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【雑誌ベストカー提携企画】水野和敏が斬る!! … 紙面では書ききれなかった確かな検証… VW ID.4 と VOLVO XC40 RECHARGE ULTIMATE TWIN MOTOR <レギュラー>

『雑誌 ベストカーを読んで全般がわかり、Youtubeで取材の様子を観る、そして このライブ配信で正しい本当の知識や見識を知る』
多次元に渡るメディアの媒体を一元化した、ユニークで唯一の配信!!
「本当の自動車技術講座」との交互配信です。

 私は20年以上前から… BEVに動力源を変えた場合、走行性能や衝突安全性、そして実用スペースなど、クルマとして最も効率の良い 駆動系の配置は「 RR駆動方式(リヤにモーター & ギヤボックス搭載)+キャビン床下でのバッテリー搭載」 と提唱し続けてきましたし、実際に先行開発もやってきました。
 そして、日本や中国で開発されている 「FF駆動方式(フロントにモーター搭載)の BEV」は、従来やってきたエンジンの搭載をモーターに換えただけで、「※)BEV化により得られる、クルマ自体のパッケージング効率の向上を活かしていない、もったいない」と 言い続けてきました。
※) 「動力源の小型化(モーター化)や 熱や振動の激減、更に 車両の重量バランス最適化や 空間効率の向上」など、従来のエンジン車では出来なかったことを活かすクルマづくり

私が先行開発などでやってきた「BEVの本来あるべき、プラットフォーム・パッケージ」を商品化し実現してきたのが、今回の VW ID.4です。
また、VOLVO XC40 RECHAGE も、今回 評価した 2023年モデルは、FFベースのBEVでしたが、2024年モデルからは, RR駆動方式ベースに変更することを既に発表しています。

何故、RR駆動方式をベースにする方が「従来のエンジン車を凌ぐ、性能もスペース効率も良い BEV」が創れるのか…? 

詳しくはライブ配信の中で説明しますが、主要な要件としては…
・モーターや駆動系のギヤユニットなど全ての部品がBEV化で小型化するために、従来からリヤフロア下に搭載していた「デファレンシャル・ギヤのスペース」の中に全ての動力源が搭載ができる。 (フロントと違い、タイヤの転舵切れ角のスペースも不要なので「サスペンション周りの幅方向スペースが変速ギヤボックスの搭載スペースに使える」) 
・ 駆動系に発生する「回転方向の無駄な伝達ロス」も最小に出来る。
・「バッテリー➪制御系(従来のガソリンタンク部)➪駆動モーター」の超高電圧で繋がる電線類が、衝突時に最も安全な経路で最短距離に繋げられる。
・従来のエンジンルームスペースは「第二ラッゲージルーム」として設置。
・従来エンジン搭載車とのプラットフォームの共用化も効率よくできる(BMW Ixシリーズ)
などです。
 
 そして、BEVのモーター駆動化により、シフト操作系も様変わりし様々な操作方式が採用され始めました。日常の使い易さと誤操作の防止や、パニック状況になった時の適切な操作性など色々な課題も視えてきました。
これらについても、ベストカー編集委員の梅木さんと話し合いました。

BEVでモーターの電制制御方式になったために、様々な方式の駆動系
シフトデバイスが出現しているが、カーシェアやレンタカーの普及
など観た時に、緊急時の誤操作防止は本当にこれで良いのだろうか?

そして、ライブ配信の中では、事前に皆さんから頂いた質問や、ライブの中で寄せられた質問にお応えしました。

<事前に頂いた質問への回答>
・EVの中古車市場について…?

ここから先は、雑誌の紙面や Youtubeの動画には出されていない「計測したデータの結果や、デザインと機能&性能の分析、そして各部位の作りや仕様の細部」などの解説を織り混ぜた 正しい評価と検証の結果を、ベストカー編集委員 梅木さんとの「語り会い形式で解りやすく伝えている」動画をお愉しみ下さい。
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