【短歌】木漏れ日の輝きはまだ見つからず あなたの視線 移動するまで

映画「PERFECT DAYS」を想いながら詠んだ短歌だ。木漏れ日は、どんな人の前にも平等に表れる。でも、人が木漏れ日を認知しなければ、その場その時の木漏れ日も存在しないも同然だ。禅のお話のようだ。森の中の木が倒れる話。誰も見ていない、誰も倒れる木の音を聞いていない。

視線を45度、上に傾けるだけで、美しさを発見できる。日常の木漏れ日を見よう、そして振り返ろう。そんな時のツールとして、短歌は強力だ。

それにしても、なぜヒトは、木漏れ日なんかに美しさを感じてしまうのだろうか? 進化心理学の視点から、とても興味深い。

他の候補:木漏れ日の輝きはまだ不存在 あなたの視線 移動するまで

2024/01/21


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