【クルマ編-第16回】SUZUKI Jimny SIERRA
日本が生んだユニークなオフロード車、SUZUKI Jimny SIERRA
そのオフロードに特化したユニークな存在は多くのファンを持ち「納車まで1年以上待ち」と言われているヒット商品。今回はオフロードを重点とした設計の仕様や車両のセッティングが、オンロードの日常走行でどんな特徴や利点を生んでいるのか…? その辺を重点に検証しました。
(これは新商品の企画や開発、企業戦略立案等の参考に適した例題です)
世界に例のない軽自動車規格で作られた小型オフロードカー「ジムニー」をベースに、1.5L NAエンジンを搭載すると共にタイヤサイズも大きくし、登録車規格にモデファイされた「ジムニー シェラ」。
母体となっているジムニーは、主要納入先である営林署での狭い林道や植林の荒れた傾斜地等に於ける業務作業を視野に入れて、外国車には無いスズキ独自の技術やノウハウで開発されている。
走行性能はもとより簡素で使い勝手の良い実用性も高い評価を得ています。
今回は泥濘んだ急勾配の下り坂や斜面の跨ぎ走行等を正確に走れるオフロード性能や、植林の中での作業等を目的に、主要ユニット(エンジン、サスペンション、車体等)や車両装備 そして車両パッケージが開発されているクルマの性能や機能が、日常のオンロード走行やレジャーユースの中でどう生きるのか、どんな共通点や利点があるか等を中心に、メカニズムの解説と併せ視ました。
それにしても、今回のモデルチェンジで原点回帰し、敢えてSUV風な味付けを排除し、クロカン車に原点回帰したジムニー シェラのスタイルはミリタリーモダンで自然の中に融け込んでいて良いですね…!!
安定感とナチュラルな安らぎすら感じさせてくれます。
ここから先は、動画で詳しく検証結果を含めて解説します。
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