上に立つ者の人間力(8)リーダーシップ
🔲リーダーシップ leadership
一般的にリーダーシップとは、
多数の人を一人の人に従わせること、
即ち、部下を統率することを指します。
また、
部下を大きな力で引っ張り引き寄せる=牽引、
多くの人々をまとめて率い、組織や集団を
まとめ引き連れる=統率すること。
この指導者としての技術と才能を言います。
このリーダーシップを発揮する為に
「にんげん力」は欠かせません。
特に、人の心の体力である信頼
や思い遣りと言った「人原力」
はリーダーシップに大切です。
同時に、人を指ささず、自らを
指さすことを忘れないことです。
リーダーシップを発揮する-職務の例
1.部署や部下の遂行実務の各種
目標・課題を設定し、現状に合わせて
目標・課題達成の為に、P.D..C.Aや
6W3Hのプロセスで作成する。
① 目標・課題とは何を指しているのかを把握する
② 目標・課題は具体的に(ゴールデサークル思考)
どのようにして設定するのかを思案する
③ いつ行うのか?定期的・不定期なのか。
日毎・週毎・月毎なのかを思案する
④ 目標・課題に対してどのように取組み、
とのような方法で行うのかを思案する
⑤ 目標・課題の達成、もしくは進行度合いは
どのようにしてチェックするのかを思案する
⑥ 目標・課題をどのように
誰が管理するのかを思案する
2.営業の現況把握と、成績向上の為に
各分野の課題を構築する
3.営業、業務、店舗の現況を観察し、
必要に応じて修正や改善などを行う
4.目標・課題の設定上、何が必要か、
何を行うべきかを計画立てて実行する
5.世情や業界の現状や動向を
把握し職務に生かす
6.従業員の資質を掌握し職務向上の
為の指揮、指導する(個別・OJT)
7.各人の職務内容を認識させ、
職務遂行の為に指導する(個別・OJT)
8.営業成績向上のための企画立案する
9.企画、催事を円滑に行うための指示をする
10.各種企画の実施状況確認する
【五原】を以って、当たり前を再認識する
大人としても社会人としても当たり前
(=常識)に次のようなことがあります。
大人としても社会人としても「当たり前」
(=常識)にことに次のようなことがあります。
「相手を認める「はい」の返事を
伝わるように言いましょう。」
「挨拶は元気よく笑顔でしましょう。」
「何かを頂いたら感謝とお礼を伝えましょう。」
「自分の言った言葉に責任を持ちましょう。」
「相手を安心させるよう、連絡は5W1Hでしましょう。」
このような大人として「当たり前」
のことですが、この認める、
挨拶など夫々の原義を知っている人は
意外と少ないのではないでしょうか。
この人間関係の礎となる、誰もが当たり前
に知っていて、当たり前に出来ると思う、
このようなことが意外と出来ないと思われます。
このようなことの無いようにするには、
この当たり前を【五原】=原義・原点・原則
原理・原点で見直す必要があると思います。
現在の日本の社会は、有り余る物が溢れ、
価格競争が一段と激しさを増し、
また、販売商品や店舗などに関わる
欲しい知識や溢れるばかりの様々な情報
が簡単に手に入る時代に成りました。
折角手に入れたテクニック・知識や情報を
生かすためには夫々の人間力育成が不可欠です。
その人間力の元となるのは、
認める、挨拶、感謝、思いやり、
誠実さ、謙虚さ、敬意と言った
社会人として当たり前のことを、
その人らしく表現し伝える相手に
安心感を生む心身の活動に努めること。
そのためには、認める、挨拶、感謝、
思いやり・誠実さ・謙虚さ・などの
人として当たり前とされる「心の礎」
を、原義を始めとした下記した【五原】
によって知得する必要があります。
この礎となる【五原】を知得することは、
その人に合ったテクニックを生かす
心身の能力スキルの基と成ります。
そして【五原】で見直すことにより、
おもてなしや接客・接遇ばかりか
会社や職場(店舗含)での様々な社会人
としての「当たり前」や常識を補い
人間力を高めることにも繋がります。
結果として、
個人も会社でも数々の気付きに繋がり、
人や会社組織の成長にも役立ちます。
【五原】の要素と夫々の持つ意味
(📚辞書検索)
一.「原義」
その言葉が本来持っていた意味。
元の意味。原意:元の意味。本来の意味。
二.「原点」
物事を考える時の出発点。(用例)原点回帰
自分が原点であると思った場所に帰ること。
初心に戻ること。
三.「原則」(≒法則)
多くの場合に共通に適用される基本的な決り。
顧客やクライアントの立場に立ち顧客目線、
顧客意識で見たり考えたりすること。
四.「原理」
事物・事象が依拠する根本法則。基本法則。
:様々な不の要素を引き起こすメカニズムや
製造・販売条件、製造・販売環境などの
多角的に機能を知り認識すること。
五.「原因」
変化を引き起こす元になること。
また、その事柄。
ある物事や、ある状態・変化を
引き起こす元になること。
また、その事柄。
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