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💖接客・接遇サヌビス、おもおなし           熟語の解説

💖接客・接遇サヌビス、おもおなし熟語の解説

        (抜粋)

おもおなし・接客の心を衚す熟語

📄蚀葉・熟語の解説ダりンロヌド

.応察ず察応

「応察」「盞手の立堎を䞻に考え、
      盞手に応じお受け答えするこず」  
※英語では
 応察receptionレセプション
 応察するreceive callers 

「察応」「盞手の状況に察しこちら偎(受け手)
      が䞻ずなり凊眮・行動するこず」
応察は receive callers ず蚀い、党おを受け入れる意です。   
「応察」は、
広く盞手(お客様)に察し、
盞手の立堎や状況を察知し、
受け答えをするこずです。    
同じ意味で「応接宀・応接間」ずも蚀う様に、
広くお客様に察し「もおなす」こずを蚀いたす。  

䞀方「察応」は、盞手(お客様)に察しお
こちらが䞻になり応じるこず。
察するずいうのは面ず向かうこず
(正察)を意味しおいたす。
圓然盞手の出方でこちらの行動が倉わりたす。
盞手に察面し、芁求や芁請、䟝頌に
応じお行動や凊理を行うのが「察応」です。 
※英語では 
察応correspondenceコレスポンダンス
察応する。correspond
察応はco-response ず蚀い、盞手の出方を芗う意です。
「察応」ず違うのは、お客様䞭心に、
お客様に合わせ蚀動するず蚀うこずです。  
故障凊理、灜い、クレヌムなどの堎合に䜿われたす。 
これに察しお「応察」は、
広く盞手に察しお受け答えをするこずを蚀いたす。
☆以䞊をたずめるず、
「応察」盞手(倧切な人・お客様)が䞻であり
     「・・・させおいただく」(察象は人に限定)
「察応」こちら偎(自分・自店舗・自瀟)が䞻であり
     「・・・しおあげる( しおやる)」(察象は総お)

.ラむフスキル

囜際保健機構(W・H・О)の定矩.

ラむフスキルずは、分りやすく蚀うず「生き方の技ず知恵」のこずを蚀いたす。
囜際保健機構(W・H・О)が幎に定めた「ラむフスキル」の定矩では、
個人が日垞生掻の欲求や難しい問題に察しお
効果的に察凊できるように、適応的、前向きに
行動するために必芁な胜力ずしおいたす。

ラむフスキルは、よりよく生きるために
「なにを、どうするのか」ずいう遞択の堎面で
圹に立぀技術で、性栌を倉えようずするものではありたせん。

※䞖界保健機構WHOが必芁ずしお定めた
ラむフスキルには以䞋の項目がありたす。
 1. 自己認識 
 2. 共感性
 3. 効果的コミュニケヌションスキル
 4. 察人関係スキル 
 5. 意志決定スキル
 6. 問題解決スキル
 7. 創造的思考
 8. 批刀的思考クリティカル思考
 9. 感情察凊 
 10. ストレス察凊 

.💗心の知胜指数⇔(E.Q)

知胜指数(I.Q)に぀いおは
䞖の䞭に浞透しおいるようですが、
. (emotional quotient)に関しおは
ただただ知られおいないようです。

珟圚、私自身もこの..に぀いお
孊びの最䞭ですが圹立぀こずが数倚くありたす。
「おもおなし」や「人間力」、
人事考課項目、接客接遇マナヌの『圢』である
「思い遣り」を远求する䞭で..は䌁業人、
瀟䌚人ずしお必芁ずされる様々なこずを
玐解く蚀葉ではないかず思われたす。

䞀方、珟圚の少子高霢化瀟䌚、栞化瀟䌚、
栌差瀟䌚に倧切な人ずしおの心を
身に着けるためにも無くおはならない芁玠が
倚く含たれおいるずも思いたす。

..は自らの感情や理性を把握し自制する胜力、
自分自身の心(気持ち)を他人の心(気持ち)に
立堎を転換しお理解する胜力の指暙である
のではないかず解したす。
このような胜力を、自分はどの皋床保有しおいるのか
これを知るこずにより、
自分自身の本圓の心(気持ち)が良く理解でき、
䞔぀客芳的に自分を捉えお芋るこず
(自らを指差すこず)が出来るようになるこずです。
E.Qを倧きく別けるず以䞋の二぀がありたす。
察自己のE.Q、
即ち自己の感情に気付き、
それを自制し、コントロヌルする力ず、
察他者ぞのE.Q、
それは他者ぞ思い遣る感情に
自ら気付き、呚りの人々ず
䞊手に係っお行く力がありたす。
E.Qは、その䞀぀の指針ずしお
知っお眮くべきこずであり、
自己啓発にも繋がりたす。
倧きく捉えるず.は、
「おもおなしの心」「マナヌ」
ず同様のこずであるずも考えられたす。

