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【就活生必見】凡人でも確実に内定を取れる自己PRスキル

こんにちは。takeです。

「ESや面接で何をアピールすればいいかわからない...」「自分の強みが分からない...」と悩んでいませんか?

今回は「凡人でも確実に内定を取れる自己PRスキル」というテーマでお話します。

最初に自己紹介ですが、私は現在32歳の某大手IT企業の会社員です。
OB訪問アプリ「Matcher」を2年ほど使っています。これまで社会人側として100以上の星5レビューを頂いています。

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そんな色んなタイプの学生の相談に乗ってきた私が、多くの学生が躓く自己PRの方法について解説してみたいと思います。

自己PRって何?

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そもそも自己PRとはなんでしょうか。

ネット検索で調べると自己PRとは、「自分の強みやスキルを相手に伝えること」や、「企業が求めている人材に自分がマッチしているかをアピールすること」などと出てきます。
「自分の良さをアピールすることが自己PRなんだ」と認識している学生が多いと思います。

多くの学生は、面接官に好かれようとします。選考を突破するという短期的な目標に目がいき、選考を突破するための自己PRをなんとか作り込もうとします。

器用な学生は自分を多少盛って自己PRします。そういった学生による「面接官のウケ狙い合戦」がおこなわれる。これが就活の実態ではないでしょうか。

また、インターネットの発達により、誰でも簡単に就活に必要なスキルを学べる時代になりました。YouTubeを開けば人事のプロが無料で情報を発信してくれています。また、企業側も様々なチャネルを通じて優秀な学生と会う機会が増えました。

インターネットによって学生のスキルが均一化された現在、従来的な自己PRでは、他の学生と差別化できなくなりました。その結果、多くの学生が一部な優秀な学生の陰に埋もれてしまうのです。

真の自己PRとは?

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優秀な学生に埋もれないために大事なことは、「自分だけの自己PRで戦うこと」。

私が考える自己PRとは、「相手が共感する自分だけのストーリーを伝えること」です。

ここで一つ例を挙げます。

女子大生のAさん
私の趣味はラーメンを食べることです。ブログもやっていて、多くの人に閲覧されています。
女子大生のBさん
私はラーメンが好きなのですが、特に好きなのはラーメン二郎なんです。二郎好きが講じて、全国のラーメン二郎10店舗を回り、今ではラーメン二郎ブロガーとして活動しています。2年間ほどブログを運用し、現在月間アクセスは5万PV、Twitterのフォロワーは1000人を超えました。好きな店舗はラーメン二郎前橋千代田町店です。

少し極端かもしれませんが、Aさん、Bさんを比べると、後者のBさんの方が会ってみたいと思いますよね?

なぜかというと、BさんのPRは相手の共感を生み、自分だけのストーリーを伝えているからなんです。

このように自分だけのストーリーを語れる学生は非常に強いです。

自己PRを作るテクニック①「逆説」を使う

では具体的にどうやって自己PRを作るのか。
4つのアクションプランをお伝えします。

まず1つ目は、「○○なのに○○」を作る。です。
いわゆる逆説です。

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先程の例だと、
女子大生なのにラーメン二郎好き
という部分です。
こう言った逆説的なストーリーは相手の注目を集めやすいです。

他にも
・理系なのに営業が得意
・地方出身なのに東京で100人規模のイベント集客
・体育会出身なのに手芸専門店でアルバイト

このように「○○なのに○○」というフォーマットを使うと、
意外性を生み出せるエピソードが作れます。

自己PRを作るテクニック②「WantではなくNeedで伝える」

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「私は○○がしたい」がwantの思考です。多くの学生が最初に行うことは「自分はどうなりたいか」といった理想の姿を考えることではないでしょうか。

理想の姿を想像することが悪いというわけではありません。
しかし、「何がしたいか」というwantで語るのではなく、「どんなことを与えられるのか」というneed(必要性)で語らないといけません。

例えば、今でしょ!の林修先生は、「仕事はやりたいことよりできることを選ぶことが大事」と言っています。

林修先生は、大学卒業ニート生活が長かったそうです。元々、熱狂的な野球ファンで野球の解説者になりたかったそうですが、いきなり解説者になることはできませんでした。

学生時代にピンチヒッターで代わりに塾に行った時にどの塾からも「来週からきてよ」と言われたそうです。人に教えることが得意だった林先生は、やりたくなかった予備校講師の仕事で結果を出し、今では野球解説の仕事も出来るようになりました。

