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【秋吉台~mineto】Day24~25

山口県内のいろんなところの訪問してきました

山口県美祢市秋吉台に新しいスポットができたので訪問してきました。ディープな地元体験をするということをゲストハウスのコンセプトとしているので他地域でも体感する必要があると思い訪問しました。

もう一つ思うことがあり、18歳までの地元体験が地元の印象を決めるという仮説を持っていて18歳までに地元でどんな人と関わり、どんな体験をするかが大事だと思っています。

美祢市にminetoというのがあり面白い取り組みをしてるよということをやまぐち社会起業塾の同期のあこさんから教えていただいたので今日訪問させていただきました。

”塾だけど塾じゃない”美祢市公設塾「mineto」がオープンしました!|株式会社FoundingBase

「地域が好きな人を育む」というミッションが素敵でその取り組みを実際にこの目で見てみたいと思い訪問をお願いしました。

塾の開始時間が14:30ということからせっかく美祢にきたので秋吉台にいこうと思い秋吉台にも行きました。春にBBQで美祢に訪問したので半年ぶりになります。

10/21にオープンしたシエスタ秋吉台を訪問しました。

シエスタ秋吉台

無人店舗というのがこの新しいスポットの魅力の一つです。店内はとても広くコーヒーを飲みながら休憩することもできると思いますし、県内のいろんな事業者と提携した地元のお土産も自動販売機で楽しむことができます。



食事ができる自動販売機とデザートの充実


コーヒーを飲みながら休憩もできますね


お土産品も充実しています。

ちょうど運営をされていナインバレーの九谷社長もおられましたので短い時間ですがお話しすることができました。

ありがとうございます。

久々に秋吉台にきて思ったこと

秋吉台は山口県が世界に誇ることができる場所だと改めて思いました。スケールの大きさを感じることができました。この感動を伝えていくことが大事ですね。
県外の方も多く来ていました。

展望台から見える景色


ちょうど今日が放送日でした。。。

ただ展望台近くの駐車場は止めることができる車の数が少ないため昼過ぎには満車になり立往生していました。ちょうど季節的に良い時期を迎えたこともあるのかもしれませんが多くの県外ナンバーの方が多くひょっとしたら残念な印象を受けたかもしれません。

満車の駐車場

働き手不足は山口県の観光に大きな影響を与えているかもしれないなあと感じました。四季折々のいろんな景色を楽しませてくれるのも秋吉台の魅力なのでこのへんは対策が必要なのかもしれませんね。

市営駐車場に車を止めたのですが30分無料で30分を過ぎると500円でした。たまたま観光客の方が多かったので不満の声が聞こえてしまいました。。。

駐車場料金が100円~500円まであるのは現地でしかわからないため市営駐車場に止めたのち30分以内だからという理由で場所移動をしている観光客の方が何組かいました。いずれも県外ナンバーの方でしたので少しでもお得に駐車したい人にはもう少し親切な案内があったほうが良いのかもしれないなあと感じました。

特に秋芳洞にいかれる方は車を駐車されると思うのでゆっくり観光を楽しんでもらおうと思ったときに駐車することによるストレスを感じさせることは観光にとってマイナスなのかもしれません。※秋芳洞は入場料がかかりその収入はきっと観光資源を守るためにも大切な財源になると思うので。。。

秋吉台も国定公園であるため規制があるので厳しい面もあると聞きました。訪問する方が訪れやすくするための整備は必要なのかなと感じました。

14:00を過ぎたので約束させていただいてるminetoに向けて移動しました。

美祢市公設塾mineto

minetoとは?
子供たちが変化の激しい社会をたくましく生きていくためには、世の中の様々なことに興味を持ち、多様なバックグラウンドを持つ人たちと協働し、未知のことにも失敗を恐れずチャレンジする力が必要になります。
地域の方々の協力をいただきながら、子供たちの好奇心を引き出し、新しいことに挑戦する力を育てることで、自ら考え未来を生き抜く力を育む本市独自の取組として公設塾mineto(みねと)を令和3年秋から設置・運営しています。
公設塾minetoは、中学生を対象に週5日開設し、「挑戦のトビラ」「好奇心のトビラ」「知のトビラ」の3つの授業を実施しています。
「挑戦のトビラ」は主にPBL(問題解決型学習)や探究学習、「好奇心のトビラ」は社会を構成するテーマ(宇宙、音楽、スポーツなど)を教科横断的な視点で取り上げ興味関心を醸成する授業、「知のトビラ」は主に個別学習です。
minetoは、地域の方々と一緒に、子供たちの挑戦をサポートし、美祢市の未来のトビラを拓いていきます。

美祢市ホームページより

その授業が今日あるということだったので参加してみました。塾の参加対象者は美祢市の中学1年~3年生で運営は美祢市の地域おこし協力隊の皆さんがされています。

今日は運営メンバー3名と生徒が6名参加していました。※40名以上塾生はいるのですがインフルエンザと文化祭がある学校があるため参加者が今日は少ないとのことでした。

今日は地元の農家さんと進めているプロジェクトでポケットマルシェ(ポケマル)というアプリを使って生産者と消費者をつなぐプロジェクトで販売結果から次に行うアクションを考えようという内容でした。

お米を売るためのメッセージを中学生が考えて投稿しているんですよね。地元の農家さんの商品を地元の中学生がインタビューし販売につなげるこのプロジェクトの授業に今回参加させていただきました。

美祢市が今生産者と消費者をつなぐサービスとしてポケマルを推しているみたいです。

マクドナルドの事例を出して問題解決の方法を生徒たちは学んでいきます。

2015年に日本マクドナルドが過去最大の赤字を出して2021年にはスターバックスを超え、行きたいカフェ1位になるまでにどんなことをしたでしょう?という問いを与え考えていきます。

これって大人でも考えると面白い内容ですよね。


今回はフィッシュボーンチャートを使って考えてみようとのこと

なかなか本格的です。

そして問題の中には

変えられるもの
変えられないもの

という視点について教えていました。こういった思考の方法を教えているんだなあと感心してしまいました。

授業の終わりに生徒さん2人に質問をさせていただきました。

「なぜminetoに参加しようとおもったのか?」
「minetoのどんなところが楽しいのか?」

この2点について聞いてみました。
中学に入学するときにminetoの説明があるみたいで楽しそうだなという理由で参加したとのこと。
そしてとても楽しいとのことでした。

また先生にもどうしてminetoに参加したのかということを聞いてみました。4人の先生のうち山口県の出身者は1人です。このminetoの取り組みに共感し参加することを決め美祢市に移住したとのことでした。

すごい経験をしてるなと心の底から驚きを感じたともに参加する中学生の地元への想いが強く育まれていることを感じました。貴重な機会をいただきありがとうございました。

興味のある場所に行きそこで取り組んでいる人の話を聞くことはとても大事だなと改めて感じました。

おしまい。。。

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