自分の為より誰かの為に思い遣りの風を
思い遣る心を自制心に
自分の心をコントロール出来ない若者・大人が増え
様々な場所で犯罪行為が増えています。
それを少しでも減らすには個々人が自分のために
思い遣りの心で自制心を持つようにしなければ成りません。
〇時間は思いやりの【ものさし】
人の心中にある「思い遣る心」を計ることなど、
正確に計ることなど到底出来ないと思いますが、
敢えて、この思い遣る心(=思いやり)を計るとすれば、
【時間】であると思います。
それは、『大切な人』や『お客様』を思う(想い)時間、
その人と関わり合う時間、お互いが共有するひと時の
長短と言った、【時間】を大切にすることです。
例えば、大切な人と思っている恋人ことを例に取れば、
その恋人があなた自身の心や時間を占有するようになり、
一緒に居られる時間を多く取るようになります。
また、大切な取引相手やお客様との約束には、
必ず時間前にそこに出向きます。
大切なお客様へは、
お見え頂いた大切な時間の使い方を色々と考えて、
そのお客様に接し歓待する僅かなひと時を有意義に
使えるように応対します。
このように時間を大切に使うことは、
おもてなしの一期一会の精神に相通じます。
また、過ぎ去った時間は取り戻すことが出来ないからこそ、
大切な人の為に関わり費やす時間の使い方を熟慮し行動したいものです。
過ぎ去った時間を取り戻すことは決して出来ません。
大切にした時間は、形や姿を変えて、あなたの心へ必ず還って来ます。
◆大切な人の“大切な時間”を大切にする
〇時間は、思い遣る心を計る <も・の・さ・し>
銀座のクラブで接客の仕事に携わっていた
未だ二十歳を過ぎた頃の話です。
或る大手企業の社長に仕事が終えてから、会食に誘われました。
男性がアフターに誘われることは極稀なことなので緊張しながら
同行させて頂きました。
会食中に、
その社長から「君、思い遣りって、どんなことか知っている?」
「人のことを考えることですか?良く解りません。」と、
答えたように記憶しています。
そうに言うと、彼は空かさず
「まだ、君は若いから解らないのは仕方がないけど調べて見なさい。」
「きっと将来役立つ時が有ると思うから、言っておくけど、
それを計るのは時間なんだよ。」
「思い遣りを知るヒントは、
時間!時間!」と言われ、その話は終わりました。
私は、この場で何故こんな話をして下さるのだろうとしきりに考えましたが、その答えを見つけることが出来ませんでした。
後日、ママから言われて解ったことですが、
同席した係のホステスさんが時間にルーズだったから、
私に話すことで係のホステスに遠回しに伝えたかったでしょう。
お恥ずかしい話ですが、若かった私は、その思い遣りについては
言葉の意味だけを知っただけで、実際にその大切さを自覚し、
態度や言動に移すことは出来ませんでした。
其の後様々な体験をした結果、この時の話題から学び知ったことは、
気持ち(心)の伝え方、思い遣り意味、時間を守ることの大切さ、
この三つのことでした。
其の時に、思い遣る心の大切さに「気付いて」
いたらきっと違った人生を歩めたかも知れません。
晩年になって、この思い遣りの重さ、大切さを改めて認識しました。
さて、人の心の中にある思い遣る心を計ることなど、
到底正確に計ることなど出来ないと考えますが、
敢えて、この思い遣る心を計るとすれば、
前記した社長が言われた【時間】であると思います。
それは、『大切な人』や『お客様』を思う(想い)時間、
その人と関わり合う時間、お互いが共有するひと時の長短と言った、
【時間】を大切にすることではないかと思います。
例えば、大切な人と思っている恋人ことを例に取れば、
その恋人があなた自身の心や時間を占有するようになり、
一緒に居られる時間を多く取るようになります。
また、大切な取引相手やお客様・人との約束は、必ず時間前に行きます。
大切なお客様へは、お見え頂いた大切な時間の使い方を色々と考えて、
そのお客様に接し歓待する僅かな一時を有意義に使えるように応対します。
このように時間を大切に使うことは、
おもてなしの一期一会の精神に相通じます。
また、過ぎ去った時間は取り戻すことが出来ないからこそ、
