考える家庭教師

神戸を拠点に活動している、プロ家庭教師です。メインは中学受験の算数・理科。レベルは灘中など最高ランクまで対応しています。https://www.prokateikyoushi.com/

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最近の記事

2024年 中学入試結果(2024年1月30日現在)

今年も関西の中学入試が終わり、結果が出てきました。 今年の合格者は、 東大寺学園 1名 大阪星光学院 1名 北嶺(併願B)1名 奈良学園登美ヶ丘 1名 須磨学園(2日目B)1名 滝川(医進選抜)1名 愛光(大阪会場)1名 高槻(B)2名 神戸大学付属 1名 清風(前期プレミアム理Ⅲ)1名 親和中(STEAM探究)1名 栄東(東大特待)1名 でした。(※一部関東の方を含む) 母校に一名入学することが決まり、個人的には嬉しいですね。 後輩が増えるわけですから。 他の生徒さん

    • 個性は非効率の賜物

      今の時代、「効率的かどうか」にかなりのウエイトが置かれていると感じます。 現代人が忙しすぎるからなのでしょうか。 あるいは逆に、時間的なゆとりを作り出すためなのかもしれません。 確かに元々決めていた目的の達成にたどり着くには、効率を求めるだけで良いと思います。 ただ、それではちょっと寂しいんじゃないかとも思っています。 こちら、先日の旅の一コマ。 僕は極度に不器用なために車に乗れないので、旅先でも公共交通機関+徒歩で移動します。 1時間くらいならば平気で、炎天下でも無関

      • 円周率計算

        円周率計算は、中学受験においで悩まされるものの一つです。 特に、暗算が苦手なお子さまにとっては、苦行でしかありませんよね。 ですが、円周率計算は他の計算と異なり、暗算能力をカバーしやすいものでもあります。 まず、そもそも円周率は×3.14ですから、同じ計算に何度も何度も出会います。 真面目にやっていれば、知らずと答えを覚えきたり、慣れが出てきたりします。 中々慣れない場合は、毎日こなしましょう。 (できない・覚えられないものは、毎日少しずつやれば良いのです) 次に、工夫が

        • 2023年5月9日現在のスケジュール

          連休も終わり、少しスケジュールに変更が出てきました。 つきましては、HPにて2023年5月9日現在のスケジュールを更新しています。 ↓ 2023年5月9日現在のスケジュール 諸般の事情で指導終了となった方がいらっしゃいまして、その一部の時間帯に他の方が入ってこられた形です。 結果として、僅かながら空きが増えております。 また、月1~2回など、不定期で指導が入りやすい(空きやすい)時間帯も分かりやすいようにしました。 まだ数件サスペンドの方々もいらっしゃいますので、気になる

          既約分数の和

          2023年 洛星中 算数 問2(3) ~既約分数の和~ HPにて、2023年の洛星中の問題をご紹介しています。 テーマは、「既約分数の和」 今更?と思われるかもしれないくらいに定番ネタですが、1より大きい数を含む場合は少々面倒になります。 2021年 甲陽学院中 算数 第二日 問2(2) この問題なんて、そのことを強く実感させてくれます。 いずれにせよ、「規則」を見つけて利用することがポイントです。 (算数において、「規則性」はとても大切) そして、いくら数が大きくな

          0を複数枚含むカード問題

          2023年 甲陽学院中 算数 第二日 問1(2) ~0を複数枚含むカード問題の基本思考~ HPにて、今年の甲陽二日目の問題をご紹介しています。 上のリンクより是非ご覧ください。 0は一番上の位には来ない・・・というか、4ケタの数の一番上の位に0が来ると、それは4ケタとは普通言いませんから、カードの0というのは面倒な存在です。 「身構える」くらいでちょうど良い。 しかもこの問題は0が2枚ありますから、場合分けの考え方で少々苦労するかもしれません。 ただ、塾の難関校向けクラ

