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【クルマ編-第31回】LAND ROVER DEFENDER 110 S

"ニュー・レトロ"と思わず言いたくなるような、オリジナルのオフロード車用のプロポーションに、最新の技術とデザイン加飾を組み合わせて登場したDEFENDER。
LAND ROVERは、既に時代を先取りした都会派のスポーツSUV " EVOQUE"をラインナップに持っているが、敢えてこれとは違うコンセプトで「価格帯もEVOQUEとラップさせながら 都会派SUVとは違うピュアなオフロード派SUVとしてDEFENDER を投入した。
近年、販売も巨大化したSUV市場に対して「都会派と オフロード&クロカン派の両面から挟み撃ちにした販売戦略」をとってきた。 これもオフロード&クロスカントリーのカテゴリーで絶対的なブランド力を持つLAND ROVERだからできる事。 最近は都内などでもよく見かける車になってきた。

「4.945m×1.97m、2400kgの車両+4気筒2.0L T/Cエンジン」の組み合わせによる走りも見もの。一昔前であれば、2.4トンある車両を2.0Lの4気筒ターボエンジンと組み合わせるという事は考えられなかったが、ダウンサイジング・ターボエンジン技術の進化はクロカンにまでその影響を与えてきた。
特に、酷悪路をデリケートなアクセルワークで走破するオフロード&クロスカントリー車では、低速~中速域に於けるエンジン出力の粘り、レスポンスは大事な要件。ダウンサイジング・ターボ技術はこの領域でも普通に使え、更には山岳ハイウェイでもパワー不足を感じさせない走りが楽しめる事を証明して見せた。

乗用車のプラットフォームを使い上屋違いで仕立て上げた今どきの都会派SUVと違い、真にオフロード走破性を確保したサスペンションセットやキックバック対策を折り込んだステアリングシステムなども、ハイウェイを安心して走行する際には上品で落ち着いた味を造り出している。

正規配信ビデオ資料写真、LAND ROVER DEFENDER 110S21.12.25

スパルタンな中にもモダンなデザインと新技術を盛り込んだエクステリアの加飾とインテリアにも注目…。

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