玉川温泉の屋外岩盤浴に日帰りで寄ってみた話

湯治で有名な秋田県の玉川温泉
テレビでもよく取り上げられており、地熱によって屋外でできる岩盤浴が印象的でした

湯治で有名なところなので、玉川温泉に行くとなると1週間とか滞在する人が多いのですが、ちょっと気になってる程度なので日帰りでは行けないのかと調べてみてもあまり分からず…

秋田県に行くついでに玉川温泉をのぞいてみました!

◾️玉川温泉とは

玉川温泉の何が有名なのかと言うと、「強酸性」の泉質と「北投石」の産地であることです

玉川温泉の源泉は、世界でも珍しい塩酸を主成分とした強酸性の泉質でラジウムを含有しています。
医学界で注目されている低放射線ホルミシス効果で自然治癒力を促進させ、カラダに元気を作り出してくれます。

玉川温泉HPより抜粋

玉川温泉の効能・効果

・リウマチを含む神経系統の疾患
・生体の免疫力・抗菌力の増強、健康増進に対する効果
・血圧等循環器系統の疾患
・肝機能の活発化に対する効果
・脊髄性並びに脳性小児麻痺
・疲労回復に対する効果
・貧血症並びに白血球減少症
・細胞の活発化と若返りに対する効果
・皮膚病

玉川温泉HP

北投石とはラジウムを含有し、微量の放射能を発している珍しい鉱石です
今のところ世界中で台湾台北市の北投温泉と秋田県の玉川温泉からしか産出しないとのこと
この北投石の放射能が癌に効果があるということで昔から湯治に訪れる人が多いらしい
もちろん、上記の通り癌以外にも沢山の効能があります
(なんなら癌は公式は効能には書いてない…?)

温泉のすぐそばに「玉川温泉園地自然探究路」がありそこで屋外岩盤浴ができます
自分でゴザを持っていき、好きな場所で寝っ転がるだけ
遊歩道が整備されていて1周30分で散歩することもできます

でもHPの説明をみてもイマイチルールがピンとこず…
実際に見てきました!

◾️玉川温泉にふらっと寄ってみた

父で秋田県に行く際、父がせっかくなら玉川温泉の下見に行きたいと言い出しました

温泉地の下見って何?って感じですが、温泉好きの祖母が玉川温泉行ってみたいと言っていたことと、父自身が癌予防ができるなら年1とかで通ってみたいという気持ちがあったそうです

というわけでとりあえず玉川温泉に向かってみることに
しかし道中玉川温泉について調べてみても
日帰り入浴がいくらなのか?
ふらっと行って岩盤浴ができるのか?
岩盤浴はいくらかかるのか?
という事があまりわかりませんでした

秋田県の南側から玉川温泉を目指すと、goggleマップで田沢湖を中心に右側を通る道と左側を通る道が出てきます
左側の方が10分時間が短く表示されが、ひたすら細い山道で休憩できる場所もないので絶対右側を行くことをおすすめします

玉川温泉がある仙北市に入り、硫黄の匂いがずっとする中30分ほどくねくねの山道を登ると「玉川温泉」と「新玉川温泉」の看板が
玉川温泉の方へ行くと、「宿泊者駐車場はさらに奥です」という注意書きと「玉川温泉園地駐車場」がありましたので園地駐車場に停めました

駐車料金は200円
駐車場運営時間は8:00〜16:30

ちなみに玉川温泉は最寄駅から30〜40km離れており、バスを使うか車で行くかしかアクセス方法がありません

◾️屋外岩盤浴

屋外岩盤浴(玉川温泉園地)の入場料などはありません

屋外岩盤浴にふらっと寄りたいだけであれば、駐車場の営業時間内で駐車料金を払えば誰でも利用できるようでした

園地駐車場からは坂を下るか階段を降りて玉川温泉園地に行けます

駐車場からの景色
車が停まっているところが温泉園地の入り口

玉川温泉の宿泊者は坂の下に駐車できます

ちょっと急な階段を降りていざ温泉園地へ
ちなみに温泉園地の入り口にはお手洗いがあります
助かる〜!

さっそく湯畑
強酸性感じる色と熱さ感じる湯気が出る川

そのへんを見ると、整備された遊歩道から外れた場所にゴザを敷いて岩盤浴をしている人たちがいます
とても自由

北投石の説明があったので撮っておきました

遊歩道のすぐ横はこのように砂?砂利?っぽいのですが、こういうところで岩盤浴をしてもOKな雰囲気
時々立ち入り禁止エリアがありますがそこ以外なら好きなところにゴザを敷いていいみたいでした

大噴(白く噴き出してる部分)
98度の源泉が絶えず噴き出ています

右側に見切れているところが遊歩道です
大噴のすぐ横は湯気が浴びれるからか遊歩道の上で岩盤浴をしている人がたくさんいました

岩盤浴用のテント

テント付近の地面を触ると地熱で熱い!
ちょっと離れた地面とは温度が全然違っていて面白いです
ガッツリ岩盤浴をして汗をかきたい場合はテントの中が良さそう

ガスが漏れ出ている地面

この辺になると岩盤浴をしている人はいなく、立て看板にも有毒ガスなのであまり吸わないように的な説明がありました

1周30分の遊歩道ですが、さくさく歩けば入り口からこのあたりまで10分もかかりません
これ以上進んだら「自然探究路」の意味合いが強い道になるのかな?と思い1周せずに引き返しました

◾️お土産屋さん

お土産屋さんには源泉が入ったペットボトルや湯の花が入った入浴剤が売っています
とりあえず家で試してみたいのでどちらも買いました

源泉は飲用水ではありませんと明記されているものの、使い方を調べると希釈して飲んでいる人が多くいました
普通にお風呂に入れてみたいのにその使い方は全然出なくて困ってます
強酸性だから金属腐食しますと書いてあってお風呂に入れていいのか悩みます

お土産屋さんではゴザが1500円ぐらいで売っていたので最悪手ぶらで来ても岩盤浴が出来ることもわかりました
が、レンタルはないのでHPに書いてある格好と持ち物はしっかり用意して来るのが良さそうです

他にも定番のタオルや温泉まんじゅう、温泉卵などなどザ・温泉地のお土産がありました

ちなみにお土産屋さん前の舗装された道路も地熱で熱くなっています
地面触るだけでも楽しい!

◾️玉川温泉大浴場

お土産屋さんをさらに進むと玉川温泉の宿と玉川温泉大浴場があります

玉川温泉の宿の入り口
玉川温泉大浴場の入り口

気になる玉川温泉日帰り入浴料は800円でした
日帰りお得セットにすれば1500円で大広間で休憩して1日に何度も入浴することができます

ちなみに玉川温泉は「温泉街」という感じではないので、宿がいくつもあるわけではありません
宿泊は「玉川温泉」「新玉川温泉」のどちらのみ

新玉川温泉は行ってないのでわからないですが、どうやら少しリゾートっぽいとのこと
長期滞在するなら玉川温泉、家族で少し旅行だったら新玉川温泉に宿泊して玉川温泉には日帰りで入りに来るとかがいいのかなと感じました

◾️ふらっと寄ってみて

写真では伝わらないですが、玉川温泉園地を歩いているだけでも湯気、地熱を感じてとても楽しいです

一生に一度、自然の力を感じられる見に行って損はない光景

ちょっと遠いという難点はありますが、日帰りで岩盤浴と温泉につかるだけでも充分楽しめると感じました

しかしやはり温泉なので泊まってゆっくりしたいところ
日帰りについての話を調べても出てこないのは納得です
次はしっかり計画して泊まりに行きます!

最後まで読んでいただきありがとうございました

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