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「組織を芯からアジャイルにする」第2章で心に残ったフレーズ

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こちらは、シン・アジャイルコミュニティのナレッジ共有マガジンです。 今回、書籍「組織を芯からアジャイルにする」の第2章から心に残ったフレーズをテーマにnoteを書いていただいて、… もっと読む
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最適化が組織を縛り続ける

この記事は以下のマガジンへの寄稿です。 書籍「組織を芯からアジャイルにする」のフレーズを題材に思ったことや考えたことを共有するものです。 書籍 組織を芯からアジャイルにする の2章では、冒頭部分で上記の記載があり、効率化・最適化の問題点をあげらています。 効率化・最適化は良いイメージしかありませんでした。えっ、そうなの?どういうことだろう と一気に引き込まれました。 書籍を読んで、確かにそうだなと思うことや、実際に体感したことが、記載されている部分があります。そして、そ

道具の最適化の中で藻掻く

この記事は以下のマガジンへの寄稿です。(2章からの引用)  チャットGPTの取扱いについて、会社や国でどこまで安全に使ってよいかと色々と話題に挙がっています。  個人情報等の絡み含めて色々と慎重な取り扱いが必要ですが、個人的には下記Tweetが全てで、チャットGPT以外及びチャットGPTを組み込んだLLMが大量に出てくる中で、どうでもよくなってくると思っていますが・・・。  チャットGPTは話題になりましたが、それ以外でも業務改善やコミュニケーション改善系のSaaSツール

「最適化の呪縛」から抜け出せるか

「最適化」という言葉は通常ポジティブなイメージで使われます。「最も適した状態に近づける」という意味なので、当然ですよね。ですが、書籍「組織を芯からアジャイルにする」では「『最適化』という名の呪縛」という恐ろしげなフレーズがあります。これはどういうことなのか、考えてみましょう。 この記事は以下のマガジンへの寄稿です。 良いに決まってる!だって最適なんでしょ? 「最適」が「最も適している状態」だとしても「何に対して最も適している状態なのか」が大事になります。その問いに対して

「組織を芯からアジャイルにする」第2章〜第3章で心に残ったフレーズ 〜なぜアジャイルなのか・何を学んだのか〜

 心に残ったフレーズは何で、なぜ心に残ったのか。今回は「組織を芯からアジャイルにする」第2章と第3章が対象です。お題はこちら。 第2章 日本の組織を縛り続けるもの顧客とともに問うべき内容は何か  アジャイルでやる理由、やりたい理由としてよく聞くことばがあります。 「作るべきものがまだ決まっていない。だからアジャイルでやる」  文法に誤りはなく、そうだよねと同意してしまいそうです。しかし、このことばの話し手と聞き手それぞれの思いが異なっていると、食い違った解釈のまま【アジャ

組織の中心に何を据えるのか~書籍「組織を芯からアジャイルにする」第2章~

本日も現在加入中の「シン・アジャイル」コミュニティにて、『書籍「組織を芯からアジャイルにする」第2章と第3章で心に残ったフレーズ』について書き綴ってみましょうというお誘いをうけての投稿です。 心に残ったフレーズ by第2章今日選んだフレーズは「組織の中心に何を据えるか」です。 組織の「芯」とは何か? 組織の「芯」とは、いわゆるゴールデンサークルでいうWhyの部分で、組織の中ではミッション・ビジョンであったり、Purposeという形で言語化されている、「我々は何故ココにい

【アジャイル】書籍「組織を芯からアジャイルにする」第2章で心に残ったフレーズ

第1章に続き、こちらに参加します。第2章から挙げてみます。 第1章の記事はこちら。 第2章で心に残ったフレーズお題としては引き続き、市谷氏の書籍「組織を芯からアジャイルにする」について第2章で心に残ったフレーズを挙げ、そこから思ったこと、考えたこと、取り組んだことなどを書いて共有していくものになります。 私が第2章で心に残ったフレーズはP70からの節にある になります。 行きすぎた「最適化」第2章は「日本の組織を縛り続けるもの」というタイトルであり、長年の失われた時