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【クルマ編-第39回】BMW 220i Coupe M Sport <レギュラー>

フロントミッドシップに 2.0L ダウンサイジングターボエンジンを搭載し、FR駆動の 小粋な2ドアクーペとして登場した、BMW 220i Coupe
その外観からもわかるように、2ドアクーペにも拘わらず 後席の居住性やトランクの積載などはきちんと確保され、国産の 2ドアスポーツクーペが、デザインを優先して 後席やトランクスペースを 2+2仕様 程度にしているのとは一線を画している。
実用性を兼ね備えた 2ドアクーペとして登場した、BMW 220i Coupeの性能や機能の実力を、他のBMW車との違いなども含めて評価検証しました。

6気筒エンジンの搭載も考慮して決めたトランスミッションの接続位置に合わせて、配置された4気筒エンジンはかなり後方に搭載されている。
恐らく…BMWが謳う前後重量バランスを 6気筒エンジンまで含めて確保する為に、大型のバッテリーはトランクの床下に配置されている。
しかし、4気筒エンジンではフロントが少し軽くなり過ぎか…? と感じる部分もあるが…

室内側に大きく入り込んで搭載される、2.0Lターボエンジン

流石にBMWのクルマ造り。フロントミッドシップ化により 居室から遠くなってしまったフロントサスペンションのストラット取り付け部は、車体剛性を確保する為に強靭な構造で補強されていた。
また、ステアリング応答性など、他のBMWとは少し違った、ややもするとエントリーの若者に好まれるクイックな特性になっていた。

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