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投資信託より、ETF中心に買う理由

投資勉強会で、こんな質問を受けました。

質問:
「まこさんはETFを買ってますね。なのに、どうして私達には投資信託をすすめるのですか?」

まこ回答:
「あなた達受講生よりも、大切な我が息子たちにも、投資信託をすすめてるよ」

大概の人は、理由を言わないこの返答で納得されてます。
しかし、ちゃんとその意味を教えてよ という勉強熱心な受講生がいますので、その方達のためにnoteに書いておきます。



どっちが得になる?

経費だけ考えるとETF>投信
分配金の再投資を考慮するとETF=投信 or  ETF<投信
分配金を現金化することを考えればETFでOK
ETFには分配金には2重課税、外国課税があるので、確定申告すること

ざっくりこんな感じかな。


経費率からみた実際に払っている金額エクセル

まこ作成


この表の見方は、
5,000万円を10年間運用すると、
0.3%と0.1%での差は、150万円ー50万円=100万円

5,000万円を10年間運用すると、
1.0%と0.1%での差は、500万円ー50万円=450万円

こんなエクセルを作ってみると、経費率の重要性が、理解できると思います。5,000万と大きな入力することでインパクトを出していますので、投資金額が500万なら1/10して見てください。投資金額が、少なければそれほど気にしなくて良いと思います。
感覚的なものですから、多いと感じるか、少ないと感じるか、投資できる資産に応じてシミュレーションしてみてください。

実際には、年率7%の複利で増えていくことを想定すると、この差はさらに大きくなります。


【ETFvs投信】運用コストを徹底比較


正確にどっちが得なんだよって方は、ヒートマップを活用。分配金利回りまで考慮されているので、これが一番比較には良いでしょう。

下記ヒートマップから言えること
・VTIの方が、投信の楽天VTIより経費少ない
・VOOの方が、投信のeMAXIS Slimより経費多い
・投信のiFreeは絶対に買わずにETFのQQQを買うこと


私がETFを優先する理由

ETFはリアルタイム、投信は1日遅れるし1日1回売買。
毎日資産管理の観点で、ETFの方がしっくりくる。
分配金を受け取る選択肢を取るため。

若い時は投資信託がいいと思います。
分配金生活の念頭に入れるとETFかな。
出口戦略を考慮しているので。

個人的には、玄人好みのETF、初心者の投資信託で、
玄人っぽいことをしてみたいと憧れていた20年くらい前のなごり。
当時は、INDEXはETFって常識だったんです。
投資信託の信託報酬、買付手数料が、今と比べて、とても高かったので、ETFを選んでいた経緯もあります。

2023年現在は、とても優秀な投資信託が、無料で買えて、信託報酬も0.1%くらいで良心的、かつ、投信マイレージでポイントも貯まる。

あまりこだわりがない方、はじめて投資を始めるかたは、投資信託の方がベターです。いや、ベストです。

私は、毎朝、起きるとアメリカ市場の動きをチェックするのが癖なので、ETFの方がしっくりきているだけです。

私はVTIが中心に保有しています。
厚切りジェイソンの本に書いてあるやり方にそっくりです。自分でこの本書けそうって思ったくらいです。

まとめ

確定申告
外国税額控除
分配金
この3つの単語に拒絶反応を示す方は、かならず、投資信託を買いましょう。


フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com