第8期生、パーパスステートメント発表会実施! Gloriaも緊急参加!
7月9日(日)Mind Hack最終日に、8期生のパーパスステートメントの発表を行いました。
8期生達はこれまでの3週間にわたるMind Hackセッションを通して、過去を振り返り自身のコアな価値観に迫って行きました。
MINTの真髄である、「仲間との本音の対話」を通して、自分自身の内省を深めて行き、幼少期からの原体験を見つめ直し、自分にとって本当に大切な価値観やニーズ、自身の動機(内発的、外発的)と強みからくる情熱を探ってきました。
「あの頃の自分は、どんな感情があって、その背景にはどんなニーズがあったんだろう?」
と何度も何度も内省を繰り返しながら、パーパスを一言で表す「パーパスステートメント」を少しずつ言語化して行きました。
これはとても難しい作業であり、簡単に言語化できるものではありません。また、1回作って完成するものではなく、このMINTの10週間のプログラム期間中の学びを通して進化し続けるのです。
8期生達は悩み続けながら、クラスメイト同士で対話を続け、パーパスステートメントのドラフトを創り、自分の人生と照らし合わせながら、自己探求を続けてきました。また、出来上がったパーパスステートメントを軸にこれから人生にかけてどんな価値観を広めて行きたいのか、どんな世界を創りたいのか?についてもイメージを膨らませました。
Gloriaからの応援のエール
発表会当日は、Project MINTの共同創設者であるGloria Tam氏もアメリカ東海岸から緊急参加し、発表会前に8期生に応援のエールを贈りました。
また、ミネルバ大学やイェール大学、マッキンゼーでグローバルで様々な業界のリーダーたちのパーパス策定を支援してきた彼女から直伝にパーパスステートメントを創る意義や大切な極意を伝授してもらいました。
ライフログ
発表会当日のワークは、まず初めにライフログから行って行きました。
事前課題として作成した各人のライフログ(生まれた時〜現在に至る人生マップ)をもとに、アップ(ポジティブ)とダウン(ネガティブ)の部分を掘り起こして行きます。少人数のグループでお互いのアップとダウンの原体験を共有して行きます。
事前に講師から渡された個別の内省ポイントのフィードバックに基づき、8期生は自分自身の問いかけを深めて行きます。
グループで対話をしながら、仲間の視点を得ながら自分に問いかけて行きます。
そこで、自分ひとりで振り返ったことでは出てこなかったような解釈が生まれてきたり、自分に対する見方が変わってきます。
やはり、人生の中でダウンした時の経験は、今の私にこんな大切なことを教えてくれた、などと現在とのつながりを見出して行きます。
ビジュアルコラージュのワークへ
各自事前に準備した写真などの素材を使って、ライフログのワークで味わったこれまでの人生のアップ・ダウンのイメージやその場での直感をもとに、ビジュアルコラージュを作成していきます。
今までのセッションでは思考を使って左脳メインで内省をしてきましたが、そこから徐々に右脳へシフトチェンジして頭の中にあるイメージを目に見える形にしてくことで、思考を感覚化していきました。
まず、自身が願う感覚的なイメージを手を動かしながら、具現化して行きます。そして、その中でも自分の感覚を頼りに、このイメージよりかはこれを選択する、というように自分の直感で写真素材の選別をして行きます。より自身のイメージに近いものを選択することを繰り返し、自分のニーズの源泉に目を向けていきます。このプロセスにより、自分のイメージをよりクリアにすることができます。
ついに発表!
ビジュアルコラージュが完成したら、
パーパスステートメント、その背景となる個人の過去の体験、パーパスステートメントを実現させて創りたい未来、人生をかけて実現したい世界観(ビジョン)について1人ずつ発表を行いました。
発表前は緊張感が漂っておりましたが、ビジョンコラージュのワークでどっぷりと右脳の世界に浸った8期生たちは、発表を通して「うまく説明しなければ」というプレッシャーから解放され、「自分の世界観を伝えたい」と純粋な気持ちが芽生えている様子でした。
発表を終えて
8期生同士で、このような感想を発表後、共有して行きました。
「今日の発表会では、自分のパーパスを言語化することができて達成感を感じているけれども、それよりも8期生みんなの実現したい世界観が聴けたことが何より嬉しかった!」
「8期生みんなが実現したい世界をつくっていけたら本当に世界は良くなると前向きに思えました!」
「Gloriaからの "自分自身をまずは救って行こう" という言葉に安心しました。」
「ビジョンワークをやっていて、今まで見えなかった四季の移り変わりのイメージが出てきて、私はこんなふうに変化を楽しみたいんだ、とハッと気づくことができました。」
「みんなの発表が純粋に共感して胸が熱くなりました。でも一方、自分はまだまだ自己理解が足りないな、などと思ってしまった自分がいるので、今日という日がある意味また新しいスタートになりそうです!」
など、自己理解の難しさを感じながらも、8期生の仲間との団結をさらに実感するような前向きな言葉が多く聞かれました。
8期生達はこれからもパーパスステートメントと向き合いつつ、これからはプログラム第2フェーズの“Mastery of Wisdom”に入っていきます。
ここから更にどのような進化を続けるのか?
どうぞご期待ください!!