Project_H/読書日記

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最近の記事

【ネタ】『アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち』をChatGTPが紹介するとこうなる

GTP-4への質問として上のように入れました。 さて、その回答は? いいところまで行ってるけど惜しい…。やっぱり具体的な事象までは入らないようです。 本当の内容はどんなものでしょうか。 ぜひ、実際に手に取って確かめてください。

    • 【5月6日に読み始めたい】競馬小説5選

      偽りのウイナーズサークル本城雅人 競馬界の裏側に隠された衝撃の秘密を描いたミステリー小説です。ケンタッキーダービーで本命馬の誘拐未遂事件が起き、日本人調教師の小津海斗が救出に奮闘します。しかし、翌日、日本人騎手の竜見秀行が不審死を遂げます。二つの事件には、優勝馬の出自に関する疑惑が絡んでいました。海斗は、元馬喰の小林と協力して真相を追います。一方、海斗が育てた雑草馬・アカリノマキバオーは、最強馬・キングオベイロンと対決するチャンスを得ます。すべての謎は、東京競馬場で行われる

      • 【5月5日に読み始めたい】おとなも楽しめる小説5選

        銀河鉄道の夜宮沢賢治 ある夜、ジョバンニとカムパネルラは、銀河鉄道に乗って宇宙を旅することになります。彼らは様々な惑星を訪れ、異なる文化や価値観に触れます。旅を通じて、ジョバンニは自分の内面や人生の意味を考え、成長していきます。 グリム童話グリム兄弟 グリム童話は、グリム兄弟が収集し、編纂したドイツの民話の集です。シンデレラや白雪姫などの有名な物語から、知られざる物語まで、さまざまなテーマや教訓が描かれています。大人になっても楽しめる、奥深い物語が詰まっています。 ピータ

        • 【5月4日に読み始めたい】おすすめ書籍5選

          1Q84村上春樹 1984年という年に、青豆と天吾という二人の主人公が、それぞれの生活を送っているうちに、微妙に異なる世界に入り込んでしまいます。その世界は、空に月が二つあることから1Q84と呼ばれます。青豆は裏の仕事で男たちを殺害する女性で、天吾は予備校の講師で小説家でもあります。二人は幼い頃に出会って別れたままでしたが、1Q84の世界で再び惹かれ合います。しかし、その世界にはリトル・ピープルという不思議な存在や、さまざまな困難が待ち受けていました。二人はそれらを乗り越えて

        【ネタ】『アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち』をChatGTPが紹介するとこうなる

          【感想文】まだまだ総括する時期じゃない~「SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男」(徳間書店)

          訳者あとがきにもある通り、本書は大谷翔平の歴史というよりは「ベースボールそのものの発展」を明かしているともいえる。それはもちろん「2022年現在」という注釈がつくわけだけど。まだまだ総括する時期じゃない。 ああ、そんなことあったねえ、と思い起こしながら読むところが多かった。 現在地として書かれた本書の内容の持つ意味が確定するのは10年後、いや、20年後か。『マネーボール』と並ぶ名著と称されるかどうかの判断はそのときに下されるということで。

          【感想文】まだまだ総括する時期じゃない~「SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男」(徳間書店)

          【感想文】最高の最悪な読後感~「レッドクローバー」(幻冬舎)

          なんなんだ、このザラつきは。 途中からはこのザラつきが最後に晴れるのか晴れないのか、いや晴れるはずはない、晴れてほしくないとさえ思いながら読み進めた。こんな読後感の悪さは『白夜行』以来かも。 本作は自分にとってのまさきとしかデビュー作だった。北海道にゆかりのある作家には注目しているし、別の作品も手に取ろうと思わせてくれる。

          【感想文】最高の最悪な読後感~「レッドクローバー」(幻冬舎)

          【感想文】麻雀ストーリーはPRGで~「渚のリーチ!」(河出書房新社)

          狙って購入したわけではなく、出合ったのはふらっと入った某大型書店だった。「麻雀小説!?それも新刊の棚に!」という衝撃もあって購入した。 麻雀は嗜むけどプロリーグについてはよく知らないし、著者が札幌出身だったというのも知らなかった。 どの時点でPRG(仲間ができて、ともに戦って成長していく)要素が出てくるかと待ち構えていた。スポーツものとは一味違ったチーム戦の心理などが、麻雀ストーリーにはぴったりだから。 PRG要素が出てくるのは終盤戦。そこからは、とてもわかりやすいサク

          【感想文】麻雀ストーリーはPRGで~「渚のリーチ!」(河出書房新社)