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【世界に唯一つ原爆被爆国】“日本”

日本人として決して風化させまい
【原爆被爆国】と言う意識!!

原爆ドーム

毎年8月が来ると、原爆を被爆した広島と長崎のこと
日本とドイツが起こした第二次世界大戦の終戦記念日、
古からの日本の風習お盆が、先ずに脳裏に浮かびます。

I.T.の進化でウクライナや世界世界各国で起っている
戦争の極めて悲惨な被害現場の状態がリアルに見え、
実感として受け止められる社会環境です。

始めて知ったことですが、
大阪に住む知人と子供さんが一泊二日で
被爆地広島を訪れる「平和のバスツアー」に
夫々一人25羽の折鶴を持ち持ち参加され、
現存する原爆ドームなどを巡り被爆により
尊い命を失われた人々へ平和の祈りを捧げたそうです。

25羽の折鶴

さて、物の豊かな現代の日本では、
原爆被災地での祭典が報道されるだけで
一人ひとりの何らかの取組みもない現状です。

今生かされている生きていられる私達日本の国民
それぞれの人の心の中に、平和への意識を長く
保ち続けることは現代の社会環境では難しいです。
また、戦争を知る世代が減り、風化が進めば、

国も国民も、被爆国と言う意識の維持継続のため
にもより一層の取組みと努力が必要です。
前記したこれからの社会を担う子供達へ
平和のバスツアー」は全国で行い続ける
必要が有るのではないか、と心から思います。

毎年8月には、日本国民的の行事お盆期間もあり
それぞれの立場で戦後の歩みを振り返り、
平和の有り難さと維持を省みる数少ない機会です。

広島長崎をはじめ数多くの戦没者の尊い犠牲があり、
私達は来る15日に77回目の終戦記念日を迎えます。

どんなに時が経ても、古からの様々な戦い、
近くは第二次世界大戦、東日本大震災や
天変地異の自然災害、想定外の事故、
近年多発している無差別殺人事件などで
生きると言う志に反して尊い命を失った
多くの方々のことは、決して私達の心の中から
風化させてはならないと改めて思います。

終戦記念日である8月15日とお盆は、
尊い命を失った様々な犠牲者の御霊や
先祖の英霊を敬い感謝するだけの日でなく、
私達がこうして無事に生きていられることの
『恩返し』に目を向け、その行動に移すキッカケ
にする日ではないか、と私見ながら考えます。

私達日本人の生活環境の推移は、
戦後の会社や組織を中心に考える団塊と言われる
塊の集団の生活様式から個人生活を中心に考え、
行動する【個人中心】の時代換気扇へ変化しました。

同時に日本国内は、有り余る物や様々な情報に
溢れたそり選択に戸惑う社会環境に成りました。

一方では、個々人の安全安心意識の高まると共に、
優しい心の持つ若者が増え、人との繋がりを重んじ、
結果としてボランティアや様々なNPОの活動に
従事する人々の数も考えられない位増えました。

自分と向き合う時間を持てたゆとり世代と言われる
時代に生まれた大谷翔平選手、羽生結弦選手など
世界中の人達から賞賛される人達の驚異的な
素晴らしい活躍も日本人として誇れることです。

一方、日本人の特質である「皆で歩けば怖くない」
の集団心理を生かした個々の力を磨く手段としてか、
AKB48などに代表される集団で活動し多くファンを
巻き込みながら共に生活を楽しむような生き方も増えています。
昨年の東京2020オリンピックで、今迄にない好成績を
挙げられたのは、個々人の体型体力の成長もある
と思われますが、国としてメンタルトレーニングを
含めた強化対策を講じた結果に拠ると聞き及んでおります。

その優秀な結果を残した人の住む国の中には、
貧困でハングリー精神が強く国家として
キチンとしたサポートが成されています。

このようなことが現実として見られる一方で、
目に見えない様々な人達=英霊(戦死者)や
多くの先祖に支えられ生かされて生活出来ている
と言う現実、今の暮らしある土台(礎)に目を向けず、
表面上の結果や成果ばかりを望み追い求める今の
日本社会環境を象徴している現象もあると思われます。

このことを人の心に置き換えて考えてみると、
個々人の満足や幸せ、対外的な結果を求めるばかりに、
対人関係力(コミュニケーション力)ばかりに目が向き、
その元となる自分自身の心と真摯に向き合う活動に
意識を向けなくなっていることに表れていると思います。
その結果、スキルや実績、外見、人の思惑を重視し、
その人物を見る心眼が養われず結果として離婚率や
離職率が高くなり、シングルマザーの増加にも
繋がっている要因ではないでしょうか。

また、今迄では、人として考えも及ばなかった
親子の殺人や感情の自制が効かずキレ易くなり
引き起こされる悲惨な無差別殺人事件、
数万人と言う方々の自殺行為、いじめの陰湿化やDV、
引きこもり、パワハラ、DVと言ったことの
起因・誘因・原因になっているとも考えられます。

さて、では私達はどうしたら良いのでしょうか。
その一つ、人心と言う点に焦点を当てるなら、
原爆被爆国で生活している自覚と認識、
今の個人中心主義時代の社会環境に合った
道徳教育の復活、言い換えるなら、心の原点回帰し、
仁、礼などの心の礎を学ぶことではないかと考えます。

組織や企業としては、どのような環境、
状況下でも対応、対処できる「人間力」
言い換えれば、人が原点と捉え、心眼のある
「人間力」の重視ではないかと思います。

企業はともすると、目の前の数字や商品などの
形や市場性に捉われてしまいがちですが、
数字や形のあるものは、人間が作りだすもの
である以上、「源」である夫々の人としての能力、
即ち、企業を支える活動指針(下図)と共に、
人材(人財)のレベルアップが不可欠であると考え、
取り組み姿勢、意識、向上心、チャレンジ力
などの人間力が重要であると認識することです。

情報が満ち溢れた現代に於いて成長躍進
しようとしている企業や店舗に於いて、
最も優先しなければならないのは、
お客様やクライアントから「信頼される人創り」
(=「人間力・にんげん力」)です。

また、少子高齢化時代に突入した現在、
生活の場は勿論、社会や職場に於いても
一人ひとりが人としての心を備えた「人間力」を育み、
幸せで心豊かな社会を築いて行くことだと思います。

それを支えるのは心の礎とも言える五つの徳
「仁・義・礼・知・信」と言うことであると思います。

五つの徳

物に溢れた豊かな現代社会私達は、
今迄のように先祖や英霊に感謝するだけではなく
その「恩返しをする」活動が何なのかを知り、
その恩返しの活動を実行しなければならないと思います。

喉元過ぎれば熱さを忘れる

喉元過ぎれば熱さを忘れる

【意味】
 苦しいことも、過ぎてしまえば、
 その苦しさや恩も簡単に忘れてしまう。

豊かな生活が出来る日本人の礎の自覚認識。
この内容は私的解釈を含み書きました。


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