【思考編-第26回】水野流人材育成術-1、教えて徹底から、自覚と向上心を造る指導へ
最近の人は、仕事を覚えようとしないし向上の意欲も感じられない、何かあるとすぐに辞めてしまう…如何したらいいの ?
こんな言葉をよく耳にします。
職種や人材の活躍の場が多様化した現代にあっても、未だに "人材の能力育成教育" というと、学校も会社の人事教育も職場のOJT等も、そして外部研修も「教える、そして教えた事を確実に実行させる」という、How to(やり方)主体の基本スタンスで遣られているし、これが能力の育成教育と思い込まれています。
「社会人や企業人として立ち回り、業務遂行を円滑に進める為の当たり前の事を教える教育」と「一人一人の個性を活かして仕事の結果を造りだす為の能力の育成教育」は内容や目的が違うにも拘らず、ここが区別されずに「人材育成という言葉の中で混同」されています。
今回の思考編は、開発車種の拡大で社内からの人員補充は殆どされず(約20%程度)、急遽外部から集めた、スーパーカー技術など全く持たない人材を育てながら「"人、モノ、金、時間" 全て 従来プロジェクトの半分以下」で、ポルシェ、フェラーリと並ぶ世界トップクラスブランド『日産GT-R』を実現した、水野流の能力育成術を解説して訓えます。
その重要なファクターは「教えて、それをやらせる」ではなく、「自覚させて自分から求めさせる」への変換です。
ここから先は、動画で詳しく解説します。
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