大切な人の為に関わり費やす時間の使い方を熟慮し行動したいものです。
思い遣る心の【ものさし】、即ち「時間」の大切さを常に自覚し、大事に心掛けることは、大切な人への思い遣りの心を創る≪源≫でもあるのです。
時間は、「大切な人と思う心>」【ものさし】であると同時に、人としての「誠実さ」を計れる【ものさし】のひとつであると言うことも弁えておくべきです。
思い遣りを計る【ものさし】-時間
お互いの時間を大切にし合う
s 約束の時間を守る
s 上手に時間を組立てる
s 相手のために、時間を作る(電話・メール・手紙含)
s 費やす時間を予測する(時間を費やす)
s 費やした時間を置き換えて考える
s 時間をかける・文を作る時間を取る
s 物事を解決するための時間を持つ(作る)
s 時間をかけて伝える(話す)
s 時間を配分する(振り分ける)
s 考え、想う時間を持つ(作る)
s 触れ合う時間を作る(持つ)
s 時間を共有する
s 先々の時間を考える(想像する)
(例)【思い遣りとその表現・伝達】
思い遣り≒人現力⇔「心」「技」「体」
1. 共感し合える
2. 性善意識が無くては成り立たず
3. 欲や煩悩を自制する(私利私欲を持たず利他の心で)
4. 人と人との触れ合いに必要な心と礼節
5. 心を豊かにし、成長させる
6. 人間関係を潤いのあるものにする
7. マナーの源(利他心の原点)
8. 自利自我(利己)は不要
9. 望まず求めず無の心を以って
10. 相手の大切を大切にする
11. 優しい心≒慈しむ心を持つ
12. 他人への感謝の心を忘れない
13. 観察や察知から生まれるもの
14. 相手を労う心無くして表わせず
15. 目配り・気配り・心配り無くして表わせず
16. 協調力無くして表わせず
17. 先見力無くしては表わせず
18. 立場転換無くして成り立たず
19. 伝え方、受け止め方が多種多様
20. 発動は、お互いの気持ちが交換可能な状態で
全ユーザーにとって時間管理と共にとても大切なのは報連相です。
「けじめ」と「思い遣り」
「おもてなし」「思い遣り」には、
その人の誠実さを表し示す「けじめ」(礼節)が不可欠です。
そこで「思い遣り」と「けじめ」の説明を短くまとめて載せました。
「思いやり(思い遣り)」
* 「思いやり」は一般的に
「その人の身になって考える事、察して気づかう事」
* 「思い遣り」は優しさと勘違いしかちですが優しさだけではありません。
* 「思い」は相手の気持ちになって考えたり、
共感したり・同情したりすることの意味
「やり(遣り)」は届ける・さし向ける・行うことをさします。
* 「思い遣る心」で接することが人として生きて行くために必要です。
* 「思い遣る心」は「思い遣り」と言われます。
「けじめ」
「けじめ」(けぢめ)は一般的に次のように言われています。
[1]物と物との相違。区別。差別。
[2]道徳や社会的規範に従って言動に表す区別。
節度ある態度。言動における節度。
師弟のけじめ・公私のけじめ
[3]次第に移り変わってゆく物事の、前と後の違い。
連続する物事などの境目。区切れ。
[4]隔て。しきり。
*「けじめ」とは、“今は、何をする時か?”をよく考えてすること。
*「今はなにをする時か」が分かっているかどうかのけじめ。
*「人に迷惑をかけているかいないか」のけじめ。
*「マナ-に反しているかどうか」のけじめ。
*「感謝の気持ちで物事を受け止めているかどうか」
*「言うべきことは言う」「言うべき時には言う」の「けじめ」が大切です。
*「褒める」「叱る」「諭す」は、「けじめ」の徹底に役立ちます。
「思い遣り」の現し方
☆ 些細なことにも心配りをする
☆ 相手の心と身体の健康に気配りする
☆ 気軽に相談に乗り共に考える(共有・共感)
☆ 親しみと明るさのある挨拶に心掛ける
☆ 相手の立場で話をしたり、聞いたりする
☆ 相手の話、気持ちを察しながら本気で、真剣に聞く
☆ 優しい態度、表情で接する
☆ 相手のためになることを考えて言動する
☆ 相手の将来を見据えた上で、厳しいことでも伝える etc.
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