人口減少社会における川崎の未来年表を考えよう。
人口と財政から都市を読み解く都市経営プロスク読書部の研究記事第2回ということで、課題図書である「未来の年表」と「未来の地図帳」(共に河合雅司氏著)を読みながら、川崎市の未来に想いを巡らせてみたいと思います。
なお、前回の現状分析記事はこちらです。
有無を言わさぬ"再"構造破壊が迫る日本社会国立社会保障・人口問題研究所の「2020年版人口統計資料集」によると、江戸時代の日本の人口は凡そ3,000万人程度で安定的に推移しています。しかし、明治期に入ると人口は急激に増加。190