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「ReturnI」=利他の愛
Return愛=I➡私心無き「利他・愛他の活動」
![](https://assets.st-note.com/img/1700271881262-wmZoEUfB1R.png)
利他心は、他人の利益を重んじ、
他人が利を得られるように無私の心で振る舞う心です。
その「利他の心」は人を思い遣り、
慈しむ「仁の心」と言えます。
成功を収めている企業に必ず共通する気持ち=心それは利他の心を
常心に秘めた心身の活動を他人のためにしていることです。
それは、
自分自社だけの利益を考える
のではなく自己犠牲を払ってでも相手やお客様に心の限り尽くそうと思う、人間として最も尊く、
美しく気高い心です。
このことは、
先年の東日本大震災により多くの尊い命を失った被災地に於いて
被災者の方の「利他の言動」と
「愛他行動」に表れてます。
それは、組織や会社にとって
我社がどうすれば利益になるとか、私個人にとって何が良いかということを言い表しているのでは
ありません。
これは、
一つの企業とか、個人のリアルな利害を超えもっと広くとても高い
所にあるバーチャルな存在であり人間も世の中にとっても一体何が
良いことなのか❓を考えるを生き方、思考と行為・行動であると
思います。
利他の心は、他者に見返りを望まず求めず総ての魂・生物に発せられる愛のある心身の活動を現わす
≒「利他・愛他行動」と思います。
それは、
親しい人をいつも大事に想いお互いが素直に認められたい、大切にされたい、そして愛されたいと
願う人間だけの持つ温情です。
喩えるなら恋愛、互いが見返りだけでなく「私だけ」「貴方だけ」という当事者にとっては当然ながら
他者の排除も生じます。
その関係が破綻したた場合には、想像の出来ないもの凄い怒りや
悲しみ、失望、辛さが心の中に
生まれます。
故に、
人間の持つ愛情(感情)の裏側には、独占欲や様々な情欲と憎しみ
恨みも存在するのです。
利他心の場合は、そう言う感情や情欲でなく、自分に見返りがない
ところに存在する他者を博愛する
心を指しています。
故に、結局それは自分自身とは
直接の利害関係のない人にも自然と広がり、その成行きを見られる
心身の活動です。
そして、
そういう時こそ人間は一番強いことを体験したり見聞きしたりして来ました。
人間が弱いと感じるのは、
自らが招いた事実、失業や人間関係や恋愛とかで破綻したりする
場合が殆どです。
それは、自分が今まで愛したり、信じたり、頼ったりしていた人を
失った時が殆どです。
このような利他心(外には求めず与える心)を形成することは、全ての
人が持つ姿です。
人間的魅力の原点は「利他心」
![](https://assets.st-note.com/img/1700271881305-0Tm86hoDPd.jpg)
先年の東京2020オリンピックにおいて
アスリート達の言動にも表れていますが、
人間的魅力とは、
「功徳を積み上げることにより得られる」
と言う仏教の教えがあります。
解り易く言うと、
自分が魅力的に成りたいと思うことは
よいことを言うのですが、そう思って
いるばかりでは魅力的な心身になれず
むしろ自分の周りの他人を幸福にしよう、
他人の向上心をサポートし手助けようと
言う利他心を持つ人の方が魅力的に見え、
ガツガツしている人は、そうは見えない
と言う真逆な真実があると受け留めます。
それは、人は
「自分を幸福にする人に魅力を感じる」
と言う気持ちから当然ですが人は自分
のことよりも他人のことを考えるのが
比較的苦手ですので自分を幸福にする
人は希少価値があると言うことです。
この他を利すれば自己に利が返るというのは、
「施・仁・徳」と言う仏教的真理でもあります。
以上のことを私見で
<リターン・アイ>と解し表現をしています。
即ち、情けは、人のためならずと言えます。
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