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傷寒例第三 04

NISHIZUKA LABO
九月霜降節後.宜漸寒.向冬大寒.至正月雨水節後.宜解也.所以謂之雨水者.以冰雪解而為雨水故也.
至驚蟄二月節後.気漸和暖.向夏大熱.至秋便涼.
従霜降以後.至春分以前.凡有觸冒霜露.体中寒即病者.謂之傷寒也.

〈ポイント〉

・二十四節気の移り変わりと傷寒の時期

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『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。 その理論の中核をなすのは、「三陽三陰」であり、病位です。 経絡経穴で治療する鍼灸師(特に経絡治療家)には、この考え方が不足しており、これを学ぶために『傷寒論』を学ぶ必要があるのです。 『傷寒論』を学び理解することで、病気が立体的にとらえられるようになります。 本連載では、経絡治療家がどの様に『傷寒論』を読めばいいかというテーマに挑戦したいと思います。【大上勝行】

『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』から 『傷寒例第三』をまとめました。

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こんにちは「NISHIZUKA LABO」です。 私たちは、鍼灸、古典医学、経絡治療、東洋医学の普及・伝承のため、電子コンテンツを活用し、出版社や部数にとらわれることなく少人数を対象にした情報発信や、販売部数の読めない若手・新人などの発掘・育成に努めてまいります。