          0を複数枚含むカード問題

          作図の習慣

          2023年 甲陽学院中 算数 第一日 問5 ~等積条件の活用~ 「図、写してみ」というと面倒がるお子さまも多いのですが・・・ この問題なんて、どうでしょう。 平面図形の問題なのに、図形が示されていません。 要するに、文章から自分で作図する必要があるわけですね。 問題文の読解と、そこから図に起こす力。 そして、自分の"歪んだ"図を見ながら考える力。 このあたりを、前提として要求してきています。 ちなみに・・・ 高校数学まで学んだ人ならば分かると思いますが、 高校数学になる

          倍数の判別法

          HP内の入試問題研究において、2023年洛南の問題をご紹介しています。 テーマは、倍数の判別法です。 ↓ 2023年 洛南高等学校附属中 算数 問2(2) ~倍数の判別法~ 倍数の判別は、単なる素因数分解をする場面でも有効ですし、 その他さまざまなシチュエーションで使えます。 むしろ、積極的に意識して当たり前のものとしておきたいところです。 2の倍数・3の倍数・4の倍数・5の倍数・9の倍数・11の倍数。 このあたりを押さえておけば、問題ないでしょう。 お問い合わせはこちら

          スケジュール改訂

          先日新しい生徒さん(以前教えていた生徒さんの弟さん)の指導が開始しましたので、スケジュールが変更になっています。 青い部分が埋まっている時間帯となります。 なお、3月一週目までは日曜日の午後も埋まっています。 (中学生の期末試験対策のため) なお、こちらのスケジュール表はあくまで目安となります。 というのも、生徒さんの居住地域によって、移動時間が変わってくるためです。 詳細はお問合せいただければと思います。 お問合せはこちらまで↓ 家庭教師の知力会

          スケジュール改訂

          2月の公開模試

          2月の公開模試の結果が出揃ってきました。 1月末くらいから指導し始めた生徒たちの結果が非常に良く、皆自信になったようです。 算数で、急に偏差値が70を突破(!)した生徒も。 こんなに少ない指導回数ですので、直接的な影響よりも間接的な要因の方が大きいと思います。 「家庭教師の先生が来てるから、頑張らなきゃ」と思って集中力が増したとか、あるいは「教えてもらえる目途が立ったことで不安が無くなった」とか。 はたまた、頭の使い方が少し分かってきた可能性もあります。 教え始めてもうすぐ

          2月の公開模試

          2023年 洛星中 算数 問5(1) ~図形式を用いて重なり部分を整理する~

          洛「星」中というだけあって、この学校の校章は星マーク(六芒星)。 というわけで、それを意識して生まれたと思われる問題がこちら。 解説はこちらで。↓ 2023年 洛星中 算数 問5(1) 解説 「平行四辺形の半分」と「図形式」のフル活用ですね。 良い問題、きれいな問題です。 是非取り組んでみて下さい。 お問い合わせはこちらまで↓ 家庭教師の知力会

          2023年 洛星中 算数 問5(1) ~図形式を用いて重なり部分を整理する~

          対面授業の指導時間について

          従来、対面授業は2時間~とさせて頂いておりました。 理由は単純で、休みを潰す対価として、2時間分は必要だという考えがあったためです。 ただでさえ、あまり休みを設けないもので。 しかし、今年は生徒さんに他の習い事があって忙しかったり、またこちらの都合で遅めの時間からのスタートになるケースが多くありそうでした。 そのため、2時間の指導時間だとスケジュールにハマらなくなってしまいました。 そこで、今年度から「対面も1時間から指導OK」と改めることにしました。 ただし、ほかの授業

          対面授業の指導時間について

          2023年 大阪星光学院中 算数 問1(2) ~円周上の点を結んでできる図形の求積~

          円の定義は、「ある定点から等距離にある点の集まり」です。 もちろん、この「ある定点」とは「円の中心」のこと。 よって、円は「中心」があって初めて円になると言えます。 ということは、円の問題において「中心」を意識しないことはほぼあり得ないわけです。 ですから、円の問題が出ればまずは「中心」を意識します。 その後、「半径」を考えたり・・・といった具合に思考を巡らせていきます。 解説はこちら↓ 2023年 大阪星光学院中 算数 問1(2) 解説 お問合せはこちらまで↓ 家庭教

          2023年 大阪星光学院中 算数 問1(2) ~円周上の点を結んでできる図形の求積~