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転職の際に離職票は必要?取り扱いについて

こんにちは。求人サイト プロシークです。
今回は転職が決まった際に提出を求められる書類に関してお届けします。

転職先で、離職票の提出を求められたらどうするのがいいのでしょうか。手元に無い場合、どこへ問い合わせすればいいのか迷うところです。そもそも離職票の提出は必要なのでしょうか?離職票の役割と転職先での提示の必要の有無をお伝えします。

転職先で離職票の提出を求められたら?

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無事転職先が決まり、人事からこんなことを言われたとしましょう。「離職票の提示をお願いします。」離職票と聞いてピンとくる方は、経験豊富だと言えそうです。しかし、離職票と聞いてもピンと来ない方もおられるでしょう。結論から言いますと、離職票の提示は必要ありません。なのでハローワークに行かずに、離職票の封書を処分してしまったとしても問題はないと思われます。 前職の在籍確認のため 離職票は前職の会社が発行するもので、在職証明書としても使えるのです。なので、離職票の提出を求められたものの手元に無い場合、すぐに再発行してもらうよりもまずは会社に提出理由をたずねることをおすすめします。他の理由としては、退職理由を知りたいなどがあります。離職票では退職理由の記入欄もあるからです。ですが、提出はマストではないので、どうしても提出したくなければ断ることもできます。

離職票は何のために必要なの?

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そもそも離職票が必要な時は、雇用保険の失業給付の受給に必要だからです。離職票がなければ雇用保険の給付を受けることはできないということですね。さらに離職票は持っているものの、勤務期間、勤務時間などが規定の要件にあわなければ失業給付を受けることができないことも。失業給付を受けるためには、まずは離職票を持ってハローワークへ行くことが第一です。 離職票が手元に無い場合は? 離職票なんて、前の会社から受け取らなかったと思われた方、ご安心ください。離職票は源泉徴収票などと同じように、会社は発行義務があります。ですから、受け取っていない場合は、会社に連絡をとり郵送してもらうことができるんです。 一般的に退職してから10日前後で会社から郵送されてくるようです。ですが、不安に思われた方は、退職日前などに離職票の送付を念押ししておくことをおすすめします。また、退職理由によって、失業給付の額、期間、支給開始時期などが変化することになります。そのため、自己都合退職である場合は、やむおえない事情を準備しておくことをおすすめします。たとえば体調不良で自己都合退職の場合、ハローワークでは失業給付を受けるために、医師の診断書を求められることもあります。

離職証明書との違いは?離職票はいらない?

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退職後に、離職票が発行されます。離職票は雇用保険の失業保険の給付にマストな書類でしたね。では、よく似た書類で離職証明書というものがあります。両社を混在していることもあるので転職する前に確認しておきましょう。 ・離職票(雇用保険被保険者離職票):前職での会社が発行する。失業給付の受給には必要。退職理由なども書かれている。 ・離職証明書(雇用保険被保険者離職証明書):前職での会社が発行し、ハローワークに提出するもの。 例えば、家庭と仕事の両立ができないという理由で退職をしたとしましょう。転職先での面接や履歴書の退職理由では、キャリアアップのためとしていたとします。そうすると、離職票を提出してしまうと問題が生じると心配です。そのようなこともあるので、じゃあ、退職時に離職票は発行しないでくださいと伝えますか? 離職票は必ずもらっておくべき すぐに次の転職先は決まるだろうから、または既に次の転職先は決まっているからという状況であっても、離職票は発行してもらうべきでしょう。退職理由が前職と転職先で食い違っている場合でもです。離職票を受けとっておかないと、次の転職先ですぐに退職した時が大変になりますからね。 12か月の雇用保険の被保険者期間がないといけない これを満たさないと失業保険の受給要件を満たさないことになるんです。その時、前職での離職票があれば当時の勤務期間における被保険者期間もプラスできるので、離職票の発行は必要だというわけです。そう思うと、離職票が発行され使わなかったとしてもしばらく捨てることは控えておいたほうがよさそうです。転職先でも何があるかわからないからです。もちろん再発行は可能ですが、依頼の手間を考えると、かさばっても置いておくことをおすすめします。

転職先で提出マストなのはこの2つ

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逆に、転職先で必ず提示を求められるのはこの2つです。

・雇用保険被保険者証:雇用保険番号が書かれている(退職時に受け取る)
・年金手帳:年金番号が記入されている(入社時に預け、退職時に返却してもらう)

この2つは新しい会社で提出を求められます。 そして会社が預かり、退職時に返却することになります。転職先では、社会保険の加入のために年金手帳の年金番号が必要であり、雇用保険に加入させるために雇用保険被保険者証の雇用保険番号が必要なんですね。 実は、離職票を持っておいたほうがいい理由はここにもあるんですよ。雇用保険被保険者賞を紛失してしまった場合でも、離職票を提出すれば間に合います。雇用保険に必要な番号は離職票にも書いてあるからなんです。雇用保険被保険者証を紛失し、再発行する場合は、ハローワークで即日発行してもらえます。運転免許証や住民票のコピーを忘れないようにしましょう。

転職先での離職票の提出はマストではない

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転職先で提出する書類は、必ず揃えておきましょう。ですが、離職票については、退職理由の不一致などもあるので提出を断ることもできます。ですが、転職先を早期退職した場合は、再び離職票が必要になるので捨てずにとっておきましょう。

さて、いかがでしたか?
後々になって慌てないように、しっかりと準備しておきましょう!

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