ふたりぼっち
窓を開けて目を閉じた
通り抜ける風を感じて
洗い立ての髪が
そのまま乾いていく
昼下がり、けたたましいセミの音
あれはもう一人の僕だ
ありきたりなセリフを
さも見つけたかのように
大袈裟に騒いでる
誰かの為に生きている
という無意味な思い込み
分かってる、でも
もう少しだけ
その勘違いに浸らせて
この世界は二人だけのものだから
ふたりぼっち
大変差し出がましいとは思いますがサポート頂けたら嬉しいです。これからの活動意欲と個展やイベント参加費に充てたいと考えていますのでほんの少しだけお力を借りられたらと思います。