人間力を二つのフィルターで視る
【心身の二つのフィルター】
1.主観と客観
2.生き方と在り方
3.当たり前・常識と本質・正しさ
4.一人称と他人称
5.対応と応対
6.マナーとモラル
7.見下ろすと見上げる
8.信用と信頼
9.縦糸と横糸
10.柱と梁
主観・客観を総体的に捉えた図。👇
人物・事象(≒現象)・物事は
一人称の主観的思考と発想
他人称の客観的思考と発想
を意識し選択・判断・決断する。
同時に、
Т.P.О(時・場所・理由)で使い分け、
五現(現場・現物・現状・原因・現況)
の意識を以って多角的客観的に思考、
適時適切適正な言行態度で対象者に
表現伝達の心身の活動をすること。
また、対象の領域は「思い」=ミクロ
『想い』=マクロとも考えられます。
※思う・想うも似たような語彙がある。ー
皆さんは「主観」と「客観」のどちらで
事象・物事や人物を見捉えていますか?
主観は、
主に相対的な事実のみを現します。
詰り、
個人的な見方に染められた世界観
見た目の姿形によって識別したり
個人的な推測によって解釈したり
誤った知識の捉え方(選択・判断)
原則的な道徳意識の無明やおごり
未知のものへの恐怖心などを元に、
理解をするように仕向けられた
私的な見方です。
この主観を元に、喋ったり話す人は、
対象を有りの侭で見ることが出来ず、
その対象について自分勝手な考えを
説明しているだけと思われます。
それに比べて「客観」は、対象を
偏りなく有りの侭(本質)で受止ます。
この対象との関わり方は虚偽や偽善
が全くない時間をかけて証明された、
原則のある道徳(倫理感)に基づきます。
この活動は、
人が究極の真理(真諦)を見つけ出したい
と切望することに因り夫々の心(気持ち)
の中に生まれます。
そして、
対象を客観的に理解認識することに因り、
結果的に存在するもの全ては多種多様な
関係により相互に繋がることを認識します。
この多種多様な関係とは、
本当の自分、自己判断した自分の人格、
交際相手、仲間や友人たち、変化変動
する社会生活環境やその人の身の回り
に起こるあらゆる種の事象や現象です。
主観(=当たり前・常識)で物事を見ると、
何らかの争いごとに遭遇し向き合った時、
物事を自分の思う結果へ操りたがるので
自ずと競争的(対比的)な付き合い方になり、
上手く行かない時は嫌々妥協するものです。
ですから、全ての物事を客観的視点で選択
判断する心を養う方が遥かに徳を得らます。
人間力いう布を生出す縦糸(=主観)と横糸(=客観)
私見ですが人間力の縦と横の糸
縦糸=主観を支えているのは、
横糸=客観であると受留めます。
主観=柱と客観=梁
私見ですが、
柱=主観を支えているのは、
梁=客観であると受留めます。
詰り、
主観は一方通行の『信用』であり
一方の客観は相手が居て生まれる
相互(両方)通行【信頼】と言えます。
勿論、相互通行の方が便利です。
人間、
誰もが備え持つ心=意識「表裏一体」
言い換えるなら、上記の横糸と縦糸
人間力(≒感性・個性)と言う家を築く
柱と梁である故と捉えています。
言い方を変えるなら主観は、
その人の生き方=取組み姿勢(切り口)で
客観はそれを支える人としての在り方
であるとも思います。
また、
捉え方を変え、
他人の飯の味を知る体験をせよ、
失敗は成功の母、七転び八起き、
ライオンは崖から我が子を落とす、
の古から伝わる様々な先達の教えは、
心=主観力を見磨く砥石は客観力
(人生経験)であるとことを意味すると
受けとめています。
結論は、
各々の持つ大切な主観を磨くためには
客観である人や物事本質を見出し育む
多くの場での実体験を積み重ねる
(=人間力の具体的な心身の活動を知る)
と言うことです。
おもてなしのモノ(≒柱)とコト(≒梁)の
語彙である以下の図を参考にして下さい。
👨主観と客観を使い別け素晴らしい
成果・結果を残す人は?👧
その人は、実際に出会った魅力溢れる人、
プロの世界で活躍し結果を出している人、
人の上に立ち信望・人望・地位のある人。
肉眼と心眼で見る主観・客観の二つ景色
🔲 一日一生の心を備え、
その心の活動が出来る
🔲 自らの足りなさを自覚認識し、
不足していることを補うよう努めている
🔲他人の批評批判は己に還るとの
心を備え行わない
🔲私的なフィルターをかけて人物、
事象、物事を観ない
(⇔無私の心&心眼を以って)
🔲人物、事象、物事を平らな目線で見られる
(平等・客観)
🔲 積極的に学び、知識の収集をし
自ら知恵と成るよう努めいてる
🔲 他人の目や思惑に左右される
言行、心身の活動はしない
🔲 自心に正直で自分自身を
偽り、嘘や言訳をしない
🔲私心や我欲、感情のコントロールが上手
🔲 共感、共有はするが同情は避ける
(≒相手への思い遣り)
🔲 見返りに関する意識が無い
(≒・・・されたい)
(≒利他・愛他意識)
🔲自ら発した言葉に責任を持てる
☞自分自身を大切にする
🔲自利・利己的な会話はしない
🔲自ら言行、態度(活動)に、
自信・信念が伺える
(無言実行・有言実行)
🔲目標や課題を実践し達成する
ために敢えて言葉に出している
(例-プロスポーツマン)
🔲謝意(=感謝・御詫び・礼)を素直に表せる
(☜適時・適切・適正・適所)
🔲傾聴力に秀でている(≒受容・素直)
🔲適時適切な現況分析力、
状況判断力、決断力を備えている
🔲何故の心を以って人や事象、