ここから学べる教訓は、やりたいことを優先せず、出来ることを優先した結果、やりたいこともできるようになった。ということです。

皆さんもまずは「やりたいこと」を考えるよりも、今の自分を起点に「いつどんな時に自分を必要としてもらったか?=出来ること」を考えてみてください。

それがアルバイトなのかボランティアなのか。アルバイトならば、バイトの無断欠勤が多くて困っていた店長のために自作の出勤簿を作ったとか。なんでも良いんです。

それが貴方の唯一無二のストーリーの種になります。

自己PRを作るテクニック③「ハッシュタグ化」

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Bさんの自己PRは、他の学生にはないストーリーになっていました。

どうやったらこういう話ができるでしょうか。コツは端的に言ってしまえば具体化というやつです。「はいはい、具体化ね。よくキャリアカウンセラーから言われるよ」と思われましたよね。

具体化はめちゃくちゃ重要です。なぜなら多くの学生が抽象的すぎるからです。

抽象的な文章ではなく具体的な文章を書くためのヒントをお伝えします。
自分が作った文章を見直すときにハッシュタグをつけてみてください。TwitterやInstagramで投稿するときに付けるアレです。

先程の例ならば、
#女子大生ラーメンブロガー
#女子大生ジロリアン
#5万PVブロガー

などのハッシュタグを付けることができそうですね。

ハッシュタグが付けられない文章は、汎用的な表現の多い抽象的な文章です。抽象が高いということは、多くの学生と似通った、自分のストーリーになっていない文章です。

また、自分が作ったハッシュタグだけを人に見せて、「会ってみたいか」アンケートを取るといいです。
「こういう話をしようと思うんだけど、どれが聞いてみたい?」
と聞いて10人ぐらいにアンケートをとってみてください。

自分だけのハッシュタグのカタログを持ち歩くイメージです。相手がいいね!を押したくなるハッシュタグをぜひ見つけてください。

自己PRを作るテクニック④「人間味を持たせる」

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成長したいです、社会を良くしたいです、こういった表現をよく見かけます。しかし私からすると「嘘くさいな」と感じてしまいます。

背伸びをした大人っぽい表現をすれば賢いやつだと思われるかもしれませんが、逆効果ではないかと思います。IT系おじさんが学生に向かって「アジェンダ作ってアサインする」とドヤるぐらいに痛いです。

一般論を自分の言葉にして話せるかどうかが大事だと思います。

例えば、成長したいという表現ではなく、このように言ってみるとどうでしょうか。

3人兄弟の母子家庭で育ちました。母は僕を大学まで行かせてくれました。忙しい母は10年間毎日同じ服を着ていました。社会人になって母に恩返しをしたい。そのために年齢関係なく成果次第で給料が決まる営業に挑戦したいと考えています。

こう言ったように自分の過去の経験をもとに話せるとグッと人間味が出ます。人間味が出ればその人に興味が湧きます。

また、すでに自分が克服しているネガティブなエピソードを効果的に使うのもオススメです。
重要なことは自分が克服している話であることです。

「昔いじめられていまして、、」といかにも暗い感じで言われたら
単に気の弱そうな奴だなと思われてしまいます。

自分がすでに克服しているネガティブなエピソードを効果的に使うと、良い意味での人間臭さを持たせることができます。ぜひ使ってみてください。

最後に

社会に出るとテストはありません。自分を評価(採点)してもらうためには自己PRのスキルが必須です。

自己PRが上手い人は、どんどん出世していきます。逆に下手な人はいつまでも仕事に文句を言って評価も上がりません。

高校生・大学生まではペーパーテストで良い点を取ることで評価されました。社会人では自己PRの良し悪しで採点されます。

ですから自戒の念も込めて、今のうちに得意科目として自己PRを身につけておきましょう。

まとめ

・自己PRとは、相手が共感する自分だけのストーリーを伝えること
・具体的なテクニック4つ
①○○なのに○○という逆説を利用する
①WantではなくNeedを伝える
②ハッシュタグ化
③克服したネガティブなエピソードを使って人間味を出す
・社会に出るとテストの代わりに自己PRで採点される

最後まで閲覧頂きありがとうございました!

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