アメリカ/Muck Rack(マックラック)社が提供するPRMのDuolingo導入事例引用:マックラック導入事例より
アメリカ/Muck Rack(マックラック)社が提供するPRMのDuolingo導入事例を紹介します。
PRM(Public Relations Management)については、こちらを読んでからこの事例を読むと理解が深まります▼
Duolingoがマックラック社のPRMを活用して取り組んでいること
2011年に設立され、現在40言語以上の語学学習に対応するプラットフォームを提供するDuolingo。語学アプリは高いシェアを誇り、現在もその利用者数を伸ばし続けています。
Duolingo成長の背景のひとつには、マックラック社のPRMを活用したメディアリレーション強化があったようです。
特に参考にしたいPRM活用方法がこちらです(原文より一部抜粋)
Duolingoは、絶滅の危機にあるハワイ語の学習コースのローンチにあたり、ハワイ語や絶滅言語に関心の高い記者をマックラックで検索し、約70名の記者リストを作成。過去の記事やSNS投稿から、記者に個別アプローチをかけたそうです。
絶滅危惧言語に関する情報収集は自力では難しく、かつ時間と労力のかかる工程のはずです。それでも70名という記者リストを作れたのですから、マックラック社が提供するPRMプラットフォームの活用は、かなりの効率化につながったと考えられます。
また、マックラックは地域別、担当分野別に記者を検索できるため、パリ、フランクフルト、ベルリンなど新たな海外市場への参入時にも活用されたようです。
アメリカにあるDuolingoにとって、メディア事情のわからない地域であるにも関わらず、PRMプラットフォームでリサーチした結果、各都市を拠点とする記者と接点を持つことができたそうです。
この他にも、競合他社の報道内容を知ることで、自社サービスでも可能なアピールポイントを見つけ、メディアへの新たなアプローチのアイデアを得たり、Duolingoユーザーである記者の投稿にタイムリーに反応し交流を深めるなど、PRMを最大限に活用していることがうかがえます。
成長加速のために
世界の言語学習アプリケーション市場は、2021年は31億4,700万米ドル。その10年後にあたる2031年には166億3,000万米ドルに達すると予想されています。
競合もさらに増えていくと考えられる市場において、Duolingoが現在の独走態勢を維持しつつ成長を加速するためには、マックラックの活用による効率的で効果的なメディアリレーションが欠かせない、ということかも知れませんね。
ちなみに、PRONEでも「記者公開情報」検索機能から新規アプローチ記者のリストアップが実現します。
大手新聞、テレビ、雑誌、ウェブメディアに所属する有力記者のSNSアカウント情報が閲覧できるようになっているため、リストアップ作業の負荷が大幅に削減できます。
また担当分野や興味のある分野、記事一覧、経歴なども随時追加・更新中のため、自社が提供したい情報に興味を持ちそうな記者がわかり、SNSを経由して情報提供することができます。
【PRONE】PRMメディアリストの記者公開情報で新規アプローチ記者をリストアップ
マーケティングではCRM(Customer Relationship Management)、人事・採用では、ATS(Applicant Tracking System)など、すでに多くのツールが浸透しています。
一方で、広報は経営機能と位置付けられているにも関わらずDX化が遅れており、記者の名刺を持っていても、時間がなくメディアリストすら作成できていないという現状が多々見られます。
「面白い商品・企画なのに、興味を持ってくれる記者を探し出せない」
「業務に追われてメディアリサーチができない」
そんな広報の課題を解消し「経営機能としての広報」を推し進めるために必須となってくるのが、PRMプラットフォームの活用と言えます。
オンライン広報サービス「PRONE(プロネ)」とは?
PRONEは、企業のプレスリリースを効率的に配信し、メディアや消費者に情報を届けるオンラインプラットフォームです。広報活動をサポートする多機能なツールを提供し、プレスリリースの作成、配信、効果測定を一貫してサポートします。無料で利用開始できるので、ぜひこちらから無料登録してみてください!
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