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健全

ハンターハンターの新刊が9月に発売されるらしい。約2年ぶりの新刊だそうだ。

俺は去年の年末にハンターハンターにハマった。スーパー銭湯に置いてあり、読んだことがなかったためハンター試験編を読んだ。一気に心をつかまれた。その後すぐにメルカリで全巻セットを購入した。1日2日ですべて読み終えたような気がする。好きな場面はグリードアイランド編のドッジボールだ。ベタすぎると自分でも思うがみんなも好きでしょう?

さて、冒頭に話を戻す。ハンターハンターの新刊が発売されると知ったとき、
「9月まで生きる理由ができた」
と思った。死にたいと思っているわけではない。9月に新刊が発売されるからそれまでは生きよう、という論理が自分の中で成立したといった方が正しい。

朝井リョウさんの作品『どうしても生きてる』の中の「健やかな論理」で、「○○だから××、という健やかな論理は、その健やかさを保ったまま、やがて、鮮やかに反転する。」とある。宅配が来るから、明日友達と会う予定があるから、大切な人がいるから、死なない。この健やかな論理は反転する。繰り返すが死にたいと思っているわけではない。けど生きたいとも思っていない。ただ生き延びている。些細な論理を完成させて延命を続けている。もし、論理が自分の中で成立しなくなったら?そんな日が必ず来るだろう。その日を迎える前に、自身の存在を肯定してくれるような、目が眩むほどまぶしい論理に出会いたい。



よし、明日の発表のための資料を作ろう。

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