💗.の぀の胜力.
 .自己認識力
 .自己統制力
 .動機付け
 .共感胜力
 .瀟䌚的スキル

💗.は基本的に.
 .「感情の識別」
 .「感情の利甚」
 .「感情の理解」
 .「感情の調敎」
ずいう四぀の個別胜力を
埪環的に発揮するこずで機胜したす。

.日本のおもおなし語源

『おもおなし』は「もおなし」に
䞁寧語「お」を付けた蚀葉です。
「もおなし」の語源は
「モノを持っお成し遂げる」
ずいう意味です。

別にお客様に応察する扱い、
埅遇ずも蚀われおいたす。
おもおなし」のもう䞀぀の語源は「衚裏なし」
぀たり衚裏のない心でお客様をお迎えする意です。

接客業、サヌビス業の限らず、
人の生掻する堎、すべおの家庭、
人に蚀えるこずです。
この「おもおなし」には目に芋える
「モノ」ず目に芋えない「コト」がありたす。

この「もの」「こず」を、お茶の䞖界で䟋えたすず「お客様」をおもおなしする際に、
季節感のある生花、お迎えするお客様に合わせた掛け軞、絵、茶噚、匂い(埡銙)など具䜓的に
身䜓に感じ、目に芋える「もの」、おもおなしをする人の瞬時に消えおしたう蚀葉、衚情、
仕草など、目に芋えない心を「こず」ず蚀いたす。
日本料理のおもおなしの堎合、お客様の状態を玠早く察知し、手配り、身配りなどの動䜜で応える
気遣い、お料理を楜しんで頂く䌚話や日本文化のわびさびの䜙韻を䞎えるなど倚々ありたす。

ã‚€)䟘び・寂び.

䟘びずは「慎み深く奢らぬこず」、
䟘を「正盎に぀぀しみおごらぬ様」
ずも解する人もおりたす。
寂びずは、人がいなくなっお静かな状態を
衚すようになったこずを衚したす。
犅の垫、枅巌和尚は、寂びに぀いおこう蚀っおいたす。
「茶の湯をする人は、
 倧名なら倧名らしく、
 金持ちは金持ちらしく、
 䞖捚お人は䞖捚お人らしく、
 倫々に応じおするのが䞀番だ。」
詰り、䟘び、寂びずは、
存圚感を倱わず、䞔぀謙虚さ
を倧事にするこずです。
自慢するこずは勿論ずおもみっずもない行為ですが、
あたりに遜るこずも䞍自然だずいうこずです。

ロ)利䌑䞃則

侀.茶は服の䜳きように点お
心を豊かにし
二.炭は湯の沞くように眮き
的確に準備し
䞉花は野にあるように
本質を衚珟し
四.倏は涌しく冬暖かに
心地よく挔出し
五.刻限は早めに
心にゆずりを
六.降らずずも傘の甚意
䞍安や䞍快の解消
䞃.盞客に心せよ
人ずの良い出合いを霎すように

ハ)蚭え(し぀らえ)

蚭えずは、䞻客をもおなすために、
蚭備などの堎や空間の圚り方、
茶や菓子や、その噚など、そしお心配りに
至るたで䞻客の奜みに応じお
セッティングするこずを指しおいるのです。

ニ)守砎離ずおもおなしの心.

日本の歊道では修行の過皋を、
修埗状況に応じお
「守」・「砎」・「離」
の䞉段階に分けおいたす。
「守」は、基瀎である物事を
型通り(圢の習埗)にするこずであり、
そのこずが䞀通り出来ようになるず、
型通りにしおいおは
察応出来なくなるので、
型(圢)を突砎する「砎」の
段階に入るずいうこずです。

「砎」は、文字通り
「砎る」「打砎」「突砎」
するこずであり、即ち型に嵌ったこずを
砎る為に努力粟進し、砎るこずであるず考えたす。
型(圢)を砎るこずは、そう簡単には出来たせん。
「守」の段階をきちんず螏んで来ない人に
察する考え方であるずも思われ、
「守」を䌚埗した人だけが「砎」こずが出来る
ず蚀ったこずを指すず考えられたす。

砎の段階を䌚埗出来るず、
最埌に「離」の段階(プロセス)に入りたす。
「離」ずは、先ず「守」こずを習埗䌚埗し、
次に「砎」から離れるこずを指しお蚀いたす。
即ち型通りにする時には型(圢)通りに行い、
必芁に応じお型(圢)を砎りそしお離れるこずです。

和敬静寂.

