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「子育て伴走室」を開設

昨夏から考えてきた企画が
この春いよいよopenします。
常設ではないのですが、公立小学校の一室をお借りして、
入学準備や新学期の準備をお手伝いします。

入学前にゼッケンを体操服に縫いつけたり、
算数セットの何十枚もある計算カード1枚1枚に名前を書いたり、
猫の手も借りたい!
入学準備は「修行」とも呼ばれるような大変な一大イベントです。

ですが、
「ゼッケン」って何?
何のために着けるの?背中に書くんじゃないの?サッカーのユニフォームみたいに…。
「1-1」ってどういうマークなのかしら?
日本の学校文化になじみのない人からすると不思議なことも
いろいろ多いイベントでもあります。

「1-1」がまさか1年1組のシンボルだなんて、
ええ、私も苦労しました。
子どものころに、学校内で「1ねん1くみ」の教室が見当たらず
校内迷子になって、連れていかれた「1-1」は「私の教室じゃない!」と言い張ったりした記憶が忘れられないくらいに脳にこびりついています。

子どもも、大人も、
外国育ちでも、日本育ちでも、
はじめての学校は不安いっぱいなのです。

そういうわけで、
お部屋をお借りする学校の入学生と在校生の保護者なら、
だれでも
プロジェクトひまわりの子育て伴走室を利用することができます。

ぞうきんを縫う、ゼッケンを縫いつける
文房具や持ち物すべてに名前を書く、
健康調査票や検診の手続き支援(やさしい日本語で通訳ですね)
学用品をどこで買いそろえるのかわからない人のお買い物も同行します。
子育て伴走室は0円(無料)で利用できるように仕組みました。
*買い物のお手伝いは0円ですが、品物の代金は実費必要です。

できることに限界はあるけれど、
大人が少しでも安心できると、子どもはお家で安心できるんじゃないかと
私たちは期待しています。

この結果は、また後日、4月末ころにお伝えします。

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