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第3期生、パーパスステートメント発表!!! #プログラム進行内容

6月20日(日)Mind Hack最終日に、3期生のパーパスステートメントの発表を行いました。

【パーパスステートメントとは?】
人生において自身のコンパスとなるような軸を一言で表す文のこと。自分だけに共鳴し、自身の行動を掻き立て、かつ、“Why?(なぜあなたがこんな想いを持つのか?)”に起因した明確な宣言です。


 3期生達はこれまでのセッションを通して、過去を振り返り自身のコアな価値観に迫りつつ、自身の動機(内発的、外発的)と強みからくる情熱を探ってきました。


「自分とは何者なのか?」
「何を大事にしているのか?」
「自分だからこそすることってなんだろう?」

と何度も何度も内省を繰り返しながら、パーパスステートメントを見つけていきました。

 これはとても難しい作業であり、簡単に分かるものではありません。また、1回作って完成するものではなく、このMINTのプログラム期間中の学びを通して進化し続けるのです。

 3期生達は悩み続けながら、フェロー同士で対話を続け、パーパスステートメントのドラフトを創り、見つめなおしながら自己探求を続けてきました。また、出来上がったパーパスステートメントを軸にこれからどのように行動し、周りに変化をもたらしたいのか、さらに、それが実現された世界についてもイメージを膨らませました。

 当日は、株式会社SPACE創業者の福本理恵さんにゲスト講師としてお越しいただき、まずビジュアルコラージュワークショップを開催しました。

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福本 理恵Rie Fukumoto
創業者
代表取締役 最高情熱責任者 (CEO)
東京大学大学院博士課程にて認知心理学を研究する過程で体調を崩し、博士課程を中退。それを契機に食の道へ転身し、「種から育てる子ども料理教室」を主宰。2012年からは東京大学先端科学技術研究センターに戻り、農と食から教科を学ぶ「Life Seed Labo」を企画。その後、「異才発掘プロジェクトROCKET」のプロジェクトリーダーとして全般を指揮。その間、探究カリキュラムの開発をするとともに、ユニークな子ども達に寄り添って一人一人が活かされる環境作りをプロジェクト内で実現する。一人ひとりを生かす個別最適な探究的学びの設計における知見を生かして、2020年8月にSPACEをスタートさせる。

イラストワーク

 まず初めに事前課題として作成した各人のライフログをもとに、アップ(ポジティブ)とダウン(ネガティブ)の部分をイラストで表現するワークを行いました。

 出来上がったイラストはフェローによって様々。正解はありません。
「イラストに表現した感情を大事にして、ビジュアルコラージュを行ってみてください」など福本さんからのフィードバックを通して、抱えている感情を具体的にイメージしていきました。

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(イラストのワーク発表の様子)


ビジュアルコラージュのワークへ

 各自事前に準備した写真などの素材を使って、イラストでのワークから膨らませたイメージやその場での直感をもとに、コラージュを作成していきました。今までのセッションでは思考を使って左脳メインで内省をしてきましたが、そこから徐々に右脳へシフトチェンジして頭の中にあるイメージを目に見える形にしてくことで、思考を感覚化していきました。

 まず、自身が願う抽象的なイメージを構成する要素をざっくりと選んでいきます。そして、「似ているけど違うもの」を選別し、より自身のイメージに近いものを選んでいきます。この違和感の源泉に目を向けていくプロセスにより、自分のイメージをよりクリアにすることができます。

 フェロー達は福本さんにアドバイスをいただきながら、イメージをより具体的にし、さらに明確化、洗練化して意識化していきました。

ついに発表!

 当日は、Project MINT Co-founderのGloria氏も米国から参加、また、フェローのご家族、ご友人にもご参加いただきました。

 パーパスステートメント、その背景となる個人の過去の体験、パーパスステートメントを実現させて創りたい未来、世界観(ビジョン)について1人ずつ発表を行いました。

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(発表を行う3期生)


発表を終えて

ゲストからこの様なコメントをいただきました。

福本さん
「みなさん迷いながらご自身の正解を探したようなワークだったのではないでしょうか。今感じている違和感や発見はこれからの活動の種になっていくと思います。このモヤモヤも含めて自分自身なんだと認識をしながら進んでいってほしいです。」
Gloria氏
「皆さんの本音を語り、個人的な経験などを共有いただきとても感謝しています。良いパーパスステイトメントの条件は、幼少期や正念場の経験、価値観に紐づく個人特有のものであるか、また、あなた自身を掻き立てるようなメタファーや言葉を使っているか、です。」
フェロー個別にコメントもいただき、最後はニック・グレイグの言葉を引用して締めくくられました。
“ヒーローのように世界を救う、のではなく、その前に『あなたを』救いましょう。あなた自身がパーパスステートメントを創っています。あなたは世界を良くしたいと思っていると思いますが、まずあなた自身を救うことから世界を良くしていけます”


3期生からは

(2人のフェローのビジュアルを見たGloria氏からのコメントを受けて)「原体験や強みからはお二人の共通点は感じていなかったが、最終的なパーパスやアウトプット(表層的なところ)は似てることが面白い!」
「前回のセッションからパーパスからさらに深まり、日常を豊かにするってとても良いなと感じています」
「振り返りセッションをフェローでやりたい!」

など、前向きな言葉が多く聞かれました。

 3期生達はこれからもパーパスステートメントと向き合いつつ、これからはプログラム第2フェーズの“Mastery of Wisdom”に入っていきます。
 
ここから更にどのような進化を続けるのか?

どうぞご期待ください!!

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