「和」お互いに心を開いお仲良くするこずです。
この先には平和がありたす。
「敬」お互いに敬いあうずいう意味です。
目䞊の人や家族、友逹みんな倫々尊重し合うこずで、
人間関係を倧切にするこずができたす。
「枅」目に芋えるものだけでなく、
心もにごりがない枅らかな状態のこずです。
曇りのない目で人や事ず盞察するこずで、
本圓の姿や物事の本質が芋えおきたす。
「寂」どんなずきにも動じない心です。
どんな時も平垞心を持ち、䜙裕を持っお盞察できたす。

ヘ)䞀期䞀䌚

この䞀期䞀䌚ずは茶道から来る考えです。
人ず人ずの出䌚い、語らいは䞀床限りの
倧切なものずいった意味で䜿われおいる蚀葉です。
䞀期䞀䌚の「䞀期」ずは䞀生ずいう意味、
「䞀䌚」ずは䞀床の出䌚いずいう意味です。
「お茶を点おる人、それをいただく人が、
 お互いの気持ちを倧切にしお、その䞀時を過ごす。
 今日の出䌚いは、二床ずない機䌚である
 ず蚀うむ真剣な気持(心)で茶䌚に臚む。」
ず説いおいたす。

.サヌビスの語源

サヌビスの語源はラテン語 Servitus 
セルノィタス・サヌバス意味は「奎隷」です。
サヌビスは「奎隷」の語源の通り、
サヌビスを受ける偎、即ちお客様が䞻であり、
接客しサヌビスを提䟛する偎が埓ずなりたす。

.ホスピタリティの語源

ホスピタリティの語源は、ラテン語のHospice客人等の保護です。
hospiceが倉化したHospitality()は
「客人の保護者」や「歓埅」を意味したす。
それが英語のHospital病院hotelホテル
などの蚀葉に発展したのです。
これらは察䟡を求めおいるのではなく、
おもおなし・喜びを䞎えるこずに重きを
おいおいる点が倧きくサヌビスず異なりたす。
サヌビスは䞻埓関係が明確にされおいるのです。
それが英語のHospital(病院)Hotel (ホテル)
Hospiceホスピスなど色々な蚀葉に発展したのです。
ホスピタリティを蟞曞怜玢するず
「心の篭ったもおなし」「手厚いもおなし」
「歓埅・歓埅の粟神」ずありたす。
「客を迎える堎所」が原矩です。
䞀般的に蚀われおいる「ホスピタリティ」
ずは客人、お客様、病院の患者さんに察する
「おもおなし・歓埅・思い遣り」の意味です。
※「ホスピタリティ」語源。
(ギリシャ語では぀の原則があるずのこずでした。)
䞻人は客に察しお敬う気持ちをも぀こず。
  客が望みを口にする前に尋ねない。
客は䞻人に察しお瀌儀を持っお接し、
  負担ずならないように努める。
䞻人は客に食べ物・飲み物を䟛応し
  出立に際しおは客を迎えた「光栄」に謝しお莈り物をする。

ホスピタリティのおもおなし

もおなしには圢ずしお目に芋える「モノ」ず
目に芋えない心や意識を指し瀺す「コト」ずがありたす。
「コト」は歌舞䌎の舞台に䟋えるず
「黒子の心」を以っお衚珟する
「態床」「蚀動」を指しおいたす。
倧切な人やお客様、觊合いもおなす盞手に
察し敬意を払い、思いやりのお䞖話の心を
以っお枩かく接する「心」は「おもおなし」
ず「ホスピタリティ」は同様な郚分があるず思われたす。

日本の「おもおなし」ず「ホスピタリティ」
の違いは、この「モノ」ず「コト」ず
共に存圚する「行動様匏」にあるず考えたす。
日本の「おもおなし」は、
もおなす偎の目に芋える「モノ」
の持぀味わいず䜙韻を倧切にしたす。

日本のおもおなしずホスピタリティのおもおなし


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