
傷寒例第三 12
是以春傷於風.夏必飡泄.
夏傷於暑.秋必病瘧.
秋傷於湿.冬必咳嗽.
冬傷於寒.春必病温.
此必然之道.可不審明之.
〈ポイント〉
・前の季節の不養生と病気
『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。 その理論の中核をなすのは、「三陽三陰」であり、病位です。 経絡経穴で治療する鍼灸師(特に経絡治療家)には、この考え方が不足しており、これを学ぶために『傷寒論』を学ぶ必要があるのです。 『傷寒論』を学び理解することで、病気が立体的にとらえられるようになります。 本連載では、経絡治療家がどの様に『傷寒論』を読めばいいかというテーマに挑戦したいと思います。【大上勝行】
傷寒例第三 12
NISHIZUKA LABO
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『図解よくわかる経絡治療講義』の著者、大上勝行による電子研究所。電子書籍・ビデオ配信などにより、鍼灸・古典医学・経絡治療・東洋医学の情報配信を行います。[HP]https://www.nzlab.net