モノを見られる
🔲自分を心から愛し、自心と正対できる
(≒真摯に向き合える)
🔲自己開示はしても自己顕示は控える
🔲自らの当たり前について
適時適切な自問自答が出来る
🔲 八正道を認識した言行が出来る
(正見/正思惟/正語/正業
正命/正精進/正念/正定)
🔲周囲の人や物、環境の影響を
受けない心があり、正しい判断出来る
(※2.表象・判断が、個々人の人間や
人間同士の心の感性に依って出来ている)
※2.表象(辞書検索)
=イメージ。
直観的に心に思い浮かべる外的対象像。
知覚的、具象的であり、抽象的な事象
を表す概念や理念とは異なる。心像。
個々の個性は多様ですが、
人としての心や生活上の幸せを
手にするには先ず確りした主観
を備え持つことをお勧めします。
主観は、次のゴールデンサークル
で紐解くことをお勧めします。
ゴールデンサークル
この内容をお読みになりながら、
印(24)に☑を入れて数えてみること
も今現在の自らの持つ主観客観の
見直しとなり、自信になると思います。
そして、それは今から未来のための
自己啓発(コミュニケーション力育成)
にも必ず繋がると信じています。
主観
個人の主観
主観と「思い」『想い』
個々人の主観(≒自心)を紐解く上で
「思い」『想い』の理解認識は大切です。
「思い」は、
どちらかと言うと一人称でり、
自分自身の心の領域を表す「田」と「心」、
『想い』は、
多人称の二人称である相手や
相対する物事などを表す「相」と「心」
この夫々の語は、異なった二つの
文字から組み立ててあると解します。
「思い」『想い』の心の占有率は
個々人の主観的・客観的な思考力、
想像力の大小によって差異が生じます。
そして、人の顔が異なるように各々の
心の位置で表現伝達の仕方が変わります。
体験を元にこの二つについて考える。
🈩=一人称
🈕=他人称
🈩自心で解釈し、思考する「思い」
🈕相対する人や物について
心の中で色々と想像する『想い』
🈩自分自身の意識や活動に
ついて思考する「思い」
🈕他人や回りの人々のことに
ついて想像する『想い』
🈩「思い」は「心の礎」
🈕『想い』は「心の源」
🈩「思い」は
「感情と状況に影響される」
🈕『想い』は
「夢や目標・目的から生まれる」
🈩「思い」は「意思・信念」
🈕『想い』は「想像・発想」
🈩「思い」は「我が心を律し、利他心を生む」
🈕『想い』は「一体とさせ、技と力を高める」
🈩「思い」は、今現在の心
(思考・思案・意思)を表す
🈕『想い』は、回想(追想・想い出)
~予想(構想・夢)を表す
また、「思う・想う」の夫々は、
次のように結論づけられます。
一般的に「思う」が使われますが、
「ある対象を心に浮かべる」
と言う気持ちが強い場合や、
「芸術作品の構想を考える」
「人の気持ちを想像する」
という場合には、
『想い』が用いられます。
この「思い」『想い』を言行や態度に
表し伝えるには、
【一人称の主観的思考と共に、
他人称の客観的思考と発想】
と意識することが大切です。
同時に、ТPОで使い分け、
五現(現場・現物・現状・原因・現況)
の意識を以って多角的に思考し、
適時適切適正な言行態度で
対象者に表現伝達することです。
また、対象の領域は「思い」=ミクロ
『想い』=マクロとも考えられます。
※思う・想うも似たような語彙を持っています。
「思い」 📚辞書検索
① 思うこと。思うところ。考え。
思慮。 「 -を述べる」 「 -にふける」
②感じること。感じ。経験。
「いやな-をした」 「やっとの-で作り上げた」
③予想すること。もくろみ。推量。
「 -どおりになる」 「 -のほかの収穫」
④あれこれ心に浮かべること。
「 -が乱れる」
⑤気にかけること。心配すること。
「親-」 「 -に沈む」
⑥希望すること。願い。
「 -を遂げる」 「長年の-がかなう」
⑦思いしたうこと。恋すること。恋心。
「 -を寄せる」 「 -がつのる」
⑧恨み。にくみ。
⑨喪に服すること。また,その期間。喪中。
〔「想い」 「念い」などとも書く〕
📖思いの用例
思いを馳せる、思い邪なし、思いが届く、
やっとの思いで、思いを寄せる、
鮑の片思い、親方思いの主倒し、
思いを晴らす、血を吐く思い、
思いも掛けない、痩せる思い、
思い半ばに過ぐ、三秋の思い、
思い立つ日が吉日、磯の鮑の片思い、
蟻の思いも天に登る、思いを懸ける、
思い内にあれば色外にあらわる、
思い立ったが吉日、蟻の思いも天に届く、
思いも寄らない、思いを致す、
『想い』
1 ある物事について考えをもつこと。
また、その内容。所懐。「年頭の―を述べる」
2 予想。予期。想像。゜
「―もしない結末」
3 願い。望み。
「長年の―がかなう」「―を遂げる」
4 物思い。回想。
「秋の夜長に―にふける」
5 思慕の情。愛情。恋心。
「彼女への―が募る」
6 執念。恨み。
「この世に―を残す」
7 あることを経験してもたらされる感じ。
「胸のすく―」「自分だけいい―をする」
8 ある対象を気にかけ
大切にする気持ちが特に強いことを表す。
「親―の息子」
9 《4の意から》喪に服すること。
また、その期間。喪中。
想いの熟語
想起・回想・追想・感想・予想・夢想
空想・発想・想を練る・楽想・構想
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