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『解決は一行』から学ぶキャッチコピーのつくり方

「解決は1行」という本を読んだのでアウトプットしていきたい。

1行あれば、すべては伝わる。
1行あれば、行動は変わる。
1行あれば、意識は変わる。
と筆者は言う。

本の中では、『解決の一行』を25の技法で紹介している。今回は3つに絞ってお届けしたい。

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1行でプレゼンできる提案話法

『AからBへ』という変化のビフォーアフターを伝えるシンプルな技法だ。

例えば、白Tシャツ専門店のキャッチコピー。
『白Tを、男の正装に』

白T→正装へという変化を伝えている。

AとBには、距離がある言葉を使うとよりインパクトが生まれやすい。

1行で物語る最強エピソード法

伝えたいことを最も雄弁に物語る具体的なエピソードを伝える技法だ。

「私は真面目な性格です」と伝えたいならば、「私は夏休みの宿題は初日に終わらせるタイプです」といった方が想像しやすい。

具体的なエピソードのような、解像度の高い言葉を操ることができれば、イメージを相手に伝えやすい。

ほかにも例えば、有名なアウトドアブランドのパタゴニアは、
『社員をサーフィンに行かせる会社』と標榜している。

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これによって自由でアウトドア好きが多くて、さらにフレックスタイムの導入や、お互いの好きを尊重して助け合って仕事をしている企業文化を想像することができる。

説明よりも物語を大事にする。

1行で捉えるメタファー法

メタファー法は、既存のイメージを借用する技法だ。

新鮮な海の幸を表現するのに「まるで海の宝石箱」と表現したり、濃厚な味わいがあり栄養価が高いアボガドを「森のバター」と比喩を使って表現することでそのものを説明をしなくても多くのことを伝えることができる。

商品の特徴やコア体験などの芯を捉えてから喩えると良いコピーが作れる。

アクションプラン

人の関心や注目を集める言葉をつくるためには、逆説を意識することが重要だろう。

白Tなのに正装、社員なのにサーフィンへ行かせる、など逆説が効いた言葉は関心を集めやすい。

本書を読んで25の技法全て暗記する必要はないと思った。

まず大事なのは、離れた言葉と言葉を組み合わせること。

それを、もっと解像度の高いエピソードはないか?と考えたり、何かに喩えたりしてみると良いと思う。

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