オーストラリアの自然(街なか編)

こんにちは、オーストラリア国立大学派遣中の医学科4年です。私がオーストラリアを選んだ理由は、もちろん真面目な理由が9割ですが、自然に惹かれたのもその一つです。プロセメ期間中こちらは冬~春であり、登山シーズンではないのでちょっとしたハイキング&散策等になりますが、派遣中見つけたオーストラリアの生き物・景色を紹介してまいります。今回は街なかで見つけられるものをご紹介します。

キャンベラは何もない自然が豊富なので、街の中にいても沢山の植物や動物に出会えます。
まず、とにかく鳥が豊富です。けばけばしいやつがたくさんいます。

ペットショップに売っていそうなカラフルな鳥がいたるところにいます
オーストラリアで身近な鳥『カカドゥ』 見た目はかわいいですが鳴き声がとてもうるさいです

これから春真っ盛りになるにつれ、子育てをはじめてアグレッシブになっていくそうです。
自転車に乗る際のヘルメットに結束バンドで作ったツノを多数生やした方がいました。なぜツノを生やしているか聞いたところ、自転車に乗っているときに襲われないようにするためと言っていました。ファッションではなく真面目な理由でしたね。自転車のスイーッという動きが鳥の滑空と似ているため襲われやすいんだとか。

ちなみにキャンベラの春は黄色いです。ワトルというアカシアの花がそこらじゅうで咲いています。


また、桜もかなり見かけます。すこし意外でした。

ソメイヨシノではなさそうですね。

こちらの紫色のマメ科の花もよく見かけます。Hardenbergia属のblissという名前の花だそうです(学名はHardenbergia violacea)。

(ピンボケ)

春なので、赤ちゃんをポケットにいれたカンガルーにも会えます。

画質が悪いのはお許しください。
上の写真は山で撮ったものですが、カンガルー自体は市内に普通にいます。

私が住む寮の裏手は林なので、それはそれは沢山います。早朝や夕方になるとカンガルー達にじろじろ見られながら歩くこともしばしばです。

メスでしょうか。小さめなのは可愛いですね。オスらしき大きいやつはちょっと怖いです。

他に市内で見られる哺乳類は、ウサギとポッサムです。
ウサギはANUのキャンパスにも寮の近くにも沢山います。時間帯によっては、研究所からバス停までの道のりで見かけるウサギの数は見かける人間の数より多いです。

ポッサムは木の上によくいます。あまり人間に近寄らないそうですが、餌をあげて手なずけている人もいます。

あ、忘れていました。ネズミもいます。家の中に!!
写真は当然撮っておりません。闘いながらそんな芸当できません。

最後に、全体的な地形について。
地形は、「平」の一言に尽きます。高い山も建物もないので空が広いと友人が言っておりました。確かに。


山があっても、低めのものが多いです。研究所で北インド出身の方が「あれは山ではなく丘」と言っていたそうですが、そりゃヒマラヤが見えるところで暮らしていたらそう思いますよね。

以上、キャンベラの街のなかの自然をご紹介してまいりました。
余裕があれば、郊外の山・森の様子を別の記事でご紹介しようと考えています。


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