茹でたものをおもちのように捏ねて丸めたものです。柔らかいおもちのような食感です。現地の人はプランテーンだけで作ることもあるんだとか。

食べ方としては、オイリーなスープに浸すことがほとんどです。このスープは、ピーナッツベース、トマトベース、パーム油ベースなど種類があり、それぞれ風味が異なります。コクがあって美味しいです!

スープの具は、ガーナで人気のヤギ肉、チキン、白身の魚であるTilapia、(私は自分が寄生虫の検体になりたくないのでまだ試していませんが)カタツムリなど様々です。

柔らかくて美味しい しかし2個は多い

Banku バンクー

フフに近い見た目ですが、こちらはキャッサバとトウモロコシからなる生地を発酵させたものになり、少し酸っぱい香りと味わいです。

日本人には苦手な人も多いと思います。しかし、JICAの隊員さんなどは、最初はダメだったけど、気づいたら癖になっていて、帰国時は泣いて恋しがる食べ物だとおっしゃる方もいるとか。私たちもそうなるのかな?

一般的な食べ方としては、ガーナが原産のオクラを魚やスパイスと煮込んだOkro Stewと合わせるそうです。もちろん、スープや揚げ魚と合わせて食べることも多いです。

奥がBankuとTilapia 手前はRed redとJollof Rice
寮近くのマーケットで買ったピーナッツベースのスープ 
一緒に食べたのはOmo tuoという米をもちのようにぎゅっと丸めたおにぎり的なもの

Red red レッドレッド

豆をトマト、赤いパーム油、チリパウダーと一緒に煮込んだ料理です。豆を使っているためマイルドな味わい。

私が行ったレストランでは、これに揚げたプランテーンを合わせて食べました。プランテーンはバナナなので、甘いものとしょっぱいRed redがセットになっているのはなかなか不思議な気もしましたが、これまた美味。

甘くてしょっぱくて、不思議な感じ

ちなみに、プランテーンを辛く揚げたKeleweleという料理もあります!

Fried Yam ヤム

これが食べ応えのあるポテトフライという感じでホクホクして美味しいんですよね。ということで、ヤム芋をシンプルに揚げたものになります。

そのまま食べてもよし、シトをつけても良し、おやつにもご飯にもとなかなか優秀な子です。道端にも売っているお店があり、いくら分包んでというとハラペーニョソースと共にたっぷり売ってくれます。

シトにつけて食べるのが最高なんですよ

Palava Sauce パラバソース

タロイモの葉やそれに代わる野菜とトマト、玉ねぎ、肉や乾燥魚、そしてエグシ(メロンの種)を油で炒めたもの。ほうれん草の油炒めソースのような味わいです。ヤム芋や米、フフなどと合わせて食べます。

ピリ辛で主食が進むおかずになっています!

ヤム芋とともに

この他にもまだまだ沢山の料理があります!!

おまけ:多国籍レストランの数々

今までガーナのローカル料理を紹介してきましたが、それ以外の食べ物を出すお店も数多くあります。

KFC、バーガーキングなどのチェーン店から、イタリアン、日本料理、韓国料理となんでもござれ。最近は日本のから揚げレストランができたそうです。わたしも行きましたが、日本の味そのまんまでした!もっと長期の滞在だったら、月に何度か通っていたかもしれません。

キムチチゲ

ボリューミーで日本の味のから揚げ

ガーナ料理、ぜひお試しあれ!

以上、ガーナの食事情についてご紹介してきました。

総評としては、全体的に多くて油が強めだけど、スパイシーで野菜のうま味と肉魚の出汁が効いた料理が多く、どれもとても絶品!!特に、辛い物が好きな方、スパイスが好きな方には、ぜひ1度味わって頂きたいと思います!

留学ブログからはかけ離れただのグルメブログにはなってしまいましたが(だって美味しいんだもん)、最後までお付き合い頂きありがとうございました!
今後もガーナという国に少しでも興味を持って頂けるよう、記事を書いていきます。またお会いしましょう!


最後にスーパーで見た、高いブロッコリーを。
この1パックでなんと2000円!
どこで何を売るかなんだなあ、とそっと棚に戻しました。

さすがに高すぎるでしょ





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